#同期

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  1. 大学・学園

    体育会の熱気からずっと逃げてきた僕が、二年の春になぜか飛び込んだ大学のボート部。陸の上ではぼそぼそ喋る小柄な同期・葉山鈴は、朝霧の湖面に出た途端、別人みたいに鋭い号令で八人を一つにまとめる舵手だった。シーズン最後のレースの夜、誰もいない艇庫で、いつも号令をかける彼女の声が、はじめてほどけた。