社員旅行で行った箱根の温泉旅館で、若女将に酔い潰れた上司を一緒に介抱してもらったら夜が長くなった

こんにちは。31歳、都内のIT企業で働いてる者です。

去年の秋にあった話なんですけど、未だに信じられないというか、あれは夢だったんじゃないかって思うことがあるので、ここに書かせてもらいます。

うちの会社、毎年11月に社員旅行があるんですよ。で、その年は箱根だったんです。箱根湯本から登山鉄 道で少し上がった強羅のあたりにある、こぢんまりした温泉旅館。社員40人ぐらいの会社なんで、旅館一棟まるごと貸切みたいな感じでした。

正直、社員旅行って面倒くさいじゃないですか。上司に気を使って酒を注いで、カラオケで盛り上げ役やらされて。俺は別にコミュ障ってほどじゃないけど、いわゆる「中の下」ポジションの人間なんで。顔は――まあ、星野源の全盛期を3段階ぐらい地味にした感じって言えば伝わりますかね。身長172cm、体重は聞かないでください。

で、当日。箱根湯本駅に集合して、送迎バスで旅館に着いたんですけど。

玄関で出迎えてくれた人を見て、ちょっと固まりました。

着物姿の女性が深々とお辞儀してて、顔を上げた瞬間――橋本環奈、いや、ちょっと大人っぽくした橋本環奈。目がでかくて、肌が透けるように白くて、でも笑うとすごく人懐っこい感じの。身長は155cmぐらいかな。着物の上からでもわかるぐらい胸が大きくて、たぶんEカップはあったと思います。28歳って後で知りました。

(いや、旅館の人にときめいてどうすんだよ俺…)

そう思いつつも、部屋に案内される間、ちらちら見てしまう自分がいました。隣を歩いてた同期の田中が小声で「やばくね?あの若女将」って言ってきて、「な」としか返せなかった。

部屋に荷物を置いて、まず大浴場へ。露天風呂から見える山の紅葉がちょうど見頃で、11月中旬の冷たい空気と熱い湯のコントラストが気持ちよかった。

風呂から上がって浴衣に着替えて、18時から宴会。大広間に全員集まって、部長の長い挨拶を聞いて(毎年同じ話なんだけど)、乾杯。料理はさすが箱根の旅館だけあって、箱根山麓豚のしゃぶしゃぶとか、金目鯛の煮付けとか、かなり良かったです。

で、問題はうちの課長の村田さん。この人、普段は温厚でいい人なんですけど、酒が入ると別人になるタイプで。日本酒をガンガン飲んで、1時間もしないうちにベロベロになりました。

(あーこれ、またヤバいパターンだ…)

案の定、村田課長が立ち上がろうとしてよろけて、テーブルの上の料理をひっくり返しかけたんです。俺が慌てて支えて、「課長、ちょっと休みましょう」って言ったんですけど、酔っ払いに理屈は通じない。

「課長、部屋戻りましょう。ね?」

「だいじょぶだいじょぶ、まだ飲めるって〜」

いやもう全然大丈夫じゃないんですけど。そこに、さっきの若女将が来てくれたんです。

「お客様、よろしければお部屋までお連れしましょうか?お水もお持ちしますね」

課長は若女将の顔を見た瞬間、急にニヤニヤしだして。

「おねーさんきれいだね〜一緒に飲もうよ〜」

「ふふ、ありがとうございます。でもまずはお水を飲んでいただかないと」

すごいなと思ったのは、彼女がまったく嫌な顔をしなかったこと。慣れてるんだろうけど、笑顔のまま上手にかわして、俺と二人で課長を部屋まで運びました。廊下が長くて、酔っ払った大人の男を抱えて歩くのってけっこう大変なんですよ。

課長を布団に寝かせて、横向きにして(吐いたとき窒息しないように)、枕元に水を置いて。二人で部屋を出たところで、思わず同時にため息をつきました。

「すみません、うちの課長が…」

「いえいえ、よくあることですから。でも、あなたが気づいてすぐ動いてくれて助かりました」

「いやまあ、毎回やらかすんで慣れてて…」

「ふふ、大変ですね」

廊下の薄暗い照明の下で見る彼女の横顔が、宴会場で見たときよりずっと近くて、なんかドキドキしてしまった。着物の襟元から覗く白いうなじが目に入って、慌てて視線を逸らしました。

(落ち着け俺。旅館の人だぞ)

「あの、よかったらこのあと、ロビーのほうでお茶でもいかがですか?宴会場、もう片付け始めてるので」

「あ、はい。ぜひ」

即答でした。

ロビーの隅にある囲炉裏のそばのソファに座って、彼女が淹れてくれたほうじ茶を飲みながら話しました。

名前は教えてもらえなかった(旅館のルールで、お客様にはプライベートを話さないようにしてるんだそうです)けど、いろいろ聞けました。

もともと東京で不動産会社に勤めてたこと。去年、おばあちゃんが亡くなって、このまま旅館を畳むかって話になったとき、自分がやるって手を挙げたこと。

「東京の仕事は嫌いじゃなかったんですけど、ここで過ごした子供の頃の記憶がどうしても捨てられなくて」

「すごいですね、決断力が」

「いやー、周りからは『もったいない』って散々言われましたけどね。彼氏にも振られましたし」

「え」

「『箱根で旅館やるとか意味わかんない、俺は東京から出る気ないから』って。3年付き合ってたんですけどね」

さらっと言ったけど、目がちょっとだけ伏せられてた。

「その彼氏、見る目ないっすね」

「あはは、ありがとうございます。でもまあ、価値観の違いだから仕方ないかなって。…あ、私ばっかり喋っちゃった。あなたは?彼女とかいるんですか?」

「いないです。もう2年ぐらい」

「えー、優しそうなのに」

(それ、社交辞令のやつだよな…でもちょっと嬉しい自分がいる…)

そのとき、宴会から戻ってきた同期の田中が通りかかって、ニヤニヤしながら俺に耳打ちしてきた。

「おい宮崎、若女将と二人でなにイチャイチャしてんだよ。でもあの人、婚約者いるらしいぞ。さっき仲居さんに聞いた」

…婚約者。

心臓がストンと落ちた感じがしました。いや、別に何かが始まってたわけでもないし、旅館の人と客だし、当たり前だろって話なんですけど。

「あ、そろそろ部屋戻ります。今日はありがとうございました」

「あ、はい。おやすみなさい」

急にそっけなくなった俺に、彼女が少し戸惑った顔をしたのが見えた。でも、婚約者がいる人と話してて変な気持ちになるのは良くないと思って、逃げるように部屋に戻りました。

部屋では田中がもう布団に入ってて、「おつかれ〜」って言って5秒で寝やがった。

俺は全然眠れなかった。

布団の中でスマホを見ても頭に入ってこないし、目を閉じてもさっきの会話がぐるぐる回ってて。

(婚約者いるんだから、もう関わるなって。お前みたいな星野源の劣化版に何ができるんだよ)

結局、深夜1時過ぎに布団から出て、もう一回風呂に入ろうと思いました。この旅館、24時間入れる貸切の露天風呂が別棟にあるんですよ。予約制なんですけど、深夜は空いてて自由に使えると聞いてたので。

タオルを持って廊下を歩いて、別棟への渡り廊下を抜けて。露天風呂のドアを開けたら――。

湯気の向こうに、誰かいました。

長い髪を頭の上でまとめて、肩まで湯に浸かってる女性。振り向いた顔は、さっきまで話してた若女将でした。

「あっ、すみません!」

慌てて目を逸らして、ドアを閉めようとしたんですけど。

「あ、待って。…大丈夫ですよ、どうぞ」

「いや、でも…」

「ここ、もともと混浴なんです。お客様用に時間帯で分けてるだけで。私もたまに仕事終わりに入らせてもらってて」

俺はドアの前で固まったまま、どうしていいかわからなかった。

「…さっき、急にいなくなったの、気になってたんです」

その声が、さっきまでの接客モードじゃなくて、もっと柔らかい、素の声だった。

結局、タオルで前を隠しながら入りました。岩で仕切られた露天風呂で、彼女とは2メートルぐらい離れて座った。11月の夜風が冷たくて、湯面から立ち上る湯気が月明かりでぼんやり光ってました。

しばらく無言が続いて。

「あの…田中さんに何か言われましたか?」

「…婚約者がいるって聞いて」

「ああ…」

彼女が小さく笑った。笑ったんだけど、寂しそうな笑い方だった。

「半年前に破談になりました」

「え?」

「地元の人で、旅館を継ぐなら結婚しようって言ってくれた人がいて。でも…蓋を開けてみたら旅館の経営権が目当てだったみたいで」

「…」

「借金の担保にされそうになって、おばあちゃんの知り合いの弁護士さんに相談して、なんとか破談にしてもらったんです。仲居さんたちには婚約の話だけ伝えてて、破談のことはまだちゃんと話してなくて」

とんでもない話だった。東京の彼氏に振られて、旅館を守ろうとしたら今度は金目当ての男に引っかかって。

「大変だったんですね…」

「あはは、ほんと笑えないですよね。私って男を見る目がないのかなって」

笑ってるけど、声が少し震えてた。

(いや待て。こういうときに「俺は違う」とか言い出すのが一番キモいやつだろ。落ち着け)

でも、次の瞬間、彼女がこっちを向いて言ったんです。

「さっき、課長さんを一緒に運んでくれたとき、思ったんです。この人、見返りとか考えないで動ける人だなって」

「いや、それは単に課長がいつも迷惑かけてるから申し訳なくて…」

「そういうところです」

彼女が立ち上がった。湯気の向こうに、白い肩と、鎖骨から下の曲線が見えて、俺は反射的に目を逸らしました。

「…見てもいいですよ」

「え」

「逸らさないでほしいなって、思って」

心臓がバクバクいってた。湯気越しに目が合って、彼女がゆっくりこっちに歩いてきた。湯の中を、一歩、また一歩。

距離がなくなって、目の前に彼女の顔があった。睫毛に湯気の水滴がついてて、頬が湯気と、たぶんそれだけじゃない理由で赤くなってた。

「…キスしてもらえますか」

「…いいんですか、俺なんかで」

「俺なんかとか言わないでください。私が決めてるんですから」

その言葉で、なんか全部どうでもよくなった。星野源の劣化版とか、婚約者がどうとか、客と旅館の人だとか。

唇を重ねました。

最初はそっと触れるだけだったのが、彼女のほうから舌を入れてきて、俺も応えた。湯の中でお互いの体が密着して、彼女の胸が俺の胸板に押しつけられる感触が、もうダメだった。

「…ここじゃまずくないですか」

「…奥に、使ってない部屋があるんです」

彼女が俺の手を引いて、脱衣所で適当にバスタオルを巻いて、旅館の奥のほうへ。従業員用の通路を抜けた先に、小さな和室があった。布団が一組敷いてあって、たぶん彼女が仮眠に使ってる部屋だった。

ドアを閉めた瞬間、もう我慢できなくて、後ろから抱きしめました。

「ん…っ」

バスタオル越しに触れる体が柔らかくて、温泉上がりの肌がすべすべで。うなじに唇をつけると、小さく震えた。

「…名前、教えてもらえませんか」

「…千秋。みんなにはちーちゃんって呼ばれてます」

「千秋さん…」

「さん付けはいいです。千秋って呼んで」

バスタオルを外すと、さっき湯気越しにしか見えなかった体が、目の前にあった。温泉の残り香がする肌。予想通り大きな胸は、形がきれいで、先端がうっすらピンクだった。

「すごい…きれいだ…」

「やだ、まじまじ見ないでよ…」

恥ずかしそうに腕で隠そうとするのを、そっと外して、胸に触れた。柔らかい。手のひらに収まりきらない大きさで、指を沈めるとふわっと押し返してくる弾力があった。

「ん…あ…」

布団の上に横たわって、キスしながら胸を揉んだ。乳首を親指でなぞると、みるみる硬くなって、千秋が小さく声を漏らした。

「あ…そこ、弱いの…」

「ここ?」

つまむように触ると、千秋の体がびくっと跳ねた。

「ん…っ、意地悪…」

口に含むと、甘い声が大きくなった。片方を舐めながらもう片方を指で転がすと、千秋が俺の頭を抱え込むようにしてきた。

手を下に滑らせると、もう濡れてた。温泉の水分じゃない、とろっとした感触が指に絡んだ。

「あ…恥ずかしい…こんなになってるの、バレちゃう…」

「バレてる」

「…バカ」

クリトリスを指の腹で円を描くように触ると、千秋の腰が浮いた。太ももがぎゅっと閉じて、俺の手を挟み込んできた。

「あっ…そこ…やば…っ」

中に指を入れると、熱くて、きゅっと締まった。ゆっくり動かしながら、親指でクリを刺激し続けると、千秋の呼吸がどんどん荒くなっていった。

「あ、あ…ダメ…もう…っ」

体を反らして、声を殺すように唇を噛んで、千秋がイった。ぎゅうっと指を締め付けてきて、体が細かく震えてた。

「…大丈夫?」

「…うん…すごかった…。ねえ、入れて…」

「えっ、でもゴムが…」

「待って、あるの」

千秋が枕元の引き出しから箱を出した。未開封のコンドーム。

「…なんで持ってるんですか」

「仲居のおばちゃんが『若女将もそろそろいい人見つけなさい』って置いてったの。余計なお世話すぎて困ってたんだけど…まさか使うことになるとは」

(仲居のおばちゃん、グッジョブすぎる)

ゴムをつけて、千秋の上に覆いかぶさった。目が合って、千秋がこくんと頷いた。

ゆっくり入れていくと、さっき指で感じた以上に熱くて、きつかった。

「ん…あぁ…おっきい…」

「痛くない?」

「大丈夫…ゆっくりなら…」

奥まで入った瞬間、千秋が息を吸い込んで、俺の背中に爪を立てた。しばらくそのまま動かないでいると、千秋が腰を小さく揺らし始めた。

「…動いて…いいよ…」

ゆっくり腰を引いて、また押し込む。二度、三度と繰り返すうちに、千秋の中がだんだん馴染んできて、滑らかになっていった。

「あ…ん…きもちいい…」

(これ、ほんとに現実なのか…?箱根の温泉旅館で、こんなきれいな人と…俺が…?)

信じられない気持ちと、とんでもなく気持ちいいのと、千秋に触れている実感と、全部が混ざってわけわからなくなってた。

ペースを上げると、千秋の声が変わった。さっきまでの控えめな声じゃなくて、もっと甘くて、切なくて。

「あっ、あっ…そこ…いい…っ」

「千秋…」

「名前…もっと呼んで…」

「千秋、千秋…」

名前を呼ぶたびに、中がきゅっと締まるのがわかった。千秋が俺の首に腕を回して、引き寄せてきた。額と額がくっついて、お互いの吐息が混ざる距離で。

「ねえ…今日だけの人にならないでね…」

その言葉で、胸が痛くなった。この人は何回も人に裏切られてきて、それでも俺にそんなことを言ってくれるのかと思ったら。

「ならない。絶対ならない」

そう言ったら、千秋の目から涙がぽろっと落ちて、慌ててキスで塞いだ。

そこからは夢中だった。体位を変えて、千秋が上に乗った。腰を振る千秋の顔を下から見上げると、目がとろんとして、髪がばさっと頬にかかって、月明かりが窓から差し込んで肌を照らしてて。

「あ…ん…奥に当たって…っ」

腰を掴んで突き上げると、千秋が声を上げて仰け反った。胸が目の前で揺れて、我慢できなくなって起き上がって吸い付いた。

「あっ…そんな、一緒にされたら…もうダメ…っ」

「俺も…そろそろ限界…」

「一緒にイって…お願い…」

腰の動きが速くなって、千秋が俺にしがみついてきて、体が密着した状態で最後の数回、深く突いた。

「あああっ…イく…っ…!」

千秋の中がぎゅうっと締まって、その瞬間に俺もイった。体の奥から搾り出されるような快感が走って、しばらく二人とも動けなかった。

「はぁ…はぁ…」

「…すごかった…」

額の汗を拭って、ゆっくり抜いて、ゴムを外して結んだ。千秋が俺の胸に頭を乗せてきて、そのまま抱きしめた。温泉と汗の匂いが混ざった彼女の髪の匂いが、やけに心地よかった。

「ねえ…もう一回…してもいい?」

「…マジで?」

「だって…久しぶりすぎて…足りないの…」

2回目は、さっきより余裕ができた分、お互いの反応を確かめる余裕があった。千秋の弱い場所がわかってきて、耳の後ろにキスすると声が大きくなること、奥を突くときにゆっくり押し込むと体が震えること。

千秋のほうも俺の反応を見てて、中で締めるタイミングを合わせてきたり、腰を回すように動いたりしてきて、それがまたとんでもなく気持ちよかった。

2回目が終わった頃には、窓の外がうっすら明るくなり始めてた。時計を見たら4時半。

「やば…朝飯の準備とかないの?」

「6時半からだから…もうちょっとだけ…」

千秋が俺の腕の中で小さくなって、目を閉じた。

「ねえ、連絡先…交換してくれる?」

「もちろん」

「東京からだと、ロマンスカーで1時間半ぐらいでしょ?来てくれる…?」

「行く。毎月でも行く」

「毎月って…大げさ…」

「大げさじゃないよ。新宿からロマンスカーで箱根湯本まで85分、特急料金1100円。調べ済みです」

千秋がぷっと吹き出した。

「いつ調べたの、それ」

「さっき、寝る前にスマホで…」

「えっ、あのとき?婚約者いるって聞いて逃げたくせに?」

「…いや、その、もし婚約者がいなかったらって、万が一の妄想で…」

「ばーか」

そう言って、千秋が笑いながら俺にキスしてきた。

5時過ぎに部屋を出て、従業員通路をこっそり戻って、大浴場で顔を洗って、何食わぬ顔で自分の部屋に帰りました。田中はまだ爆睡してた。

朝食の時間、千秋は完璧な若女将の顔で配膳してた。俺の前にお味噌汁を置くとき、ほんの一瞬だけ目が合って、口角がちょっとだけ上がったのを、たぶん俺しか気づいてなかった。

(…あ、俺これ完全に落ちてるわ)

チェックアウトのとき、玄関で深々とお辞儀する千秋に「お世話になりました」と頭を下げて、バスに乗った。スマホを見たら、LINEが来てた。

「昨日はありがとうございました。次は、お客さんとしてじゃなくて来てくださいね」

その翌週の土曜日、俺は本当にロマンスカーに乗って箱根に行きました。

あれから8ヶ月。月2回のペースで箱根に通ってます。最近は千秋のほうが月1で東京に来ることもあって。新宿で待ち合わせて、居酒屋行って、俺のワンルームに泊まって。先月、千秋が「こっちに来ない?」って言い出して、正直めちゃくちゃ迷ってます。IT企業辞めて箱根で旅館の手伝いするって、ぶっ飛んでるのはわかってるんですけど。

でも、あの夜の露天風呂で見た千秋の横顔を思い出すと、答えはもう出てる気がしてます。

田中には「お前マジかよ」って言われてますけどね。


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