これ書くか迷ったんだけど、もう2年前の話だし、あの子ももう社会人になってるはずだから、ちょっと吐き出させてください。
当時、俺は27歳。新橋のIT企業で法人営業やってて、年収は480万くらい。顔面はまあ、よく言って「平均」。身長174で、会社の女の先輩には「髪型もうちょっとなんとかすれば見れるのに」って言われるレベル。染谷将太に似てるって言われたことあるけど、たぶん目が細いってだけ。彼女いない歴1年3ヶ月。前の彼女にLINEで振られてからずっと引きずってた。
で、その年の9月、有給が溜まりすぎて上司に「頼むから消化してくれ」って言われたんで、思い切って一人旅に出た。行き先は能登半島。金沢から「のと里山海道」をレンタカーで北上して、輪島の手前の小さな漁村にある民宿を予約してた。一泊二食付きで8,500円。じゃらんで星4.2。レビューに「魚が信じられないくらい美味い」って書いてあったのが決め手だった。
到着したのは15時過ぎ。漁港のすぐ裏手にある、木造2階建ての古い民宿だった。「浜風荘」って看板がちょっと傾いてて、味がある。
玄関を開けたら、帳場に誰もいなかった。
(あれ…予約してんだけどな…)
「すみませーん」って声かけたら、奥からバタバタ走ってくる足音がして。
「あっ、すみません!お待たせしました!」
出てきたのは、エプロンつけた若い女の子だった。
第一印象は、浜辺美波を少しだけ素朴にした感じ。ていうか浜辺美波が化粧落として髪を無造作に一つ結びにしたらこうなるんじゃないかっていう。身長は158くらいで、エプロンの上からでもわかるくらい胸がある。たぶんEはあった。顔は色白で、唇がぷっくりしてて、なんていうか、こういう子が田舎の民宿にいるのかよって思った。
「ご予約の…えっと…」
「あ、はい。新橋から来ました、一泊で」
「ありがとうございます!あの、今日ちょっと女将…母が体調崩しちゃって、私が対応させてもらってるんですけど…不慣れですみません」
名簿に記入しながら聞いたら、彼女は大学3年の21歳で、夏休みの間だけ実家の民宿を手伝ってるんだと。普段は金沢の大学に通ってて、専攻は日本文学。
(日本文学専攻って…なんかいいな)
部屋に案内されて、6畳の和室。窓の外は日本海で、漁船が何隻か停まってた。波の音がすごい近い。都内じゃ絶対聞けない音だ。
荷物を置いて、近くを散歩した。漁港の防波堤に座ってぼーっと海を見てたら、スマホに天気予報の通知が来た。
「台風14号、石川県に接近中。明日未明から暴風域に入る見込み」
(は?)
慌ててじゃらんで確認したら、翌日のレンタカー返却は無理っぽい。道路封鎖の可能性もある。宿に戻って相談したら、
「あー…台風ですよね。延泊全然大丈夫ですよ。むしろ今日、他のお客さんキャンセルになっちゃって…お客さん一人なんです」
「え、俺だけ?」
「はい…すみません、静かすぎるかもですけど」
静かすぎるどころじゃない。客が俺一人で、女将は寝込んでて、対応してるのはこの子だけ。なんだこの状況。
(いや、別に何も起きないだろ。普通に飯食って寝るだけだ)
夕飯は18時から、食堂で。テーブル席が4つある小さな食堂に、俺だけ。彼女が料理を運んできてくれた。
刺身の盛り合わせ、ブリの照り焼き、サザエのつぼ焼き、能登の塩を使った浅漬け。あと白米がやたら美味い。
「これ、マジで美味いですね…」
「ほんとですか?よかった…!あの、刺身はお昼に漁港で直接仕入れたやつなんです」
「え、仕入れも自分で?」
「母がダウンしちゃったんで…でも漁師のおっちゃんたちが親切で、いいの選んでくれたんですよ」
なんか、すごいなこの子。21歳で宿を一人で回してるって。俺が21の時なんか、サークルの飲み会で潰れてた記憶しかない。
「あの…よかったら、お酒飲みます?能登のお酒あるんですけど」
「あ、いいんですか。じゃあぜひ」
彼女が持ってきたのは「宗玄」の純米吟醸だった。一合780円。
「私もちょっとだけ…いいですか?お客さん一人だし」
「もちろん。てか、一人で飲んでても寂しいだけなんで助かります」
こうして、食堂のテーブルで向かい合って飲み始めた。台風の前の静けさっていうのか、外は風がちょっと強くなってきてたけど、まだ雨は降ってなかった。
最初はぎこちなかったんだけど、日本酒が2杯目に入ったあたりから彼女がよく喋るようになった。
「私、ほんとはこの宿継ぎたくないんですよ」
「え、そうなんだ」
「金沢で就職して、できれば東京にも行きたくて。でも母が一人で…父は私が中学の時に亡くなってて」
「そっか…それは大変だな」
「大変っていうか…罪悪感?この宿、父が建てたんですよ。それを捨てるみたいで」
急に重い話になった。でも、酒の力もあってか、彼女はどんどん話してくれた。地元の同級生はほとんど金沢か富山に出てしまったこと。宿の経営が年々厳しくなってること。母親が「好きにしなさい」って言うけど、その目が全然好きにしろって言ってないこと。
「なんか…俺も似たようなことあったわ。親の期待と自分のやりたいことが違うってやつ」
「え、そうなんですか?」
「うちの親父、地元で工務店やってて、俺に継がせたかったんだけど、俺はITやりたくて東京出てきた。最初の2年くらい口きいてもらえなかった」
「…今は?」
「今は普通。正月に帰ると親父が焼酎出してくれるようになった。時間が解決するってのはあると思う」
「…ありがとうございます。なんか、そういう話してくれる人、周りにいなくて」
彼女が少し目を潤ませた気がして、俺は慌てて話題を変えた。日本文学の話。太宰が好きだって言うから、「斜陽」の話で盛り上がった。俺は大学で経営学だったけど、太宰は高校の時にハマって全集読んでたから、意外と話が合った。
「えっ、太宰好きなんですか?営業マンなのに?」
「営業マンは太宰読んじゃダメなの?」
「あはは、そういう意味じゃないです。でもなんか意外で…嬉しいです」
気づいたら21時を回ってた。彼女が「お風呂沸いてますよ」って言ってくれて、俺は一旦引き上げた。
風呂は家庭用よりちょい大きいくらいの檜風呂だった。窓を開けると潮の匂いがして、風がびゅうびゅう鳴ってた。台風が近づいてるのがわかる。
風呂から上がって部屋に戻ると、布団が敷いてあった。枕元に小さなメモが置いてあって、「おやすみなさい。何かあったら1階の囲炉裏の間にいます」と書いてあった。丸い字だった。
(…いい子だな)
正直、寝れなかった。台風の風がどんどん強くなって、建物がミシミシ言い出して。あと、さっきの会話がずっと頭の中をループしてた。あの子の「そういう話してくれる人、周りにいなくて」って言葉が。
(いや、待て。俺は何を考えてるんだ。客だぞ。相手は21だぞ。6つ下だぞ)
でも、あの泣きそうな目を思い出すと、なんか胸がざわざわした。
0時を過ぎた頃、どうにも眠れなくて、水でも飲もうと思って1階に降りた。
囲炉裏の間に明かりがついてた。彼女が、炭を入れた囲炉裏の前で文庫本を読んでた。裸足で、大きめのTシャツにショートパンツ。さっきまでのエプロン姿と全然違う。
「あ…眠れないですか?」
「うん、風がすごくて。…そっちも?」
「私は台風の日はいつもここにいるんです。建物が心配で」
「一人で?」
「…一人で」
その「一人で」の言い方が、なんか刺さった。
「じゃあ、俺もここにいていい?」
「…はい。お茶、入れますね」
囲炉裏の火が、彼女の横顔をオレンジ色に照らしてた。文学的な表現は苦手なんだけど、マジで綺麗だった。嘘じゃなくて。
お茶をもらって、囲炉裏を挟んで座った。外は暴風で、時々すごい音がする。でも囲炉裏の間だけ妙に穏やかだった。
「あの…さっきの話の続き、聞いてもいいですか」
「親父の話?」
「いえ…東京に出て、寂しくなかったですかって聞きたくて」
「…めちゃくちゃ寂しかったよ。最初の半年は毎週末、地元に帰りたいって思ってた」
「…やっぱり」
「でもさ、寂しいのと後悔は違うんだよ。寂しかったけど、戻りたいとは思わなかった。それでいいんじゃないかな」
彼女がじっと俺を見てた。囲炉裏の火が揺れて、彼女の目が潤んでるように見えた。
「…私、泣きそうです」
「え、ごめん、なんか変なこと言った?」
「変じゃないです。…嬉しいんです。ちゃんと迷っていいんだって思えて」
彼女が目を拭った。俺はどうしていいかわからなくて、お茶を啜った。
その時、ものすごい突風が吹いて、窓がガタガタッと鳴った。彼女が「ひっ」って声出して、反射的に俺の腕を掴んだ。
「…ごめんなさい、つい…」
「いや、大丈夫。けっこう怖いよな、これ」
彼女の手が震えてた。離さなかった。俺も、離せなかった。
(これ、ダメだろ。客だぞ俺は)
頭ではそう思ってた。でも手を離す理由が見つからなかった。
「…あの」
「ん?」
「こうしてて…いいですか。もう少しだけ」
「…いいよ」
しばらく、そのまま並んで座ってた。炭がパチッと爆ぜる音がして、外の風がゴオオって鳴ってた。彼女の肩が俺の肩に触れてた。Tシャツ越しに体温が伝わってきて、なんか、すごくドキドキした。27歳にもなって、腕を掴まれただけでこんなにドキドキするのかよって自分でも呆れた。
「…あったかいですね」
「囲炉裏?」
「…人の体温」
(…もう無理だろこれ)
俺は彼女の方を向いた。彼女も俺を見てた。近い。顔が近い。囲炉裏の火で頬がオレンジ色で、唇がちょっと開いてて。
「…キスしていい?」
我ながら直球すぎたと思った。でもそれしか言葉が出てこなかった。
彼女は何も言わずに、目を閉じた。
唇が触れた。柔らかかった。少し日本酒の味がした。5秒くらいで離したら、彼女が目を開けて、
「…もう一回」
って言った。
二回目は長かった。舌が触れて、彼女が小さく「ん」って声を出した。俺の手が自然に彼女の腰に回ってた。Tシャツの下の肌が、想像よりずっと柔らかくて、指先が震えた。
「…部屋、行こうか」
「…はい」
囲炉裏の火を落として、2階に上がった。俺の部屋。布団が一組。外は暴風雨。台風のど真ん中。
(これは台風のせいだ。台風が悪い。俺は悪くない)
そんな言い訳を頭の中で並べながら、でも手は止まらなかった。
布団の上で向かい合って座って、また唇を重ねた。今度は最初から深いキスだった。彼女の手が俺のTシャツの裾を掴んでて、そのぎゅっとした力が、言葉より雄弁だった。
「…怖いです、ちょっと」
「やめる?」
「やめないでください」
その言い方がずるかった。
彼女のTシャツを脱がした。下に何もつけてなかった。ブラしてなかったのかよって一瞬フリーズした。
(寝る格好だったんだから当たり前だろ…落ち着け…)
白い肌に、想像以上の胸があった。Eカップって書いたけど、実際はFだったかもしれない。形が綺麗で、薄いピンク色で。
「すごい…」
「…そんな見ないでください…恥ずかしい…」
彼女が腕で隠そうとするのを、そっと下ろした。
「綺麗だよ。マジで」
「…っ」
胸に触れた。柔らかくて、手のひらに収まりきらない。指で乳首に触れると、彼女が息を詰めた。
「あ…っ」
キスしながら胸を触って、もう片方の手で腰を抱いた。彼女の手が俺の背中に回って、爪が少し食い込んだ。
ショートパンツを下ろした。下着は白のコットンで、なんかそれがまた21歳って感じがしてドキッとした。
「触っていい?」
「…うん」
下着の上から触ると、もう濡れてた。指を滑らせるたびに彼女が太ももをぴくっとさせる。
下着をずらして直接触れた。
「んっ…あっ…」
「気持ちいい?」
「…わかんない…でも、止めないで…」
クリに指を当てて、ゆっくり円を描くように動かした。彼女が俺の肩に額を押し付けて、だんだん呼吸が荒くなっていく。
「あっ…やば…なにこれ…っ」
「大丈夫、力抜いて」
「む、無理…っ…なんか…来る…っ」
彼女の体がびくんと震えて、俺の肩に爪を立てた。小さく「あっ」って声を漏らして、しばらく動かなかった。
「…はぁ…はぁ…」
「…いった?」
「…たぶん…こんなの初めて…」
「え、初めてって…」
「…経験、ないです。ちゃんとしたの」
マジか、と思った。21歳で経験なし。いや、別に珍しくはないのかもしれないけど、この状況で言われると、ちょっと立ち止まった。
「…やめとく?無理しなくていいよ」
「やめたくないです。…あなたがいいんです」
その「あなたがいい」が、今でも耳に残ってる。
財布からコンドームを出した。旅行前に「まあ一応」と思って入れておいたやつ。こういうのが役に立つ日が来るとは思ってなかった。
「痛かったら言って。すぐ止めるから」
「…はい」
正常位で、ゆっくり入れた。彼女が息を止めた。
「…っ…痛い…」
「止めようか」
「…ちょっと待って…大丈夫…もうちょっと…」
彼女が俺の手を握った。ぎゅっと。その力が痛いくらいだった。
少しずつ入れて、全部入った時、彼女が長く息を吐いた。
「…入った…」
「動いていい?」
「…ゆっくり…」
ゆっくり動いた。彼女の顔を見ながら、痛がってないか確認しながら。最初は眉を寄せてたけど、だんだん表情が緩んできて。
「あ…ん…」
「痛い?」
「ううん…なんか…気持ちいいかも…」
その言葉で、俺のリミッターが外れた。ゆっくりだけど、奥まで突くように動いた。彼女の中が熱くて、きつくて、頭がぼーっとした。
「あっ…あっ…んっ…」
「やば…気持ちいい…」
彼女が俺の首に腕を回してきた。密着して、耳元で息遣いが聞こえる。外は台風で、窓がガタガタ鳴ってて、でも布団の中だけ別世界だった。
「もっと…もっと動いて…っ」
少しペースを上げた。彼女の声が大きくなる。
「あっ…あんっ…すごい…っ」
「…そろそろ出そう…」
「…いいよ…出して…」
腰を押し付けて、中で果てた。ゴム越しでもわかるくらい、たくさん出た。体の力が抜けて、彼女の上に崩れ落ちそうになった。
「はぁ…はぁ…」
「…すごかった…」
抜いて、ゴムを外して、ティッシュで処理した。彼女の目が潤んでて、でも泣いてるんじゃなくて、なんかぼんやり幸せそうな顔をしてた。
「…痛かったけど…嬉しかった」
「…ごめん。もっと上手くできたら良かったんだけど」
「ばか。上手いとか下手とかじゃないです」
そう言って、彼女が俺の胸に頬をつけた。心臓の音、聞こえてたと思う。めちゃくちゃ速かったはず。
しばらくそうしてたら、彼女が顔を上げて、
「…もう一回、したいです」
「え、大丈夫なの?痛くなかった?」
「痛かったけど…もう一回。今度はもっと気持ちよくなりたい」
2回目は、彼女が上に乗った。自分のペースで動きたいって言って。最初はぎこちなかったけど、だんだんコツを掴んだのか、腰の動かし方が変わってきた。
「あ…ここ…いい…っ」
さっきより明らかに感じてた。声も大きくなって、自分から腰を押し付けてくる。
「そんな動いたら…もたないんだけど…」
「我慢して…もうちょっと…っ」
俺は彼女の腰を掴んで、下から突き上げた。彼女が背中を反らして、
「あっ…だめ…いっちゃう…っ」
彼女の中がぎゅっと締まって、体がガクガク震えた。その締まりに耐えられなくて、俺もそのまま果てた。
「はぁ…はぁ…」
「…すごかった」
「…うん」
2回目が終わって、並んで天井を見てた。台風の音が少し弱くなった気がした。時計を見たら3時半。
「…ねえ」
「ん?」
「明日も…ここにいてくれますか」
「台風だから嫌でもいるよ」
「…台風じゃなくても?」
「…」
その質問に、俺は答えられなかった。東京に戻ったら、また新橋のオフィスで法人営業だ。能登の民宿と新橋は、電車で4時間以上離れてる。
「…ごめんなさい。変なこと聞きました」
「変じゃないよ。…ちょっと考えさせて」
彼女が俺の腕の中に収まって、そのまま眠った。小さな寝息を聞きながら、俺はずっと天井を見てた。
翌日、台風は午前中に通過した。嘘みたいな青空が出て、海がキラキラ光ってた。
朝食を作ってくれた彼女は、昨夜と打って変わって、ちょっとよそよそしかった。味噌汁を置く手が少し震えてた。
(あぁ、気まずいのか。そうだよな)
「あの…昨日のことは…忘れてもらって…」
「忘れないよ」
彼女が顔を上げた。
「忘れたくない。…LINE交換してくれない?」
「…え」
「能登と東京は遠いけどさ。新幹線と車で4時間ちょいだろ。月1は来れると思う」
「…本気ですか?」
「俺、嘘つくの下手だから。見たらわかるだろ」
彼女が、味噌汁のお椀を持ったまま泣き出した。
「…っ…味噌汁こぼれる…」
「先にお椀置こうか」
二人で笑った。朝の光が食堂に差し込んで、昨夜の台風が嘘みたいだった。
チェックアウトの時、延泊分の宿泊費を渡そうとしたら、
「いりません」
「いや、それは…」
「じゃあ、次来た時に払ってください。…次、ありますよね?」
「…来月来る」
「…待ってます」
レンタカーに乗って、バックミラーで手を振る彼女が見えなくなるまで走った。のと里山海道に入ったあたりで、涙が出た。27歳の男が運転しながら泣いてんだから、我ながら情けない。
あれから2年経った。彼女は去年の春に金沢の大学を卒業して、結局、東京の出版社に就職した。いま、品川の俺の部屋で一緒に住んでる。
浜風荘は女将さんが引退して、今は地元のNPOが管理する宿泊施設になったらしい。彼女は時々それを寂しそうに話すけど、「でも父の建てた建物が残ってるから、それでいい」って言ってた。
去年の秋、二人で能登に行った。台風の季節に。別にわざとじゃなくて、たまたまその日程しか休みが合わなかっただけなんだけど。
浜風荘の前に立った時、彼女が俺の手を握って、
「ねえ、覚えてる?台風の夜」
「忘れるわけないだろ」
「…あの夜、台風が来なかったら、私たち会えてなかったかもね」
「そうだな。台風に感謝だな」
「…うん」
台風のせいにして始まった関係だけど、台風が去ったあとも続いてる。それだけで、十分だと思ってる。
長くなったけど、読んでくれてありがとうございます。