大学デビューに失敗した俺が、なぜかサークルの先輩に気に入られて週3で呼び出されるようになった話

どうも。今は社会人3年目なんですけど、大学2年のときの話をさせてください。

俺のスペックから言うと、身長171cm、体重は当時60kgぐらい。顔は中の下…いや、下の上かもしれない。高校まで彼女いない歴=年齢で、大学に入ったら変わるだろうと思って横浜の大学に進学したんですけど、まあ見事に何も変わりませんでした。

入学式でLINE交換した女の子5人、全員既読スルー。新歓コンパで隣に座った子には「あ、ごめん私あっち呼ばれてるから」って3分で逃げられる始末。

(大学デビュー、完全に失敗じゃん…)

それでも何かしなきゃと思って、2年の春にテニスサークルに入りました。テニスなんて中学の体育でしかやったことないのに。

入ってみたら案の定、サークルっていうより飲みサーに近い感じで、テニスは月1回やるかやらないか。でも人間関係が面倒じゃなくて、俺みたいな地味なやつでも居場所はあったんです。

問題は――いや、問題っていうか事件の発端は、3年の先輩でした。

名前は伏せますけど、みんなからは「みーさん」って呼ばれてた人です。

初めて会ったのは新歓のBBQで、遅刻して行ったら火起こしを手伝わされたんですけど、隣にいたのがみーさんでした。

第一印象は「え、この人サークルにいるレベルじゃなくない?」です。身長163cmぐらいで、髪はダークブラウンのゆるいウェーブ。顔はちょっと今田美桜に似てて、目がくりっとしてるのに笑うとすごく柔らかくなる感じ。スタイルもやばくて、たぶんEカップはあった。Tシャツの上からでもわかるぐらい。

(なんでこんな人がこんなゆるサーに…)

「あの、炭ってどこにありますか」

「ん?あーそこの袋。…てか君、新入り?見ない顔」

「あ、はい。2年なんですけど途中から入って」

「へー、珍しいね。名前は?」

「あ、えっと…」

名前を言うと、みーさんは「ふーん」って言って笑いました。

「よろしくね。私みーって呼ばれてるから、みーさんでいいよ」

「あ、はい、みーさん。よろしくお願いします」

「固いなー。ま、いいけど」

それだけの会話でした。正直、顔がタイプすぎて心臓バクバクだったけど、こういう人は自分とは別世界の人間だって思ってたので、それ以上は何も考えませんでした。

ところが1週間後、サークルのLINEグループとは別に、みーさんから個別にLINEが来たんです。

『今週の土曜ひま?買い物付き合ってくんない?』

は?

いや、なんで俺?って思いました。マジで意味がわからなかった。サークルには他にイケメンもいるし、なんなら先輩にもかっこいい人いるのに。

とりあえず暇だったので「大丈夫です」って返したら、横浜駅の西口で待ち合わせることになりました。

土曜日。横浜駅に行くと、みーさんは白いブラウスにデニムのスカートで立ってて、普段のTシャツ姿とは全然違う雰囲気でした。

「あ、来た来た。お待たせ」

「全然待ってないです。…てか、何買うんですか?」

「えーとね、弟の誕生日プレゼント。何がいいかわかんなくて」

「それ、俺に聞きます?」

「だって男の子の感覚知りたいし。弟高2だから、君に近いでしょ」

(いや俺もう20だけど…まあ精神年齢は高2かもしれんけど…)

そんな感じで横浜ジョイナスとかビブレとか回ったんですけど、みーさんが妙に距離近いんですよね。腕が触れる距離で歩くし、なんか匂いが甘いし、何度か「ねえこれ似合うと思わない?」って俺の腕を引っ張ってきたり。

2時間ぐらい歩いて、弟にはNIKEのスニーカーを選びました。

「ありがとね、助かった。お礼にご飯おごるよ」

「え、いいですよそんな」

「いいのいいの。行こ」

みなとみらいの方に歩いて、赤レンガの近くのイタリアンに入りました。土曜の夜だから、周りはカップルばっかり。

(これ、傍から見たら俺らもデートに見えるのか…?いやいや、ありえないだろ)

ワインを1杯だけ飲んだみーさんが、頬を少し赤くして聞いてきたんです。

「ねえ、彼女いるの?」

「いないです。いたこともないです」

「うそ、マジで?」

「マジですよ。見ての通りなんで」

「見ての通りって何よ。普通にいけると思うけど」

「いや、お世辞はいいです…」

「お世辞じゃないって。…なんか、ガツガツしてないとこがいいなって思うんだけど」

さらっとそんなこと言うから、心臓が止まるかと思いました。

でも、勘違いしちゃいけないって自分に言い聞かせてました。こういう人は誰にでも優しいんだ、別に俺が特別なわけじゃない、って。

それからみーさんに週1ぐらいで呼び出されるようになりました。

「映画観たいんだけど一人は寂しい」「新しくできたカフェ行きたい」「レポート終わんないから図書館付き合って」。

理由は毎回違うけど、パターンは同じ。みーさんが誘って、俺がホイホイついていく。周りから見たらどう考えてもデートなのに、俺だけが「いやこれは先輩が後輩を可愛がってるだけだ」って思ってた。

(今考えると本当に鈍かったと思います…)

サークルの飲み会でも、みーさんは自然と俺の隣に座るようになってて、3年の男の先輩に「お前ら付き合ってんの?」って聞かれたとき、みーさんは笑って否定してたけど、俺のことをチラッと見た目が少し寂しそうだったのを、俺は「気のせいだろ」で済ませてしまった。

転機は、サークルの夏合宿でした。8月の頭、湘南の民宿に2泊3日。

1日目の夜、みんなで花火をした後、俺は一人で浜辺に残ってぼーっと海を見てたんです。そしたらみーさんが来ました。

「なにしてんの、一人で」

「あ、いや、なんとなく」

みーさんが隣に座りました。波の音しかしない浜辺で、二人きり。

「ねえ、私のこと、どう思ってる?」

急にそんなこと聞かれて、頭が真っ白になりました。

「え…どうって…」

「好きとか嫌いとかじゃなくていいの。ただ、どう思ってるか聞きたい」

「その……すごくいい先輩だなって思ってます」

「…先輩、ね」

みーさんが笑ったけど、全然楽しそうじゃなかった。

「やっぱそうだよね」

「え?」

「いいの。ごめんね、変なこと聞いて」

みーさんが立ち上がって、砂を払って、先に戻っていきました。

その夜、布団の中でずっと考えてました。みーさんの「やっぱそうだよね」って声が頭から離れない。あの声は――期待して、諦めた人の声だった。

(まさか、みーさんって俺のことが…?)

いやいやいや。だって俺だよ?顔も普通以下だし、面白い話もできないし、テニスも下手だし。

でも、ずっと誘ってくれてたのは事実だし、飲み会で隣に座るのも、腕を引っ張るのも、「ガツガツしてないとこがいい」って言ったのも。

全部、繋がってしまった。

2日目の夜。みんなが2次会でカラオケに行った後、俺は民宿に残ってました。みーさんも「眠いから先に寝る」って残ってた。

廊下ですれ違ったとき、俺は声をかけました。

「みーさん、あの、ちょっといいですか」

「ん?」

「昨日の…あの質問のこと、ずっと考えてて」

「…あれ忘れてよ。酔ってたし」

「でも、俺…みーさんのこと、先輩としてだけじゃなくて…その…」

全然うまく言えなくて、みーさんの顔も見れなくて、廊下の壁のシミをずっと見てました。

「…ちゃんと言ってよ」

顔を上げたら、みーさんが泣きそうな顔をしてて。

「好きです。たぶん、ずっと前から」

「たぶんってなによ…」

「いや、ごめん、たぶんじゃなくて。好きです」

みーさんが俺の胸に額を押し付けてきて、肩が震えてました。

「…遅い。ほんと遅い」

「ごめん…」

「4ヶ月だよ?4ヶ月ずっとアプローチしてたのに全然気づかないし」

「ごめんって…」

「もう。ばか」

顔を上げたみーさんの目が潤んでて、でも笑ってて、その顔が今でも忘れられません。

「ちゅ…」

みーさんからキスしてきました。柔らかくて、少し震えてるキス。

「ん…」

離れたあと、お互い無言で見つめ合って、俺から2回目のキスをしました。今度はもう少し深く。

「…部屋、来る?」

「え…でも、みんな帰ってきたら…」

「カラオケ、いつも3時間コースでしょ。まだ全然大丈夫」

みーさんの部屋は2階の一番奥で、他の女子メンバーの荷物もあったけど、誰もいなかった。

畳の部屋に入った瞬間、みーさんが後ろから抱きついてきました。

「ねえ…緊張してる?」

「…してます。めちゃくちゃ」

「ふふ、私も」

向かい合って、また唇を重ねました。今度は舌が触れて、みーさんの方から絡めてきた。

「ん…っ」

みーさんが俺のTシャツの裾を掴んでる手が、小さく震えてるのがわかった。

布団の上に移動して、横になりながらキスを続けました。みーさんの甘い匂いが近くて、頭がぼんやりしてくる。

俺の手がみーさんの腰に触れたとき、みーさんが小さく息を吐きました。

「…触っていいよ」

Tシャツの中に手を入れると、肌がすごくなめらかで、緊張で指先が震えました。ブラの上から胸に触れると、やっぱりとんでもなく大きくて柔らかい。

「…でかい」

「ちょ、言い方」

「あ、ごめん…きれいだなって…」

「…ばか。もう、直接触って」

ブラのホックを外そうとしたんですけど、手が震えて全然できなくて。

「…下手くそ」

笑いながらみーさんが自分で外してくれました。その仕草がなんかエロくて、同時に優しくて。

みーさんのTシャツを脱がせると、Eカップの胸がぽろんと出てきて、息が止まりました。形がすごくきれいで、色も薄いピンクで。

「……やばい」

「そんな見ないでよ…恥ずかしいじゃん…」

胸を揉むと、指が沈んでいく感触にくらくらしました。乳首を親指でなぞると、みーさんが声を漏らした。

「あ…ん…」

(こんな声出すんだ、この人…)

胸に顔を埋めて、舌先で乳首を転がすと、みーさんの指が俺の髪を掴んできました。

「…っ、そこ…弱い…」

「ここ?」

「ん…っ、うん…」

みーさんの息が荒くなって、太ももを擦り合わせてるのが見えました。下に手を伸ばすと、ショートパンツの上からでもわかるぐらい、熱くなってた。

「…脱がせて」

言われるまま、ショートパンツと下着を脱がせました。みーさんが恥ずかしそうに脚を閉じたのを、ゆっくり開かせて。

触れると、もうすごく濡れてた。

「あっ…ちょ、いきなりそこ…」

「ごめん、どこがいい?」

「…上の方…もうちょい上…そこ…っ」

みーさんの声が途切れ途切れになっていく。指を動かすと、腰がびくっと跳ねました。

「あっ…んん…きもちいい…」

サークルの先輩が、俺の指でこんな声出してる。この状況が信じられなくて、なんか夢みたいで。

「ねえ…もう、入れて…ほしい」

「え…でも、ゴムとか…」

「…持ってきてる」

みーさんが枕元のポーチからコンドームを出しました。

「……用意してたんですか」

「うるさい。…期待してたの、悪い?」

(…この人、合宿に来る前から俺とこうなることを考えてたのか)

その事実に、脳みそが追いつかなかった。

ゴムをつけて、みーさんの上に覆いかぶさりました。入り口に先っぽを当てると、みーさんが俺の背中に手を回してきた。

「…ゆっくりでいいから」

ゆっくり入れていくと、じわっと包み込まれるような感覚がして、頭が痺れそうになりました。

「ん…っ」

みーさんが目を瞑って、唇を噛んでた。

「痛い…?」

「…大丈夫。久しぶりだから、ちょっとだけ…」

ゆっくり、奥まで入りました。みーさんの中はすごく熱くて、きつくて、動いたら一瞬で終わりそうだった。

「…動いていいよ」

腰を動かし始めると、みーさんの口から甘い声が漏れた。

「あ…っ、ん…」

畳の上の布団がずれそうになるのを片手で押さえながら、もう片手でみーさんの手を握りました。

「…手、繋いでくれるんだ…」

「あ、いや、なんとなく…」

「…ふふ。やっぱり好き。こういうとこ」

その言葉で理性がちょっと飛んで、腰を速くしてしまいました。

「ぱん…ぱん…」

「あっ…んっ…ちょ、急に…っ」

「ごめん…みーさんが可愛いこと言うから…」

「か…っ、かわいいとか…言わないでよ…変な声出ちゃう…」

そう言いながら、みーさんの中がきゅっと締まるのがわかった。

「あっ…やば…ちょっと…奥…当たってる…っ」

みーさんの背中が反って、脚が俺の腰に絡みついてきました。

「みーさん…俺もう…やばい…」

「っ…いいよ…出して…」

深く入れて、そのまま動きを止めました。全身がびくっとなるぐらいの快感が走って、中に出してしまいました。

(ゴムしてるとはいえ、先輩の中で出したんだ俺…)

「はぁ…はぁ…」

みーさんも息が荒くて、目が潤んでて、すごく色っぽかった。

「…気持ちよかった?」

「…やばかったです」

「敬語なんだ、こういうときも」

「…癖です」

「ふふ。…ねえ、もう1回、しない?」

正直、1回目で結構使い果たした感があったんですけど、みーさんの上目遣いに負けました。

2回目はみーさんが上でした。俺の上にまたがって、ゆっくり腰を動かすみーさんの姿を下から見上げてたんですけど、Eカップが揺れるのがやばすぎて、思考が完全に停止しました。

「ん…っ、あ…きもちぃ…」

さっきより余裕があるみーさんが、こっちを見下ろしながら微笑んでくるんです。

「ねえ…好きって言って…」

「…好き」

「もっかい」

「好きだよ、みーさん」

「…ん…っ、嬉しい…」

みーさんが前に倒れてきて、密着したまま腰を動かされました。耳元で吐息が聞こえて、おかしくなりそう。

「ねえ…もうみーさんじゃなくて…名前で呼んで…」

「…みー」

「ん…」

(名前で呼んだだけで中が締まるのわかるんだけど…)

2回目は、さっきよりずっとゆっくりで、でも気持ちよくて、お互い何度もキスしながら動いてました。みーさんが先にいって、中がきゅうきゅうってなった感覚で俺もいきました。

終わったあと、布団の中で抱き合ったまま、しばらく何も喋りませんでした。

「…ねえ、これって付き合ってるってことでいいの?」

「え、もちろん…ていうか、告白したの俺ですよ」

「じゃあちゃんと言って。私と付き合ってくださいって」

「…俺と、付き合ってください」

「はい。喜んで」

みーさんがにへっと笑って、俺の胸に顔を埋めました。

「あー嬉しい。4ヶ月無駄じゃなかった…」

「ほんとに4ヶ月前から…?」

「BBQの火起こしのとき。汗だくで必死にやってるの見て、なんかいいなって思った」

「…あんなので?」

「うん。あんなので」

(人生で一番汗まみれで情けない姿を見せた瞬間が、始まりだったのか…)

みーさんが時計を見て、「そろそろみんな帰ってくるかも」って言うので、服を着て、何事もなかったみたいに自分の部屋に戻りました。

合宿が終わってからも、みーさんとの関係は続きました。というか、週3ぐらいで呼び出されるようになって、みーさんのアパートに行くのが日常になった。

サークルのメンバーには「付き合ってる」って正式に言ったのは9月の頭で、男の先輩には「やっと気づいたのかお前」って言われました。

(マジで俺以外全員知ってたっぽいんですよね…)

あれから3年経って、みーさんは先に社会人になって、俺は1年遅れで就職して、今も付き合ってます。

最近プロポーズしようかなとか考えてるんですけど、それはまた別の話ってことで。

ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。


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