同じアパートに越してきた会社の後輩が毎晩ベランダで目が合うようになった件について

社会人3年目、26歳の話です。

まず俺のスペックから言っておくと、身長172cm、顔面偏差値はたぶん48ぐらい。友達からは「雰囲気でなんとかしてるタイプ」って言われるけど、要するにパーツ単体で勝負できないってことです。新卒で入った都内の中堅IT企業でSEをやってて、錦糸町の駅から徒歩12分ぐらいの築25年のアパートに住んでた。家賃6万8千円、1K、風呂トイレ別なだけが取り柄みたいな部屋。

で、ある土曜の昼過ぎ。買い物から帰ってきたら、隣の201号室の前に引っ越し業者のトラックが停まってた。

(あー、誰か入るんだ)

前の住人は半年前に出ていって、ずっと空き部屋だった。壁薄いから静かな人だといいな、ぐらいにしか思ってなかった。

階段を上がって自分の部屋のドアの前まで来たとき、201の玄関が開いて、段ボールを抱えた女の子が出てきた。

(……え?)

見覚えのあるポニーテール。去年の4月に配属されてきた後輩の、ミヤケだった。

「あっ、先輩!?えっ、ウソ、なんでここにいるんですか!?」

段ボールの隙間から覗いてる顔が、めちゃくちゃ驚いてた。

ミヤケは齋藤飛鳥をちょっとだけギャルに寄せたような顔立ちで、身長は158cmぐらい。入社してすぐ営業部のおじさん連中がざわついたぐらいには可愛い。で、なにがやっかいかって、こいつは距離感がバグってる。先輩の肩を普通に叩くし、飲み会では隣に座ってくるし、目が合うとにへっと笑う。職場では「小悪魔」って呼ばれてた。

「いや、俺こっちの202に住んでるんだけど……」

「マジですか!?隣じゃないですかそれ!やったー!」

やったー、じゃないんだよ。

(これ、色々まずくないか……?)

正直に言うと、ミヤケのことは意識してなかった。いや、してなかったと思う。たぶん。可愛いのは認めるけど、後輩だし、4つ下だし、なにより俺に好意があるわけがない。あの距離感は全員にやってるやつだ。少なくとも当時の俺はそう思ってた。

引っ越しの挨拶ってことで、翌日ミヤケが粗品を持ってきた。クッキーの詰め合わせ。

「これ、つまんないものですけど。ていうか先輩の部屋見せてくださいよ」

「いや散らかってるから無理」

「えー、ケチ」

唇を尖らせて帰っていった。

その日の夜、ベランダでタバコを吸ってたら(当時まだ吸ってた)、隣のベランダの窓がガラッと開いた。

「あ、先輩。タバコ吸うんですね」

「まあね。うるさかったらやめるけど」

「全然いいですよ。あたしも付き合っていいですか? 吸わないけど」

仕切りのフェンス越しに、缶チューハイ片手のミヤケが立ってた。部屋着のTシャツとショートパンツ。化粧落としてるのに普通に可愛いのがずるい。

「好きにすれば」

「やった。ねえ先輩、彼女いないんですか?」

「いない」

「ふーん……」

なんだよその含みのある「ふーん」は。

それからほぼ毎晩、ベランダで顔を合わせるようになった。俺がタバコ吸い始めると、5分ぐらいでミヤケが出てくる。最初は「聞こえるんだろうな、窓開ける音が」と思ってたけど、ある日ミヤケが言った。

「先輩のライターの音でわかるんですよ。カチッて」

壁、薄すぎだろ。

会社では今まで通りだった。というか、ミヤケは相変わらず誰にでもあの距離感だった。営業部の田中(35歳、既婚)にも、総務の新人の男にも、にこにこ笑って近づいていく。

(ほら、やっぱ俺だけじゃないんだよ)

そう思って安心してたはずなのに、なんかちょっとモヤッとしてる自分がいた。

ある金曜、残業で終電ギリギリになった。錦糸町の駅の改札を出たところで、前を歩いてるミヤケを見つけた。

「お、ミヤケ」

「あ!先輩!一緒に帰りましょうよ」

並んで歩きながら、他愛もない話をした。来週のプレゼンがだるいとか、ランチの新しい店がうまかったとか。

アパートの階段を上がって、それぞれの部屋の前で立ち止まった。

「先輩」

「ん?」

「……なんでもないです。おやすみなさい」

「おう、おやすみ」

ドアが閉まるまでの一瞬、ミヤケの表情がいつもと違って見えた気がした。いつもの小悪魔っぽい笑顔じゃなくて、なんか……寂しそうというか。

(いや、気のせいだろ)

俺はそう結論づけて、部屋に入った。今思うと、この鈍感さは犯罪的だったと思う。

転機は、引っ越しから2ヶ月ぐらい経った梅雨の時期だった。

金曜の夜、珍しくベランダにミヤケが出てこなかった。壁越しにかすかに音が聞こえる。テレビかな、と思ったけど、よく聞くと泣いてるような声だった。

LINEを送った。

「大丈夫?」

既読がついて、1分ぐらい間があった。

「大丈夫です。ちょっとだけ泣いてるだけなんで」

ちょっとだけ泣いてるだけ、ってなんだよ。

「よかったら話聞くけど」

返信が来る前に、玄関のチャイムが鳴った。

ドアを開けたら、目を真っ赤にしたミヤケが立ってた。パジャマ姿で、髪もぐしゃぐしゃで、鼻をすすってる。

「……ごめんなさい、入っていいですか」

「いいけど……散らかってるぞマジで」

部屋に入ったミヤケは、ローテーブルの前に座って、俺が出した麦茶を両手で持ったまま黙ってた。

「なにがあった?」

「……お母さんとケンカして」

聞けば、実家の母親と電話で揉めたらしい。結婚の話とか、地元に帰ってこいとか、東京でなにやってるんだとか。ミヤケは宮崎の出身で、大学から東京に出てきたって言ってた。

「あたし、別にここで好き勝手やってるわけじゃないのに。ちゃんと仕事してるのに。なんでわかってくんないんだろ」

「まあ……親ってそういうもんだろ。心配の裏返しっていうか」

「それはわかってます。わかってるけど、しんどい時もあるじゃないですか」

「そりゃそうだ」

「……先輩は寂しくないんですか? 一人で」

「慣れた」

「あたしも慣れたと思ってたんですけど」

ミヤケが俺の顔を見て、少し笑った。泣いたあとの顔で笑うから、なんかこう、胸のあたりがぎゅっとなった。

(……やばいな、これ)

自覚した瞬間だった。たぶん、ずっと前から好きだったんだと思う。認めてなかっただけで。

でも言えるわけない。後輩だし。隣に住んでるし。言って気まずくなったら仕事にも生活にも影響する。そう自分に言い聞かせた。

「先輩、もうちょっとだけいていいですか」

「好きなだけいろ」

ミヤケはそのまま俺の部屋のソファで寝落ちした。タオルケットをかけて、俺はベッドで寝た。

翌朝、リビングから物音がして起きたら、ミヤケがキッチンに立ってた。

「あ、おはようございます!勝手に冷蔵庫開けちゃいました。卵とハムで目玉焼き作りますね」

「……自由だな」

「ふふ、隣に住んでる特権です」

朝ごはんを二人で食べた。なんでもない目玉焼きとトーストだったけど、一人で食べるよりうまかった。たぶん5倍ぐらい。

(あーこれ、完全にハマってるわ)

気づいてるのに気づかないフリをするのが、だんだん限界になってきてた。

それから、ミヤケは週に2回ぐらい俺の部屋に来るようになった。「冷蔵庫にプリンの余りあるんで食べません?」とか「Netflix一人で観るの寂しいんで」とか、理由は毎回テキトー。

俺も断らなかった。断る理由がなかった。いや、断る気がなかった。

ある夜、一緒にホラー映画を観てたとき。ミヤケがびっくりして俺の腕を掴んだ。

「ぎゃっ!」

「お前がホラー選んだんだろ……」

「だって先輩と観たら怖くないかなと思って……怖いいいい」

腕にしがみついたまま離れない。肩が当たってる。シャンプーの匂いがする。心臓がうるさい。

映画が終わっても、なんとなく離れなかった。テレビの画面がエンドロールを流してて、部屋は薄暗い。

「……先輩」

「なに」

「あたしのこと、後輩としか見てないですよね」

心臓が跳ねた。

「……なんでそう思うの」

「だって先輩、あたしがどんだけ近づいても全然動じないじゃないですか。他の男の人はすぐ変な目で見てくるのに、先輩だけずっとフラットで。最初はそれが好きだったんですけど、最近ちょっと……辛い」

「……」

「あたしが色んな人に愛想振りまいてるの、知ってるでしょ。あれ、先輩の前でやってるとき、先輩がどんな顔するか見てたんですよ。全然嫉妬しないから、あーやっぱ脈ないんだなって……」

(いや待て。それ、めちゃくちゃ嫉妬してたんだけど。顔に出てなかっただけで)

でも言葉が出てこなかった。黙ってる俺を見て、ミヤケが立ち上がった。

「ごめんなさい、忘れてください。変な空気にしちゃいましたね。帰りま――」

手を掴んでた。考えるより先に、体が動いた。

「待って」

「……先輩?」

「動じてないわけないだろ……。お前が隣に越してきてから、毎晩ベランダで会うの楽しみにしてたし、田中さんと笑ってるの見るたびにイラッとしてたし、この部屋に来るようになってからは帰った後ずっとお前の匂いが残ってて寝れなかった」

自分でもびっくりするぐらい、ぶわーっと出てきた。

「……なんで言ってくんなかったんですか」

「後輩だし、隣に住んでるし、気まずくなったらどうしようって……」

「バカ……」

ミヤケの目にまた涙が溜まってた。でも今度は泣き顔じゃなくて、笑ってた。泣きながら笑ってた。

「あたし、先輩の隣の部屋が空いてるって知って引っ越してきたんですよ」

「……え?」

「不動産屋で見つけたとき、ここだ!って思ったんです。先輩に近づきたくて。……重いですか?」

「いや……」

重いとかじゃなくて、嬉しかった。鈍感な俺のために、そこまでしてくれてたのか、って。

ミヤケの手を引いて、座らせた。向かい合って、目を見た。

「好きだよ、ミヤケ」

「……あたしも。ずっと好きでした、先輩」

キスしたのは、どっちからだったのか正直覚えてない。たぶんほぼ同時だった。

唇が触れた瞬間、頭の中が真っ白になった。柔らかくて、温かくて、少しだけチューハイの味がした。

「ん……」

離れたあと、ミヤケが目を伏せてた。耳まで真っ赤になってて、いつもの小悪魔感がゼロだった。

「……お前、意外とウブなの?」

「うるさい……好きな人の前では緊張するんです……」

もう一回キスした。今度はもう少し深く。ミヤケの手が俺のTシャツの裾を掴んでた。

「先輩……あたし、今日帰りたくないです」

「隣じゃん」

「そういう意味じゃなくて……」

上目遣いで見てくるのがずるい。わかってるくせに。

「……いいの?」

「先輩がいいなら」

ベッドに移動した。

ミヤケを押し倒すとき、手が震えた。情けないけど、マジで震えてた。

「先輩、手震えてますよ」

「うるさいな……緊張してんだよ」

「ふふ、あたしも」

Tシャツを脱がすと、白いブラが見えた。華奢な体なのに胸はちゃんとあって、たぶんCカップぐらい。鎖骨がきれいだった。

「そんなに見ないでください……」

「見るだろ普通に」

ブラを外して直接触った。柔らかくて、手のひらに吸い付くような感触だった。

「あっ……」

乳首を親指で転がすと、ミヤケの体がびくっとなった。

「んっ……そこ、弱い……」

「ここ?」

「っ……意地悪しないでください……」

会社ではあんなに堂々としてるのに、ベッドの上のミヤケは全然違った。目を逸らすし、声を抑えようとするし、恥ずかしがって顔を隠す。

(ギャップで死ぬ)

ショートパンツを脱がして、下着の上から触った。布越しでもわかるぐらい湿ってた。

「あ、やっ……触んないで、恥ずかしい……」

「恥ずかしがるなよ、可愛いんだから」

「……そういうこと言うの反則です」

下着をずらして、直接指を当てた。

「んんっ……」

クリを軽く撫でると、ミヤケが腰を浮かせた。太ももが震えてる。

「先輩……気持ちいい……」

指を中に入れると、きゅっと締まって、ミヤケが俺の肩にしがみついた。

「あっ……んっ……やば……」

耳元で声が聞こえるのがたまらなかった。

「イきそう?」

「わかんない……でも止めないで……っ」

指の動きを速くすると、ミヤケの声が高くなった。

「あっ、あっ……先輩っ……」

体をびくびく震わせて、俺の肩に顔を埋めた。肩が濡れてて、泣いてるのかと思ったら、涎だった。

「はぁ……はぁ……」

「大丈夫?」

「……先輩のせいで変な声出ちゃった」

恨みがましく言うのが可愛くて笑ったら、ミヤケが起き上がって俺を押し倒した。

「笑わないでください。……あたしもします」

ズボンを下ろされて、すでにガチガチになってる俺のを見て、ミヤケが目を丸くした。

「……先輩、こんなになってたんですか」

「お前のせいだよ」

「……えへ」

その「えへ」はずるい。

手で握られて、ゆっくり動かされた。慣れてない手つきだったけど、ミヤケにされてるっていう事実だけで頭がおかしくなりそうだった。

「こう……ですか? 気持ちいい?」

「うん……いい……」

「よかった……」

安心したように笑って、ペースを上げてくる。先端を親指でくりくり触られて、腰が浮きそうになった。

「待って、このままだと出る……」

「……出していいですよ?」

「いや、違う。中がいい」

言ってから、(何言ってんだ俺は)って思った。

「……っ」

ミヤケの顔が一気に赤くなった。

「あ、いや、ゴム……あるから」

ベッドサイドの引き出しからコンドームを出した。ミヤケが何か言いたげな顔をしてたけど、何も言わなかった。

ゴムをつけて、ミヤケの上に覆いかぶさった。脚の間に体を入れると、ミヤケが両手を俺の首に回してきた。

「……先輩、優しくしてくださいね」

「当たり前だろ」

先端を当てて、ゆっくり押し込んだ。

「っ……ん……」

ミヤケの爪が肩に食い込んだ。表情が少し苦しそうで、動きを止めた。

「痛い?」

「大丈夫……ゆっくり入れて……」

少しずつ奥まで入れた。中があったかくて、きつくて、頭の中がぐちゃぐちゃになった。

(これ夢じゃないよな。隣に住んでた後輩と、今こうなってるの、現実だよな)

ずっと自分に確認してた。信じられなかった。

「全部……入った?」

「うん」

「……動いていいですよ」

ゆっくり腰を動かした。ミヤケの声が漏れるたびに、理性が溶けていく感じがした。

「んっ……あっ……先輩……」

「ミヤケ……」

名前を呼んだら、ミヤケがぎゅっと抱きしめてきた。

「下の名前で呼んで……」

「……ゆい」

「……っ、もっかい」

「ゆい……好きだよ」

「あたしも……好き……っ」

腰の動きが速くなった。ベッドが軋む音と、ミヤケの声と、自分の荒い息と。アパートの壁が薄いことなんか、もうどうでもよかった。

「あっ……あっ……先輩、やばっ……奥、気持ちいい……」

「俺も……もう……」

「一緒に……っ」

ミヤケの中がきゅっと締まって、俺も限界だった。腰を深く押し込んで、そのまま出した。

「っ……」

「んんっ……」

しばらく動けなかった。額をくっつけたまま、息を整えた。

「……先輩」

「ん」

「壁薄いから、隣に声聞こえちゃったかもですね」

「隣はお前の部屋だろ」

「あ、そっか」

二人で笑った。

少し休んだあと、ミヤケがシャワーを浴びたいと言うから先に行かせた。戻ってきたミヤケは俺のTシャツを勝手に着てた。

「借りましたー」

「似合うな、それ」

「でしょ?」

ベッドに戻って、向かい合って横になった。ミヤケが俺の胸に頭を預けてきた。

「ね、先輩」

「なに」

「あたし、先輩のこと好きになったの、配属されてすぐなんですよ」

「え、いつ?」

「歓迎会のとき。酔った先輩があたしに、『無理に周りに合わせなくていいからな、自分のペースでやれ』って言ってくれたんです。覚えてないでしょ?」

覚えてなかった。

「……すまん、全然覚えてない」

「ほら。でもあたし、あの一言でやられたんです。この人だって思った」

「……」

「で、小悪魔っぽく近づいてみたりとか、色々頑張ったんですけど、先輩全然なびかないし。もう正攻法じゃ無理だと思って、隣に引っ越すっていう暴挙に出ました」

「暴挙って自分で言うなよ」

「でも結果オーライでしょ?」

得意げに笑うミヤケの鼻先にキスしたら、「ひゃっ」って変な声出してた。やっぱりこいつ、小悪魔なのはガワだけで、中身は全然そんなことないんだなと思った。

「……もっかい、したい」

「……マジで?」

「だって、先輩のこと好きになってからずっと我慢してたんですよ。1年以上。足りないに決まってるじゃないですか」

抗える道理がなかった。

2回目はミヤケが上になった。さっきまでの恥ずかしがりはどこいったんだってぐらい、腰を動かしてきた。

「んっ……先輩の、奥まで当たる……」

表情がさっきより余裕がなくて、それがまたたまらなかった。

「ゆい、気持ちいい……」

「あたしも……先輩の上、好き……」

名前を呼ぶと反応が変わる。中がきゅっとなるのがわかって、何度も呼んだ。

「やっ……名前呼ぶの反則……っ」

最後はミヤケが先にイって、中が収縮したのに引きずられるように俺もイった。ミヤケが俺の上に崩れ落ちてきて、そのまま動かなくなった。

「……動けない」

「重い」

「体重の話は禁止です」

軽くはたかれた。

明け方、窓の外が白んできた頃。ミヤケは俺の腕の中で寝息を立ててた。

ベランダに出て、タバコに火をつけた。隣のベランダの窓は当然閉まったまま。本人はこっちにいるんだから当たり前なんだけど、なんかおかしくて笑った。

ミヤケが起きてきた。

「先輩、ベランダにいたんですか。……あ、これ、いつもと逆ですね。あたしがそっちに行く側になった」

「距離ゼロだけどな、今」

「ふふ」

「なあ」

「なんですか?」

「合鍵、渡しとこうか」

「……いいんですか?」

「毎回チャイム鳴らされるよりは」

「先輩、それプロポーズより嬉しいかも……」

大げさだろ。でもミヤケの目がうるんでたから、たぶん本気で言ってた。

その日から、202号室と201号室の境界線はほとんどなくなった。今でも錦糸町のあのアパートを通ると思い出す。壁の薄さに感謝する日が来るとは思わなかった。


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