マッチングアプリで会った超美人が隣の部屋に住んでいた話

2026.04.12

15分で読了

社会人1年目、23歳。

新卒で都内のIT企業に入って半年が過ぎた。 仕事にはだいぶ慣れた。でもプライベートは相変わらず空っぽだ。 大学時代の彼女とは卒業と同時に別れた。 「お互い新しい環境で頑張ろう」なんて綺麗事を言って。

一人暮らしのワンルーム。駅から徒歩8分、築浅、オートロック付き。 家賃は給料の3分の1ギリギリ。 問題は——この部屋で過ごす夜が、あまりにも長いこと。

金曜の夜。 同期の飲みを断って、コンビニ弁当をチンして、ビール片手にスマホをいじる。 TLにはカップル旅行の写真。インスタには「#彼女が作ってくれた」のハッシュタグ。

……うるせえ。

ビールのプルタブを開けて、一口。

(マッチングアプリ、やるか)

前から気にはなってた。でも出会い系っぽくて抵抗があった。 同期の田中がアプリで彼女作ったって言ってたし、今の時代は普通だろう。

App Storeで「Pairs」をダウンロード。 プロフィール写真は去年の海の写真。身長175cm、趣味は映画とカフェとゲーム。 自己紹介は無難に書いて、登録完了。

スワイプ、スワイプ、スワイプ。 可愛い子はいるけど、手当たり次第にいいねを送りまくった。 数撃ちゃ当たる作戦だ。

その夜は結局、誰ともマッチせず寝落ちした。

土曜の朝。スマホの通知音で目が覚めた。

「マッチングしました!」

え、マジ?

寝ぼけ眼でスマホを開いて——息が止まった。

名前:みなみ、23歳。 ゆるく巻いた黒髪のセミロング。ぱっちりした二重、少し上がった口角。 1枚目はカフェでラテを持って微笑んでる写真。 2枚目は夕日をバックにした横顔。 3枚目は猫を抱いた全身。スタイルもやばい。

(いや、絶対業者だろ)

でもプロフィールは「今年から社会人です。Netflix一緒に観たい。猫好き」と普通すぎた。 とりあえずメッセージを送る。

「マッチありがとうございます。カフェ好きなんですね。僕もよく行きます!」

(うわ、つまんな……)

送信してから後悔する。もっと気の利いたこと言えよ。

5分後、返事が来た。 「こちらこそありがとうございます😊 おすすめのお店ありますか?」

お、早い。

「駅前のBLUE BOTTLEよく行きます。最近できた路地裏のやつも良かったです」

「あ、路地裏のって〇〇通りのところですか? 私も気になってたんです!」 「そうそう! ラテが美味しいですよ」 「行きたい〜! 今度連れてってください笑」

……え、展開早くない?

そこからメッセージのラリーが止まらなくなった。 映画の話、仕事の愚痴、休日の過ごし方。気づいたら昼を過ぎてた。

「どのあたりに住んでるんですか?」

「〇〇駅のあたりです」 「えっ、私もです!!」 「マジですか! 近いですね笑」 「めっちゃ近いかも笑 運命感ありますね✨」

日曜にはLINE交換。月曜から金曜まで毎日LINEした。 朝の「おはよう」から夜の「おやすみ」まで。 仕事中にこっそりスマホを見てはニヤニヤしてた。

そして金曜の夜、俺から切り出した。

「明日、もし暇だったら会いませんか? 気になってたカフェ行きましょう」

送信してから心臓がバクバク。

「行きたいです! 明日の14時でどうですか?☺️」

(よっしゃあああ!!!)

ベッドの上でガッツポーズ。 明日の服を3パターン考えて結局一番無難なやつに決めた。 白のカットソーにデニム、紺のジャケット。 歯を磨いて顔のパックして——3時まで寝れなかった。

土曜、13時45分。〇〇駅の改札前。

15分前に着いたのに心臓がうるさい。 まだそれらしい人はいない。

(写真と同じだといいな……いや、可愛ければそれでいい)

改札の向こう側から人が流れてくる。

その中に——

(……え?)

目を疑った。見覚えのある顔だった。

白いブラウスにベージュのスカート。黒髪セミロングをゆるく巻いて。

隣の部屋の——201号室の住人だ。 エレベーターやゴミ捨て場で何度か会釈したことがある。 ろくに話したこともなかったけど、顔はしっかり覚えてた。 めちゃくちゃ美人の隣人として。

「……もしかして、ユウトさん?」

みなみが——隣の部屋の彼女が、恐る恐る聞いてきた。

「え、あ、はい……みなみ、さん?」

「うそ……」 「うそ……」

二人して同じリアクション。改札前で立ち尽くす不審者二人。

「え、待って、隣の……?」

「そう、201号室の」 「私、202号室……」 「知ってる……」

沈黙。 そして——みなみが先に吹き出した。

「あはは! なにこの展開、やばくない?」

「いやほんとに。まさか隣の人だったとは」 「エレベーターで会う人だなとは思ってたけど、まさかアプリの相手だったなんて」 「俺も……会釈するたびに綺麗な人だなって」 「え、思ってたの?」 「い、いや、普通に」 「ふふ、ありがと」

その笑顔がプロフィール写真の100倍可愛かった。

「どうする? このままカフェ行く?」

「もちろん。せっかくだし」 「なんか不思議だね。隣に住んでるのに駅で待ち合わせって」 「一緒に家出ればよかったな」 「あはは、それもう付き合ってるカップルじゃん」

(付き合いたい)

心の中で即答した。

例のカフェに着いた。路地裏の小さな店、木の温もりがある内装にジャズが流れてる。 窓際のカウンター席に並んで座った。

「わあ、雰囲気いいね」

「ラテが本当に美味しいんだよ」

みなみが一口飲んで目を輝かせる。 「おいしい! ユウトさんセンスいいね」

距離が近い。カウンター席だから肩が触れそうだ。 みなみのシャンプーの香りがふわっと漂ってきた。

「ねえ、アプリ始めてどれくらい?」

「先週から。みなみが初マッチ」 「え、私が最初? 私もだよ、マッチしたのユウトさんだけ」 「お互い初マッチが隣人って、すごくない?」 「ドラマの脚本だったらボツになるレベルの偶然だな」 「あはは! 出来すぎてるもん」

カフェを出た後は商店街をぶらぶらした。 雑貨屋に寄って、アイス食べて、みなみに写真を撮られて。

「ユウトさん、そこ立って! 撮る!」

「え、急に?」 「いいから!」パシャ。 「いい感じ! 見て」

スマホを見せてくるみなみとの距離が近い。顔が近い。

夕方になって、帰り道は同じ方向——同じマンション。並んで歩く。 エレベーターを降りて、廊下を歩く。201号室と202号室。隣同士。

俺が鍵を出そうとしたとき——

「ねえ、ユウトさん」

みなみが立ち止まった。少し上目遣い。頬がうっすら染まっている。

「近いから……うちで飲み直さない?」

心臓が跳ねた。

「え、いいの?」

「うん。まだ話したりないし。お酒あるし」

自分の部屋に戻って深呼吸。鏡で髪を整えて制汗スプレー。

LINEが来た。「おいで〜🍷」

202号室のドアが開く。

「いらっしゃい」

みなみは白Tシャツにショートパンツの部屋着。足が長い。素足。

(やばい)

部屋は俺と同じワンルームなのに雰囲気が全然違った。 間接照明、観葉植物、棚のお気に入りの本、壁のポストカード。

白ワインで乾杯。チン、とグラスが鳴る。

「改めて今日はありがとう。楽しかった」

「こちらこそ。まさか隣の人だったとはね」 「半年も隣にいて気づかなかったのもったいないな」

ワインが進む。2杯目、3杯目。みなみの頬がほんのり赤くなってきた。

「ねえ、壁薄いの知ってる?」

「……え?」 「ユウトさん、夜中にゲームで叫んでるでしょ。『うわあ!』とか『死んだ!』とか」 「…………ごめん」 「あはは、いいよ。面白かったし。隣に元気な人がいるんだなって安心してた」

間接照明に照らされた笑顔が綺麗すぎた。

「壁の向こうの人がどんな人か、ずっと気になってた」

みなみがグラスをテーブルに置いた。距離が縮まる。

「俺も……エレベーターで会うたびに。話してみたいけどきっかけがなくて」

「それが、アプリだったんだね」 「うん」

沈黙。でも気まずくない。 空気が変わった。みなみの目が潤んで、唇が少し開いている。

(キスしたい)

頭じゃなくて体が動いた。みなみの頬に触れる。柔らかい、温かい。 みなみが目を閉じた。それが合図だった。

唇が触れた。柔らかくて、甘い。ワインの味がした。 触れるだけのキスから、少しずつ深く。 舌が触れ合う。

「ん……♡」

「ちゅ……んっ♡♡」

ちゅ、ちゅ、と濡れた音がする。

みなみがジャケットの胸元を掴んだ。「……脱いで」

ジャケットを脱いで、みなみの腰に手を回す。 白Tシャツ越しの体温が熱い。

「あ……♡」

腰に触れただけでびくっと震えた。

Tシャツの裾に手を入れる。 「ひゃっ……冷たい……♡」 「ごめん」 「ううん……もっと触って……♡」

素肌はすべすべで、指先がブラの縁に触れる。 ブラ越しに胸を包む。 「んっ……♡」 柔らかい。ふわっとした弾力。手に収まるちょうどいいサイズ。

「脱がしていい?」

「……うん♡」

Tシャツを脱がせ、ブラのホックを外す。パチン。 形のいい胸が零れた。薄いピンクの乳首がほんの少し硬くなっている。

「やっ……見つめないで……♡」

「すげえ綺麗だ」 「ばか……♡」

親指で乳首を転がすと声が上がった。 「やっ、あっ……♡ 気持ちいい……♡」

くりくりと指先で弄ぶ。乳首がきゅっと硬くなる。 口づけを落とす。首筋、鎖骨、そして胸元。 舌で乳首を舐めると——

「ひあっ……!♡」

ちゅ、ちゅ、と吸いながら舌で転がす。 「あっ、ん……♡ 吸わないで……♡ あっ……♡」 言いながら俺の頭を抱え込んで離さない。

ショートパンツを下ろす。白いレースのショーツ。内ももがうっすら濡れてる。 「言わないで……♡ 恥ずかしい……♡」

ショーツ越しにそっと触れる。くちゅ。 「ひっ……♡」 「あ……♡ 焦らさないで……♡」

ショーツを脱がすと細い糸を引いた。 きれいに整えられた花びらが蜜で光っている。

「見ないで……♡」

膝をそっと開かせる。 「見せて。すごく綺麗だから」 「ばか……♡♡」

内ももにキスして、ゆっくり上へ。 舌が花びらに触れた。

「ひぁっ!♡」

甘い味がした。下から上へ舌を這わせる。 くちゅ、ちゅ。 「あっ、あぁ……♡ 舌……♡ そこ気持ちいい……♡」

一番敏感な場所を見つけて、舌先でちょんちょんと触れる。 「ひっ♡ そこっ、だめっ……♡♡」 みなみの手が俺の髪を掴んだ。足がぴんと伸びる。

舌で集中的に舐めながら、指を一本入れる。 ぬる、と抵抗なく入った。 「あああっ♡ 指……♡ 入って……♡」

中は熱くて、きゅうきゅう締め付けてくる。 「同時は……♡ だめ……♡ おかしくなっちゃ……♡」

くちゅくちゅくちゅ。みなみの腰が浮く。太ももが震える。 「あっあっ——イっちゃ……♡♡」

スピードを上げる。 「あっ、あっ、あっ——ッ!!♡♡♡」

びくん、びくん。体が弓なりに反った。太ももが俺の頭を挟み込む。

「はぁ……はぁ……♡ すごかった……♡♡」

余韻でぴくぴく震えるみなみ。 目が潤んで、頬が真っ赤で、唇が半開きで。色っぽすぎた。

みなみが体を起こして、俺のベルトに手をかけた。 「私にも……させて♡」

ベルトを外し、ボタン、ジッパー。デニムごと下ろされた。 限界まで硬くなったそれが現れる。

「わ……♡ 大きい♡」

「見ないでくれ」 「さっき私のこと散々見たくせに♡ おあいこ♡」

細い指が根元からゆっくり撫で上げる。 先端にちゅ、とキスを落とされた。

「っ……!」

舌がぺろっと先端を舐める。 「んちゅ……♡ れろ……♡♡」 舌先で丹念に舐め回す。くるくると円を描くように。

ぱくっと咥え込まれた。 「っ!!」 温かくて、柔らかくて、ぬるぬるした口の中。舌が中でも動いてる。

「んっ、ちゅぱ……♡ んんっ……♡」

ちゅぱ、ちゅぱ、じゅる。

「やば……すごい上手い……」

「ん……♡ ほんと?♡ んぷっ……♡」 褒めるとさらに深く咥えてくる。

「みなみ、そろそろやばい……」

口を離したみなみが上目遣いで見上げる。唾液の糸がきらりと光る。

「中で出して♡」

頭が真っ白になりかけた。 「いいの……?」 「うん。ちゃんとしてるから……♡」

みなみが俺を仰向けにさせて、腰を跨ぐ。 「私が上、いい?♡」

間接照明に照らされた体が芸術品みたいだった。 形のいい胸、くびれたウエスト、なめらかな太もも。

花びらが先端に触れる。ぬる……と蜜が絡みつく。

「入れるよ……♡」

ゆっくり腰が沈んでいく。ずぶ…… 「あっ……♡♡ おっきい……♡ 奥まで来てる……♡♡」

根元まで入りきった。 「すご……♡ いっぱい……♡♡」

みなみが腰を揺らし始める。くちゅ、くちゅ。 「あっ♡ あっ♡ 気持ちいい……♡♡」

ゆっくり上下に動く。胸がたゆん、たゆんと揺れる。

「もっと動くね……♡」

ぱん、ぱん、ぱん。 「やばっ♡ 奥に当たる♡♡」

みなみの表情がとろける。目が潤んで口は半開き。 「ユウト……♡ 好き♡ 気持ちいい♡♡」

中がぎゅうっと締まった。 「やばい、締まり……」 「だって♡ 気持ちよすぎて勝手にきゅってなっちゃう♡♡」

腰を掴んで下から突き上げる。ずぶっ、ずぶっ。 「ひあっ♡♡ したから突かないでっ♡ おかしくなっちゃう♡♡」

ぱんぱんぱんぱん。 「俺ももう……」 「出して♡ 中に出して♡♡ いっぱい出して♡♡♡」 「イく……!」 「一緒にイくっ♡♡ イくイくっ——♡♡♡」

どくん、どくん、どくん。奥の奥で全部出した。

「あああっ♡♡♡ 熱い♡ 中にいっぱい……♡♡♡♡」

ガクガク震えるみなみ。中が搾り取るように痙攣する。

「はぁ……♡ すごかった……♡♡」

みなみが俺の胸に倒れ込んできた。 汗ばんだ肌が触れ合って、心臓の音がお互いに聞こえる。

「みなみ……まだ終わりたくない」

蕩けた目で俺を見て、にっこり笑った。 「私も……♡」

みなみを横たえて、上に覆いかぶさる。正常位。

「ん……♡ この体勢……好き♡」

両腕を首に回し、足を腰に絡めてくる。密着度が上がって体温がダイレクトに伝わる。

「キスして……♡」

深く唇を重ねる。舌を絡め合いながらゆっくり腰を動かし始めた。

さっき出したばかりの中はぬるぬるで、とろけるように滑らかだ。 ずちゅ、ずちゅ。 「あっ♡ さっきのが中に残ってて……♡ ぬるぬるする……♡♡」 「みなみ……中、すげえ……」 「ユウトのせいでしょ……♡ いっぱい出すから……♡♡」

少しずつ速くしていく。ぱん、ぱん。 「あっ♡ あっ♡ この角度……♡ 奥の奥に当たって……♡♡」

みなみの足がぎゅっと腰を挟む。爪が背中に食い込む。 「もっと……♡ もっと奥まで……♡♡」

腰を引いて、深く突き入れる。ずぷっ—— 「っっっ♡♡♡ そこぉ♡♡ そこいい♡♡ もっと♡♡♡」

同じ場所を狙って繰り返す。ぱんぱんぱん。 「やばいやばい♡♡ すごいすごい♡♡♡」

声がどんどん高くなる。目から涙がこぼれて、表情が完全にとろけている。

「ユウトぉ♡♡ 好き♡ 好き好き♡♡♡」

「俺も……好き……みなみ……」 「あっ♡♡ 嬉しい♡♡ もっと言って♡♡」 「好きだ……みなみ……」 「あああ♡♡ だめっ♡ それ言われたらもう♡ イっちゃう♡♡♡」

中が痙攣し始める。波のように締め付けてくる。

「一緒にイこう……」

「あっ♡ あっ♡ イくっ♡ イっちゃう♡♡——ッッ♡♡♡♡」

びくびくと激しく痙攣するみなみ。中がめちゃくちゃに締まって——

「くっ……出る……!」

どくっ、どくっ、どくっ。奥に、また全部注いだ。

「あ♡♡♡ きてるっ♡♡ また中にいっぱい♡♡♡♡」

びくんびくんと震えながら、みなみが俺をきつく抱きしめた。

しばらく、二人とも動けなかった。 荒い呼吸だけが部屋に響く。

ゆっくり体を離す。繋がっていたところからとろりと白いものが溢れた。 「あ……いっぱい出てくる……♡♡」

隣に横たわって天井を見上げる。二人とも汗だくで、息が上がっている。 みなみが寝返りを打って、俺の胸に頬を寄せた。

「ねえ、ユウト」

「ん?」 「さっきの……好きって……本気?」

不安そうな、でも期待を隠しきれない目。

「本気に決まってるだろ」

「……ほんとに?」 「ほんとに。アプリで会う前から気になってた。ずっと」 「……っ♡」

みなみの目に嬉し涙が滲んだ。

「私も……♡ ずっと気になってた。隣の人のこと」

「なんで言ってくれなかったんだよ」 「それはお互い様でしょ♡」

みなみがぎゅっと抱きついてきた。

「付き合おう♡」

「いや、それ俺から言いたかったんだけど」 「早い者勝ち♡」 「……はは」 「返事は?」 「もちろん。よろしく」 「やった♡♡♡」

嬉しそうに胸に顔を埋めるみなみの頭を撫でる。 さらさらの髪が指の間を通り抜けていく。

「あ、そうだ」みなみが顔を上げた。

にかっと無邪気な笑顔。

「これからさ——毎日会えるね♡」

「……隣だもんな」

「うん♡ 壁一枚向こうにユウトがいるの♡ すごくない?♡」 「すごいっていうか、もう距離ゼロだろ」 「ゼロ距離恋愛♡ いいね♡♡」 「帰る必要もないし」 「むしろ帰らないで♡ 今日はこのまま泊まって♡」 「……いいの?」 「いいに決まってるでしょ♡ 彼女の家に泊まるのは当然です♡」

彼女。その言葉がじわっと胸に染み込んだ。

「明日の朝ごはん、一緒に作ろ♡ フレンチトースト♡」

「卵は俺の部屋にあるかも」 「隣だと調味料のシェアもできるね♡」 「実質同棲じゃん」 「えへへ♡ いいでしょ♡」

マッチングアプリの5つ星レビュー、絶対書こう。 「隣の部屋に住んでた最高の彼女に出会えました」って。

「おやすみ、ユウト♡」

「おやすみ、みなみ」

みなみが目を閉じた。安心しきった寝顔。 俺もそっと目を閉じる。

壁一枚向こうに俺の部屋がある。 でも今夜はここが俺の居場所だ。 隣の部屋の、世界で一番近い彼女の隣で。

——最高の夜が、更けていく。

おわり


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