大学二年の春。
僕、早瀬光(はやせ ひかる)は、家庭教師のアルバイトをしていた。
教え先は、駅からバスで十分ほどの住宅街にある一軒家。
中学三年生の男の子に、週二回、英語と数学を教えている。
時給は二千五百円。大学生のバイトとしては破格だ。
「条件良すぎない?」と友達に言われたけど、教え先の家が少し遠いからってことで納得していた。
でも、本当の理由は——たぶん、別にある。
初めてその家を訪れた日のことを、今でもはっきり覚えている。
チャイムを押して、ドアが開いた瞬間。
「あら、家庭教師の方ですか? お待ちしていました」
柔らかい声。ふわっと漂う甘い香水の匂い。
そして——
目の前に立っていた女性を見て、僕は思考が止まった。
艶のある黒髪のセミロング。切れ長の目に、すっと通った鼻筋。薄く色づいた唇が微笑みの形を描いている。
白いカシュクールのブラウスから覗く鎖骨は繊細で、その下には——
ブラウスの生地を内側からぐっと押し上げる、豊かすぎる膨らみ。
(え……なにこの人……めちゃくちゃ綺麗……)
「宮本です。息子がいつもお世話になります。どうぞ、お上がりください」
宮本紗英(みやもと さえ)さん、三十二歳。
教え子の翔太くんのお母さん。
旦那さんは大阪に単身赴任中で、普段は翔太くんと二人暮らしらしい。
「は、初めまして。早瀬です。よろしくお願いします」
声が裏返りかけた。なんとか踏みとどまる。
紗英さんに案内されて、リビングに通された。
広くて清潔感のある室内。ソファに座って待っていると、紗英さんがお茶を持ってきてくれた。
「どうぞ。冷たい麦茶でよかったですか?」
「あ、ありがとうございます」
受け取るとき、紗英さんの指先が僕の手にちょんと触れた。
柔らかくて、冷たい指先。
(い、いかん。教え先のお母さんだぞ)
そのあと翔太くんが二階から降りてきて、普通に授業をした。
でも、ずっと頭の片隅に紗英さんの姿がちらついていた。
それから週二回、火曜と金曜に通うようになった。
翔太くんは素直な子で、教えがいがある。成績も少しずつ上がってきて、やりがいを感じていた。
でも、それとは別に——
紗英さんの存在が、どうしても気になって仕方なかった。
毎回、玄関で出迎えてくれる紗英さん。
季節が暖かくなるにつれて、その格好がどんどん薄着になっていく。
最初はカーディガン付きのブラウスだったのが——
胸元がゆるく開いたVネックのニットになり。
鎖骨どころか、谷間のラインがうっすら見えるようになった。
(……Fカップは、ある。いや、それ以上かも)
授業前にお茶を出してくれるとき、前かがみになるとその谷間がちらっと覗く。
白い、柔らかそうな膨らみ。
ブラの縁がほんの少しだけ見えて、慌てて目を逸らす。
「早瀬くん、どうかしました?」
「い、いえ! なんでもないです」
紗英さんはにこにこしている。気づいてないのか、それとも——
(いやいや。考えすぎだ。普通のお母さんだ。三十二歳の。綺麗な。すごく綺麗な。人妻の——)
ダメだ。煩悩が止まらない。
五月に入った頃だったと思う。
その日はひときわ暑くて、紗英さんは薄手のグレーのニットワンピースを着ていた。
体のラインがくっきり出ている。
細いウエストから広がるヒップのライン。そして何より、ニットの生地を限界まで押し上げている胸の存在感。
(目のやり場に困るって、こういうことか……)
「今日も暑いですね。早瀬くん、冷たいもの用意しますね」
「あ、ありがとうございます」
紗英さんがキッチンに向かう後ろ姿を見ると、ニットワンピの下にうっすらとブラの線が透けていた。
(見るな。見るな僕。あの人は人妻だぞ。教え先のお母さんだぞ)
目を逸らそうとするのに、体が言うことを聞かない。
そんな自分が嫌で、でも目が離せなくて。
翔太くんが降りてきた気配で、ようやく我に返った。
六月のある金曜日。
いつものようにバイト先に向かった。
チャイムを鳴らすと、紗英さんがドアを開けてくれた。
今日は——
淡いベージュのオフショルダーニット。
片方の肩が大きく露出していて、細い黒のブラストラップがちらりと覗いている。
スカートは膝上のタイトスカート。白い太ももが眩しい。
(今日は一段と……いや、もう慣れた。慣れたぞ僕は)
慣れてない。全然慣れてない。
「いらっしゃい、早瀬くん。あのね、今日翔太なんだけど——」
紗英さんの表情が少し申し訳なさそうだった。
「学校で期末テストの補習が入っちゃったみたいで。七時くらいまで帰ってこないの」
「あ、そうなんですか」
時計を見ると、まだ五時前だ。
「ごめんなさいね。連絡したかったんだけど、さっき翔太から急にLINEが来て」
「いえ、全然大丈夫です。じゃあ、今日は——」
帰ろう、と言いかけた。
「せっかく来てもらったのに悪いから、お茶でも飲んでいかない? 翔太が戻ったら授業してもらえると助かるし」
紗英さんが少し首を傾けて、微笑む。
その仕草が、なんだか——妙に色っぽかった。
「……はい、じゃあお言葉に甘えて」
断れなかった。
断る理由も、なかった。
——いや、本当は断るべきだったのかもしれない。
リビングのソファに並んで座る。
いつもは翔太くんと向かい合ってダイニングテーブルで勉強しているから、こうしてソファに座るのは初めてだった。
紗英さんがアイスティーを持ってきてくれて、僕の隣に座る。
近い。
いつもより、明らかに距離が近い。
太ももと太ももの間が、二十センチくらいしかない。
紗英さんの香水の匂いがふわっと漂ってくる。甘くて少し大人っぽい匂い。
「早瀬くんって、大学二年生だっけ?」
「はい、そうです」
「若いなあ。私が二十歳の頃は何してたかな……」
「紗英さんも全然若く見えますよ。三十二って聞いて最初信じられなかったですもん」
口が滑った。
でも紗英さんは嬉しそうに目を細めた。
「ふふ、ありがとう。そんなこと言われるの久しぶり」
グラスを口元に運ぶ紗英さんの横顔が、窓からの夕日に照らされて綺麗だった。
「旦那さんは……最近帰って来られてるんですか?」
「ううん。最後に帰ってきたのは三月かな。忙しいみたいで」
「そうですか。大変ですね」
「うん……」
紗英さんの表情が少し曇った。
グラスの中の氷を、ストローでかき混ぜる。からん、と涼しげな音がした。
「……ねえ、早瀬くん」
「はい」
「こんなこと教え先の先生に言うのも変なんだけど——」
紗英さんがこっちを見た。
いつもの穏やかな笑顔じゃなくて、どこか寂しそうな、揺れるような目。
「最近、寂しくてさ」
「……え?」
「翔太は受験で忙しいし、夫は全然帰ってこないし。この家に私一人でいる時間が多くて。ふふ、おばさんの愚痴なんか聞きたくないよね」
「いや、おばさんなんて——紗英さん全然若いですって」
「ありがと。早瀬くんって優しいよね」
紗英さんがふわっと笑って、僕の腕にそっと触れた。
指先が二の腕を撫でるように滑る。
「……っ」
心臓が跳ねた。
「彼女とか、いるの?」
「い、いないです」
「うそ。こんなにかっこいいのに?」
「かっこよくないですよ……」
「そんなことない。私が大学生だったら、絶対好きになってる」
紗英さんの声が、さっきより少し低くなっている。
甘いような、蕩けるような声。
距離が近い。さっきよりもっと近い。
紗英さんの太ももが、僕の太ももに触れた。
ニットワンピ越しに伝わる体温。
「さ、紗英さん……」
「ん?」
見上げてくる瞳。潤んだ唇。
オフショルダーからこぼれそうな白い肩。
その下に広がる、たわわな胸の膨らみ。
頭の中で警報が鳴っている。
(ダメだ。この人は人妻だ。教え先のお母さんだ。旦那さんがいるんだ)
わかっている。わかっているのに——
「……早瀬くんさ」
紗英さんが僕の手を取った。
細い指が僕の手のひらに絡む。
「私のこと、おばさんだと思う?」
「思わないです」
即答していた。
「じゃあ……女として、見てくれる?」
紗英さんの顔が、すぐ目の前にあった。
少し上目遣いの、潤んだ瞳。
——ああ、もう。
ダメだ。
我慢、できない。
「紗英さん——」
僕は紗英さんの頬に手を添えて、唇を重ねた。
柔らかい。
大人の女性の唇は、想像していたよりもずっと柔らかくて、甘かった。
「んっ……♡」
紗英さんが小さく声を漏らす。拒否する様子は、ない。
それどころか——
紗英さんの手が僕の首の後ろに回された。ぐっと引き寄せられる。
「ん、ちゅ……♡ 早瀬くん……♡」
「紗英さん……」
一度離れて、また唇を合わせる。
今度はもっと深く。
舌先で紗英さんの唇をなぞると、すんなりと口が開いた。
ぬるり、と舌が絡み合う。
「ちゅ……んん……♡ れろ……♡」
紗英さんの舌が、僕の舌に柔らかく絡みついてくる。
甘い。アイスティーの味が混じり合う。
(すごい……キスだけでこんなに気持ちいいなんて……)
僕の知っている同年代の女の子のキスとは全然違う。
大人の女性のキスは、吸い付くように艶めかしくて、脳がとろけそうだった。
「んちゅ、ちゅるっ……♡ ん……はぁ……♡」
唇を離すと、互いの唇の間に銀色の糸が引いた。
紗英さんの瞳は潤んでいて、頬がほんのり上気している。
「……ずっとね、早瀬くんのこと気になってたの」
「え……?」
「毎週来てくれるたびに、どんどん気になっちゃって。いけないって思ってたんだけど——」
紗英さんが僕の胸に額をくっつけた。
甘い香りが鼻腔を満たす。
「……もう、我慢できない♡」
その言葉に、僕の中で何かがぶつんと切れた。
紗英さんの体を抱き寄せて、もう一度唇を重ねた。
今度はもう、遠慮なんてしない。
「ん♡ んんっ♡ ちゅ、れろ……♡」
深くて激しいキス。舌を絡め合いながら、紗英さんの体をソファに押し倒す。
「あ……♡」
仰向けになった紗英さんの上に覆いかぶさると、オフショルダーのニットの隙間から、白い胸の谷間が覗いた。
上から見ると余計にすごい。ニットの生地をぱんぱんに押し上げる、豊かな膨らみ。
「紗英さん……脱がしていい?」
「……うん♡」
紗英さんが小さく頷く。
ニットの裾に手をかけて、ゆっくりと上に引き上げる。
すると——
黒いレースのブラジャーに包まれた、大きくて美しい胸が現れた。
「っ……すご」
思わず声が出た。
Fカップどころじゃない。ブラから溢れそうなほどの柔らかい肉が、黒いレースの縁からぷるんとこぼれている。
白い肌に黒いレース。そのコントラストがたまらなく色っぽい。
「そんなに見ないで……恥ずかしい♡」
「ムリです。綺麗すぎて」
紗英さんのお腹に顔を埋めて、そこから鎖骨に向かってキスの雨を降らせた。
「あっ……♡ ん……♡」
鎖骨に、首筋に、耳の後ろに——唇を這わせるたびに、紗英さんの体が小さく震える。
手をブラの背中に回して、ホックを外した。
かちり。
黒いレースがするりと外れた瞬間——
ぶるんっ。
解放された胸が、重力に逆らうように揺れた。
「……っ!」
息を飲んだ。
大きくて、でも垂れていない。ぷるぷると震える白い肌。
頂点には薄い桜色の乳首がぷっくりと立ち上がっていて、もう硬く尖っていた。
「三十二歳のおっぱいなんて、嬉しくないでしょ……♡」
「嬉しいに決まってるでしょ。最高ですよ」
「ふふ……ばか♡」
右の胸にそっと手を乗せた。
むにゅ。
指が沈み込む。とんでもない柔らかさ。
もちもちとした弾力が手のひらに吸い付いて、指の間から白い肌がむにゅっとこぼれる。
「んっ……♡」
紗英さんの眉がきゅっと寄る。
もう片方の手で左の胸も掴んで、両手で揉みしだく。
むにゅむにゅ、むにゅむにゅ。
「あっ♡ ん……♡ そんなに揉んだら……♡」
「柔らかすぎるんですよ、紗英さんのおっぱい……」
「もうっ……♡ えっちな子ね……あっ♡」
親指で乳首をくりっと弾くと、紗英さんの背中が弓なりに反った。
「あああっ♡ そこ、ダメ……♡ 敏感なの……♡」
「ここ?」
人差し指と親指で乳首をつまんで、くりくりと転がす。
「ひゃあっ♡♡ やっ……♡ あっ、あっ♡」
紗英さんの体がびくびくと跳ねる。
頂点の尖りがさらに硬くなって、指先にこりこりとした感触が伝わる。
我慢できなくなって、左の乳首に唇をかぶせた。
ちゅう。
「あぁっ♡♡ は、早瀬くんっ……♡」
舌先で先端をちろちろと舐め回しながら、右手で反対側の胸を揉み続ける。
「んっ♡ ちゅっ……♡ そんなに吸わないでぇ……♡」
紗英さんの手が僕の頭をぎゅっと抱え込んだ。
甘い匂い。柔らかい感触。温かい肌。
頭が全部おっぱいに包まれている。最高すぎる。
ちゅう、ちゅう、と音を立てながら吸い、れろれろと舌を這わせる。
「やっ♡ あっ♡ だめ、そんなに……♡ おかしくなっちゃう……♡」
左右交互に吸って、舐めて、転がして。
紗英さんの喘ぎ声がどんどん大きくなっていく。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ 早瀬くんっ♡ 上手……♡ おっぱい気持ちいい♡♡」
(同年代の子にはない柔らかさだ……もう最高すぎて離れたくない……)
名残惜しいけど、胸から顔を離した。
紗英さんはもう顔を真っ赤にして、目がとろんと潤んでいる。
「紗英さん、下も……」
「……うん♡ お願い……♡」
タイトスカートのファスナーに手をかけて、ゆっくり下ろす。
するすると脱がすと、黒いレースのショーツが現れた。
ブラとお揃い。
そして——
その中央が、しっとりと濡れて色が変わっていた。
「もうこんなに濡れてる……」
「だ、だって……♡ おっぱいだけでこんなにしてくるから……♡」
紗英さんが恥ずかしそうに太ももを閉じる。
でも僕はそっと膝に手を置いて、ゆっくり開かせた。
「見せて。紗英さん」
「……っ♡ いじわる……♡」
ショーツの上から、指でそっと撫でた。
くちゅ。
「ひっ♡」
びくん、と紗英さんの腰が跳ねる。
ショーツ越しでも分かる。薄い布の向こうが、とろとろに蕩けている。
指で布越しに割れ目をなぞると、じゅわっと液が滲んだ。
「あっ♡ あっ♡ やぁっ……♡」
「すごいな……ショーツびしょびしょだ」
「恥ずかしいこと言わないで……♡」
ショーツの端に指をかけて、ゆっくりずらした。
ぷるん、と弾力のある太ももの間に——
つるりとした、薄ピンクの秘所が露わになった。
蜜で光っている。とろりと糸を引くほどに濡れていて、小さな花びらが微かに震えている。
「きれいだ……」
「そんなの……見られたら恥ずかしくて死んじゃう……♡」
紗英さんが腕で顔を覆う。でも、脚は閉じない。
僕は指先をそっと花びらに触れさせた。
ちゅるっ。
「あっ♡♡」
ぬるぬるの蜜が指に絡みつく。とんでもない量だ。
人差し指で上の方にある小さな突起をくりっと撫でると——
「ひいいっ♡♡ そこっ♡ そこダメぇ♡♡」
紗英さんの体がガクガクと震えた。
「ここ気持ちいい?」
「気持ちいいっ♡ クリ弱いの……♡ あっ♡♡」
くりくりくり、と指先で丁寧に刺激しながら、中指をゆっくり入口に押し当てる。
ずるっ。
「あぁーっ♡♡」
指が呆気なく飲み込まれた。中はとろとろに溶けていて、きゅうっと指に吸い付いてくる。
「なか……すごい。めちゃくちゃ熱い」
「だって……♡ 久しぶりなの……♡ ずっとしてなかったから……♡」
指をゆっくり出し入れしながら、くちゅくちゅと水音を立てる。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ そこ、奥……♡ 奥が気持ちいいっ♡」
指をぐっと奥まで入れて、少し上に曲げた。
ざらりとした場所に指先が触れた瞬間——
「ひいっ♡♡♡ そこおおっ♡♡ そこすごいっ♡♡♡」
紗英さんの体がガクガクと痙攣する。
指を二本に増やして、奥のざらざらした場所を集中的にこすり上げる。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ。
「やっ♡ やぁっ♡ だめ、だめぇ♡ そんなにされたらっ♡♡」
紗英さんの手がソファのクッションをぎゅっと掴む。
腰がガクガクと揺れて、中がきゅうきゅうと指を締め付けてくる。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ いく——いっちゃうっ♡♡ 早瀬くんの指でいっちゃうっ♡♡♡」
ぐちゅぐちゅぐちゅっ!
「いくっ♡♡♡ いくいくいくぅっ♡♡♡♡」
びゅるるっ♡♡
紗英さんの体が大きく仰け反って——透明な液体が、指の隙間から勢いよく溢れ出した。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、ソファのクッションを濡らしていく。
「あ、あ……♡♡ すごい、出ちゃった……♡ こんなの初めて……♡♡」
紗英さんが涙目で呟く。ぴくぴくと体が痙攣している。
「潮吹き……初めて見た」
「わ、私も初めて……こんなの……♡ 旦那にもされたことない……♡」
紗英さんの目から涙がぽろっとこぼれた。
快感の涙。
その姿が色っぽすぎて、僕のズボンの中はもうとっくに限界だった。
紗英さんが体を起こして、僕の方を見た。
まだ潤んでいる瞳が、僕のズボンの膨らみに向けられる。
「……早瀬くんも、苦しそう♡」
「あ、いや……すみません」
「謝らないで。——ねえ、お姉さんにも、触らせて♡」
紗英さんが僕のベルトに手をかけた。
細い指が慣れた手つきでベルトを外し、ファスナーを下ろす。
ボクサーパンツの中から、限界まで硬くなったそれがびくんと飛び出した。
「わ……♡ すごい、大きい♡」
紗英さんが目を丸くした。
「二十歳って、こんなに元気なんだ……♡」
細い指が、竿にそっと触れた。
ぴくんっ。
「っ……」
「あ、反応した♡ かわいい♡」
紗英さんが嬉しそうに笑って、指を根元からゆっくり先端に滑らせる。
「ん……っ」
柔らかい指先が、亀頭の周りをくるりと撫でる。
背筋に電流が走った。
「紗英さん……上手すぎ……」
「ふふ♡ これでも経験は一人だけなんだけどね♡」
紗英さんがソファから降りて、僕の脚の間にしゃがんだ。
目の前に、豊満な胸が揺れている。
そして——
紗英さんがゆっくりと顔を近づけて、先端にちゅっと唇を落とした。
「っ!」
「ふふ♡ 味、する♡」
ちろ、と舌先が先端を舐めた。
それだけで腰が浮きそうになる。
「んちゅ……ちゅる……♡ 早瀬くんのおちんちん、おいしい♡」
紗英さんがそのまま、先端をぱくっと口に含んだ。
じゅるっ。
「あっ……! さ、紗英さん……!」
温かくて湿った口腔に包まれる。舌が裏筋をねっとりと舐め上げてくる。
「んぐっ♡ じゅるっ♡ んっ、んっ♡」
紗英さんの頭がゆっくりと上下する。
唇が竿を優しく締め付けながら、舌がくるくると巻きつく。
ずるっ、ずるっ、ずるっ。
「やばっ……紗英さん、フェラ上手すぎる……!」
「んん♡ んちゅ、ちゅるるっ♡♡」
紗英さんが嬉しそうに目を細めて、さらに深くくわえ込んだ。
喉の奥にこつんと当たる感触。
「んぐっ♡♡ おぐっ♡ じゅるじゅるっ♡♡」
「う、あっ……! 紗英さん、奥まで……!」
紗英さんの喉がきゅうっと締まって、先端を絞り上げるように吸い付いてくる。
じゅぽっ♡ じゅぽっ♡ じゅぽっ♡
激しく頭を動かしながら、空いた手で根元をきゅっと握って上下に扱く。
「あっ、やばっ……紗英さん、もうっ……出る……!」
「んっ♡ 出して♡ お口の中にいっぱい出して♡♡」
紗英さんが先端だけを咥えて、舌先で集中的に裏筋を刺激してくる。
ちろちろちろちろっ。
「くっ——!!」
びゅるっ♡♡ びゅるるっ♡♡ びゅるっ♡♡
「んぐっ♡♡ ん、んんっ♡♡♡」
紗英さんの口の中に、大量の精液が噴き出す。
一回、二回、三回——止まらない。
どくどくと脈打つように出し続ける。
「んっ……♡ んくっ……♡♡」
ごくん。
紗英さんが、全部飲み込んだ。
「っ……すごい量……♡ 口の中がいっぱいだった♡」
紗英さんが唇を舌でぺろりと舐めて、上目遣いで僕を見る。
「おいしかったよ♡ 若い子のは濃くて♡」
その言葉と表情で——出したばかりなのに、下がり始めていたそれが、再び熱を持ち始めた。
紗英さんがそれに気づいて、くすっと笑う。
「あら♡ もう元気になってる♡ 若いって素敵ね♡」
「……紗英さんがエロすぎるんですよ」
「もう♡ そんなこと言われたら——ねえ、もっとしたい♡」
紗英さんが僕の上に跨がるように体を起こして、顔を近づけてきた。
耳元でささやく。
「……中に、入れて♡」
紗英さんをソファに仰向けに寝かせた。
大きな胸がぷるぷると揺れる。白い肌が薄く汗ばんで、ほんのりピンク色に上気している。
脚をそっと開くと、さっき潮を吹いたばかりの秘所が、まだとろとろに濡れていた。
蜜がとろりと垂れて、太ももの内側を伝っている。
「……入れるよ、紗英さん」
「うん……♡ お願い♡ ゆっくりね……♡」
先端を入口に当てた。
ぬるっとした蜜が絡みつく。
そのまま、ゆっくりと腰を押し込む。
ずぷっ。
「あぁっ♡♡」
「くっ……きつ……!」
入った瞬間、とんでもない締め付けが襲ってきた。
中はどろどろに溶けているのに、壁がきゅうきゅうと吸い付いて、奥に引き込もうとしてくる。
「は、早瀬くん……♡ 大きい……♡ すごい、奥まで届く……♡」
ずぷ、ずぷ、と少しずつ奥まで入れていく。
ぴたりと根元まで入った。
「あぁぁ♡♡ 全部入った……♡ お腹の奥に当たってる……♡」
紗英さんが両手で僕の背中にしがみつく。
「紗英さん……中、めちゃくちゃ気持ちいい……」
「私も……♡ こんなに気持ちいいの久しぶり……♡ 動いて……♡」
ゆっくりと腰を引いて、また押し込む。
ずちゅっ。
「あっ♡」
もう一度。
ずちゅっ。
「んっ♡」
紗英さんの中はとろとろの蜜でいっぱいで、動くたびにぐちゅぐちゅと淫靡な水音が響く。
少しずつペースを上げていく。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ 気持ちいいっ♡ 早瀬くんのおっきくて気持ちいいっ♡♡」
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡
腰を打ちつけるたびに、紗英さんの大きな胸がぶるんぶるんと激しく揺れる。
その光景がエロすぎて、さらに興奮して腰が加速する。
「紗英さんっ……中、最高……! 吸い付いてくる……!」
「あっ♡ あっ♡ やっ♡ そんなに激しくしたらっ♡ おっぱい揺れちゃうっ♡♡」
揺れる胸に手を伸ばして、揉みしだきながら腰を振り続ける。
パンッパンッパンッ♡♡
「あああっ♡♡ おっぱい揉まれながら突かれるのぉ♡♡ すごいすごいすごいっ♡♡♡」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ♡
紗英さんの脚が僕の腰にきゅっと巻きついた。
かかとで背中を押されて、さらに奥まで入る。
「あぁっ♡♡ 奥っ♡ 奥に当たってるっ♡♡ そこ気持ちいいのぉ♡♡♡」
「紗英さん……! 中がぎゅうぎゅうに締まって……! やばい……!」
「いいよっ♡ いいのっ♡ 早瀬くんのので私を滅茶苦茶にしてっ♡♡♡」
腰を全力で打ちつける。
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ いくっ♡ またいっちゃうっ♡♡」
ぐぅぅっ——と紗英さんの中が一気に収縮した。
きゅうきゅうきゅうっ♡♡
「いくぅっ♡♡♡♡ いっちゃうのぉ♡♡♡♡」
紗英さんの全身がびくびくと痙攣して、中が狂ったように締め上げてくる。
「くっ——僕もっ……! 紗英さんっ、中に出すよっ……!」
「出してっ♡♡ 中にいっぱい出してぇ♡♡♡」
びゅるっ♡♡ びゅるるるっ♡♡♡ びゅるっ♡♡
「あぁぁぁっ♡♡♡♡ 熱いのいっぱい来てるっ♡♡♡ お腹の中に出されてるぅ♡♡♡♡」
どくっ、どくっ、どくっ——
紗英さんの一番奥に、全部注ぎ込んだ。
出し切るまで腰を押しつけたまま。
「はぁ……はぁ……♡ すごい、出した……♡ 中がいっぱい……♡♡」
紗英さんがとろんとした目で僕を見上げる。
頬が紅潮して、汗ばんだ肌が妖艶に光っている。
「……最高だった♡ 早瀬くん♡」
「僕も……紗英さん、気持ちよすぎた……」
まだ繋がったまま。中が余韻でぴくぴくと脈打っている。
すると——
また、下半身が熱を帯び始めた。
紗英さんの中にいるまま、硬さが戻ってくる。
「あっ♡ ……また、大きくなってる♡」
紗英さんが驚いたように目を丸くして、でも嬉しそうに笑った。
「若いって……本当に反則♡」
「紗英さんの中がエロすぎるんですって……」
「もう♡ ——ねえ、今度は後ろからがいい♡」
紗英さんがソファの上で四つん這いになった。
白くて丸いお尻が目の前にある。
たわわな胸が重力で垂れて、ゆらゆらと揺れている。
(この光景……やばすぎる……)
さっき出した精液が、紗英さんの秘所からとろりと垂れている。
それがまた、たまらなく淫靡で——
「早く♡ お願い、早瀬くん♡」
紗英さんが腰をくいっと突き出して誘ってくる。
後ろから先端を入口に当てて——一気に突き入れた。
ずぷんっ♡♡
「あぁぁっ♡♡♡ 一気に入ってきたっ♡♡♡」
「くっ……さっきより奥まで入る……!」
バックの角度だと、さっきよりもっと深い場所に届く。
先端が奥壁をぐりっと押すたびに、紗英さんの体がびくんびくんと跳ねる。
「あっ♡ そこっ♡ そこぉっ♡♡ 奥、当たってるっ♡♡♡」
紗英さんの腰を両手で掴んで、力強く引き寄せながら腰を叩きつける。
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡
「やっ♡ あっ♡ あっ♡ すごいっ♡ 奥までごりごり当たるっ♡♡」
ぐちゅっぐちゅっぐちゅっぐちゅっ♡♡
さっき中に出した精液がぐちゅぐちゅと掻き回されて、白い泡になって溢れ出す。
「紗英さん、中すごいことになってる……めちゃくちゃぐちゅぐちゅ言ってる……」
「恥ずかしいこと言わないでぇ……♡♡ でも気持ちいいのぉ♡♡♡」
前に手を伸ばして、垂れて揺れている胸を下から掴んだ。
むにゅんっ♡
「ひゃあっ♡♡ おっぱいまでっ♡♡」
揺れる胸を鷲掴みにしながら、後ろから激しく突き上げる。
パンパンパンパンッ♡♡♡
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ だめぇっ♡ おっぱい揉まれながら後ろからなんてっ♡♡ おかしくなっちゃうぅっ♡♡♡」
紗英さんの腕が崩れて、上半身がソファに沈んだ。
お尻だけが高く突き上げられた姿勢になって、さらに奥まで届くようになる。
「あああっ♡♡♡ そこぉっ♡♡♡ 子宮に当たってるぅっ♡♡♡♡」
ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡
「紗英さんっ……また締まってきた……!」
「だって気持ちよすぎるからぁっ♡♡ 早瀬くんのが大きすぎるからぁっ♡♡♡」
紗英さんの中がぎゅうぎゅうと脈打ち始めた。
「あっ♡ あっ♡ いくっ♡ またいくのぉ♡♡ 後ろからでいっちゃうのぉ♡♡♡」
「僕もっ……! もう出るっ……!」
「出してっ♡♡ 中にっ♡ また中に出してぇ♡♡♡ いっぱいちょうだいっ♡♡♡♡」
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ——♡♡
最奥まで突き入れたまま、腰を押しつけて——
びゅるっ♡♡ びゅるるっ♡♡ びゅるるるっ♡♡♡
「あぁぁぁぁっ♡♡♡♡♡ きてるっ♡♡♡ 奥にいっぱい出てるのぉ♡♡♡♡♡」
紗英さんの全身がガクガクと痙攣して、中がきゅうきゅうと精液を搾り取るように締め上げてくる。
どくっ、どくっ、どくっ、どくっ——
「はぁっ♡♡ はぁっ♡♡ すごい……♡ また、こんなにいっぱい……♡♡」
最後の一滴まで出し切って、ゆっくりと抜いた。
ずるっ。
「あっ♡」
抜いた瞬間、紗英さんの中から白い液体がとろりと溢れ出した。
内ももを伝って、ソファに垂れていく。
「……すごいことしちゃったね、私たち♡」
紗英さんがくったりとソファに体を預けたまま、振り向いて笑った。
汗で額に髪が張り付いて、頬は紅潮して、目はとろんと蕩けている。
その姿が——今まで見た中で一番色っぽかった。
しばらく二人で息を整えていた。
紗英さんが起き上がって、散らばった服を拾う。
「……シャワー、浴びていく?」
「あ……はい」
「一緒に入る?♡」
「っ……! いいんですか」
「ふふ♡ もうこんなことしちゃったんだし、今更でしょ♡」
二人でバスルームに入って、シャワーを浴びた。
紗英さんの濡れた体を洗いながら、また少しドキドキした。でも、不思議と気まずさはなかった。
バスルームから出て、リビングに戻る。
時計を見ると、まだ六時過ぎ。翔太くんが帰ってくるまで、まだ少し時間がある。
紗英さんが新しいアイスティーを入れてくれて、さっきと同じようにソファに並んで座った。
でも、さっきとは全然違う空気。
肩が自然と触れ合って、紗英さんがそっと僕の手に自分の手を重ねた。
「……ねえ、早瀬くん」
「はい」
「今日のこと——」
紗英さんが少し不安そうな目で僕を見た。
「……嫌だった?」
「嫌なわけないじゃないですか」
「……よかった♡」
ほっとしたように、紗英さんが笑う。
「でも……これって、ダメなことだよね。私、人妻だし。早瀬くんの方が立場的にまずいよね」
「……」
「だから、もし嫌だったら、今日のことは忘れて——」
「忘れたくないです」
紗英さんの言葉を遮って、そう言った。
「紗英さんのこと、前からずっと気になってました。ただの教え先のお母さんだと思おうとしたけど、無理でした」
「早瀬くん……」
「だから——忘れたくない。これからも……会いたいです」
自分でも驚くくらい、はっきり言えた。
紗英さんの目がうるっと潤んで——
ぎゅっと僕の腕に抱きついてきた。
「……ばか♡ そんなこと言われたら、離れられなくなるじゃん♡」
「いいんです。離れなくて」
「……♡」
紗英さんが見上げてくる。
「じゃあ——これは、二人だけの秘密ね♡」
「はい」
そっと、唇を合わせた。
今度は優しく、ゆっくりと。
ちゅ、と小さな音だけが、静かなリビングに響いた。
それから、僕と紗英さんの「秘密の関係」が始まった。
火曜と金曜の家庭教師の日。
翔太くんの授業が終わって、翔太くんが自室に戻った後。
「早瀬くん、お茶飲んでいかない?♡」
その一言が、僕たちの合図になった。
リビングで二人きりになると、紗英さんは甘えるように僕に寄り添ってくる。
時には翔太くんが部活で遅い日に、わざと授業を早めに設定してくれることもあった。
「来週の火曜、翔太は部活の合宿で夜まで帰らないんだけど♡」
紗英さんからのLINE。
ハートの絵文字がついている。
僕はスマホを見ながら、にやけるのを止められなかった。
普通の家庭教師のバイト。
のはずだった。
でも今の僕にとって、あの家に行く理由は——もう一つ、増えてしまった。
教え子の成績を上げること。
そして——美しい人妻と、二人だけの甘い時間を過ごすこと。
いけないことだって、分かってる。
でも——
紗英さんの笑顔を思い出すと、もう戻れないと思った。
(終わり)