書店で同じ本に手を伸ばした美人と付き合った話

2026.04.12

12分で読了

社会人3年目、25歳。

都内のIT企業で働きながら、唯一の趣味は読書。

仕事帰りに本屋に寄るのが日課だった。

駅前のチェーン店じゃなくて、二駅先の独立系書店「栞堂(しおりどう)」。棚の選書センスがよくて、店内にカフェスペースもある。

金曜の夜、19時過ぎ。木の扉を開けると、コーヒーとインクの混ざった匂い。

(この匂い、好きだな)

文芸の新刊コーナーに直行する。期待の新刊——滝本真央の『夜明け前の栞』。

棚の最後の一冊に手を伸ばす。

と——

ぱさっ。

誰かの手と、ぶつかった。

「あ」

「あ……」

同時に声が出た。柔らかくて、細い指先。ほんのりあったかい。

視線を横に向けると——

(……え)

めちゃくちゃ美人がいた。

肩にかかる黒髪にゆるウェーブ。細いフレームの眼鏡の奥に、澄んだ黒い瞳。白い肌に薄い桜色の唇。

白いタートルネックの胸元が——かなり、ふっくらしている。柔らかい生地が膨らみのラインをはっきり拾っていて、どう見ても大きい。

文学系美人。知的で落ち着いていて、でもどこか色っぽい。

「あ、す、すみません!」

先に手を引いたのは俺だった。

「いえ、こちらこそ……」

彼女も頬をほんのり赤く染めた。

「……滝本真央の新刊、ですよね?」

「あ、はい。今日発売で——」

「私も、ずっと楽しみにしてて……前作の『水底の手紙』がすごく好きで」

「えっ、『水底の手紙』!? 俺もめちゃくちゃ好きです!」

「本当ですか!?」

彼女の目がぱっと輝いた。

「三章の手紙のシーン……読み終わったあと動けなくて……」

「わかります! 文体で感情を表現するのがこの人の真骨頂で!」

本棚の前で二人してテンション上がっていた。

「あ……すみません、つい熱くなっちゃって♡」

(♡って聞こえた気がした)

「この本、最後の一冊みたいで。どうぞ、俺は別の店でも探せるんで」

「え、でも……」

「同時でしたし。どうぞ」

「……ありがとうございます♡」

ぺこりと頭を下げた拍子に、タートルネックの胸元がふわっと揺れた。

「あの——よかったら」彼女が本を胸に抱きながら言った。「二人で読み終わったら、感想を話しませんか? 読書会みたいな♡」

心臓がどくどく鳴っている。

「ぜひ!」

LINE交換。画面に表示された名前——『水瀬 詩織(みなせ しおり)』。24歳。

「桐谷悠介(きりたに ゆうすけ)です」

「桐谷さん♡ よろしくお願いします♡♡」

その週末、新刊を一気読みして感想LINEを送ったら——2時間のやり取りに発展した。

翌週の土曜、栞堂のカフェで初の読書会。

クリーム色のニットワンピースにロングブーツの詩織が現れた。胸のラインがしっかり主張している。

(やっぱり美人だ。記憶補正じゃなかった)

お互いの本は付箋だらけ。同じページに貼ってあったときは二人で「えー♡♡♡」って声を上げた。

2時間があっという間。

「また、やりません?」

「ぜひ♡♡ 次はお互いに好きな本を薦め合おう♡♡♡」

毎週土曜の読書会が定番になった。

3回目で近くの喫茶店に場所を変え、4回目の帰り道——

「名前で呼んでもいいですか?♡ 私のことも詩織って♡」

「……じゃあ、詩織さん」

「♡♡♡ じゃあ、悠介さん♡」

5回目は映画デート。6回目は代官山の本屋巡り。

もう完全にデートだった。

12月、恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション。

(今しかない)

「俺、詩織さんのことが好きです。書店で手が触れたあの日から、ずっと」

詩織の目に涙が浮かんだ。

「私も♡♡ 悠介さんのことが好きです♡♡♡」

手を握った。細くて柔らかくてあったかい手。

「付き合ってください」

「はい♡♡♡♡」

付き合ってからは毎週末会った。

キスは2週間目。映画の帰り、夜の公園で。

「キス、してほしい♡」

ちゅ♡

「心臓止まるかと思った♡♡♡」

それからキスが増えた。別れ際、待ち合わせ、人気のないところでこっそり。

ちゅ♡ ちゅっ♡

何度しても飽きない。

付き合って1ヶ月。1月の終わり。

『今度の土曜、うちに来ない?♡ 一緒に読みたい本があるの♡♡ ご飯も作るね♡♡♡』

——そういうことだよな。

土曜、15時。詩織の家。

「いらっしゃい♡♡♡」

薄いグレーのニットにデニムのショートパンツ。鎖骨が見えて、胸元がゆるくて、ニットの表面にうっすら突起の影。

(ノーブラ……?)

壁一面の本棚。ソファに並んで座って、黙々と短編集を読む。

隣に詩織がいる。ページをめくる音。時々、吐息の音。

1時間後、読み終わって感想トーク。

「最後の一行で全部ひっくり返すの、ずるいだろ……」

「ずるいよね♡♡ 私、声出た♡♡」

二人でテンション上がって、気づいたら距離が近くなっていた。膝が触れている。

自然に、キスをした。

ちゅ♡

今日は——離れなかった。

ちゅっ♡ ちゅるっ♡ 舌が触れて、絡み合う。

ちゅるっ♡ ちゅぷっ♡ んっ♡♡

「はぁ……♡♡ 悠介さん……♡♡」

キスをしながら腰に手を回した。ニット越しの柔らかい体。

詩織が俺の手を取って——自分の胸の上に導いた。

むにゅ♡

「——っ!」

信じられないくらい柔らかい。ニット一枚越しにダイレクトに伝わる弾力と質量。手のひらからはみ出る。

「触って♡ 今日は……そのつもりで呼んだの♡♡」

「ノーブラ、バレてた?」

「ちらちら見てたでしょ♡♡ 嬉しかったの♡♡♡」

むにゅうっ♡♡

「あっ♡♡ 気持ちいい……♡♡」

「脱がせていい?」

「……うん♡♡」

ニットを持ち上げる。白い肌、細いウエスト、そして——

ふるんっ♡

生の胸が現れた。白くて丸くてぷるんとした弾力。Dカップ。大きいのに垂れていない。ピンク色の乳首がぷっくり立っている。

「綺麗だよ、めちゃくちゃ」

「……ほんとに♡?」

両手で包み込んだ。

むにゅむにゅ♡ むにゅむにゅ♡

「ひゃっ♡♡ んっ♡♡ 悠介さんの手おっきいから全部包まれちゃう♡♡♡」

乳首をつまんで転がす。くりくりっ♡

「あぁっ♡♡♡ そこ弱いのっ♡♡♡」

片方を指でいじりながら、もう片方に口をつけた。

ちゅっ♡ れろっ♡ ちゅうっ♡♡

「ひいぃっ♡♡♡ 吸ったらだめぇっ♡♡♡」

背中がのけぞる。でも俺の頭を押さえつけて離さない。

「あっ♡♡ おっぱいだけで変になっちゃう♡♡♡」

詩織の太ももがもじもじ動いている。

「ベッドに移動しよう」

「……うん♡♡♡」

ベッドに横たわった詩織。ショートパンツを脱がすと、白いレースのショーツ。

「今日のために選んだの♡♡」

確信犯だった。薄い布地の中央が——濡れている。

ショーツの上から触れた。くちゅ♡

「ひゃっ♡♡♡」

ぐっしょり。割れ目をなぞって、上のぷくっとした突起をくるくる。

くりくりっ♡

「ひぁっ♡♡♡ 敏感すぎるのっ♡♡♡」

ショーツを脱がせる。薄いピンクの花びら。蜜がてらてら光っている。

指先を入口にあてがって——ゆっくり中に入れた。

ずぷっ♡

「あぁっ♡♡♡ 指……入ってきた……♡♡♡」

くちゅくちゅくちゅ。奥のざらっとしたところを見つけて、くいくいっと刺激する。

「ひぃぁっ♡♡♡♡ そこすごいっ♡♡♡ なにこれっ♡♡♡♡」

親指でクリを撫でながら、中のGスポットを攻める。

ぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡

「あっ♡ あっ♡ イっちゃうっ♡♡ 指だけでイっちゃうっ♡♡♡♡」

「イっていいよ」

「悠介さんっ♡♡♡ 悠介さぁんっ♡♡♡♡——」

ぎゅうぅっ!! びくんびくんっ!!

中が激しく痙攣して指を締め付ける。詩織の体が震える。

「はぁっ……♡♡ すごかった……♡♡♡」

とろんとした目で見上げてくる。

「私も……悠介さんのこと気持ちよくしたい♡♡」

俺が脱ぐと、詩織が目を丸くした。

「おっきい……♡♡」

先端にちゅっとキスして、舌でくるくる舐め回す。

れろっ♡ ちゅっ♡

ぱくっと咥え込まれた。

「っ——!」

温かくて柔らかい口の中。舌が裏側を丹念に舐め上げる。

「ちゅぱ……♡ んむっ……♡♡ じゅるっ♡♡」

ちゅぱちゅぱちゅぱ。リズミカルに頭を上下させる。眼鏡をかけたまま咥えてる文学系美人。

このビジュアルはやばい。

「んっ♡♡ 気持ちいい?♡♡ もっとしてあげる♡♡♡」

頬を窪ませてきゅうっと吸い上げる。

ちゅうぅっ♡♡

「やば……そろそろ……」

ちゅぽんっ、と口を離す。唾液の糸がきらり。

「悠介さん……♡♡ して♡♡♡ こんなにしたいって思ったの初めて♡♡♡♡」

詩織が仰向けになった。

「……来て♡♡」

覆いかぶさる。黒い髪がシーツに広がって、眼鏡の奥の瞳が潤んでいる。

「キスして♡♡」

深くキスしながら、脚の間に体を収めた。先端が花びらに触れる。ぬるっ、と蜜が絡む。

「入れるよ」

「うん……♡♡ ゆっくり……♡♡」

ずぷっ♡

「あっ——♡♡♡ 入ってくる……♡♡♡ おっきい……♡♡♡♡」

ゆっくり奥へ。根元まで入りきった。

「はぁ……♡♡ いっぱい……♡♡ 奥まで……♡♡♡♡」

両腕が首に回る。脚が腰に絡む。胸の柔らかさが胸板にむにゅっと潰れている。

「動くよ」

ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡♡

「あっ♡ あっ♡ 気持ちいい……♡♡ 悠介さん……♡♡♡」

スピードを上げる。ぱん、ぱん、ぱん。

胸がたゆんたゆん揺れる。揺れる胸を片手で掴んだ。

むにゅっ♡

「ひゃっ♡♡ 突きながら揉まないでっ♡♡ 感じすぎちゃうっ♡♡♡♡」

ぱんぱんぱん♡ くりくりっ♡

「あぁっ♡♡♡ おかしくなっちゃうっ♡♡♡♡」

深く突き入れる。ずぷっ——

「ひあっ♡♡♡♡ そこぉっ♡♡♡ 奥すごいっ♡♡♡♡♡」

ぱんぱんぱんっ!

「悠介さんっ♡♡♡ 好きっ♡♡♡ 好き好きっ♡♡♡♡」

「俺も好きだ……詩織……」

「あっ♡♡ イきそう……♡♡ 一緒にイきたいっ♡♡♡♡」

「俺ももう——」

「中に出してっ♡♡♡ 全部中にっ♡♡♡♡」

ぱんぱんぱんぱんっ!!

「あっあっあっ——イくっ♡♡♡ イっちゃうっ♡♡——ッッ♡♡♡♡♡」

びくんっ!! 中が激しく痙攣して、めちゃくちゃに締め付けてくる。

「出る——っ!」

どくっ、どくっ、どくっ。奥の奥に全部注ぎ込んだ。

「あああっ♡♡♡♡ 熱いっ♡♡♡ 中にいっぱい出てるっ♡♡♡♡♡」

びくびくびくっ。体が震え続ける。中が搾り取るようにぎゅうぎゅう締まる。

「はぁ……♡♡ すごかった……♡♡♡ 中あったかい……♡♡♡♡」

ぎゅっと抱きしめられた。汗ばんだ肌。心臓の音。

繋がったまま抱き合っていると——また硬くなっていく。

「あ……♡♡ また大きくなってる♡♡♡」

「詩織がエロすぎて」

「エロくないもん♡♡♡」

と言いながらきゅうっと中を締めてきた。

「……もう一回、いい?」

「してほしい♡♡♡」

体をそっと返した。四つん這い。バックの体勢。

「恥ずかしい……♡♡♡♡」

白い背中、くびれたウエスト、丸いお尻。さっき出した白い液がとろりと垂れている。

「見ないでっ♡♡ 出てきちゃってる♡♡♡」

先端をあてがって——一気に奥まで。

ずぷぷっ♡

「あぁっ♡♡♡♡ 一気にっ♡♡♡ さっきより深いっ♡♡♡♡♡」

さっきの分がローション代わり。信じられないくらい滑らか。

ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ぱん♡ ぱん♡

「あっ♡ あっ♡ バックやばいっ♡♡ 奥ぐちゃぐちゃにされてるっ♡♡♡♡」

ぱちんっ♡ 軽くお尻を叩いた。

「ひぁっ♡♡♡♡ 叩いたぁっ♡♡♡」

「ごめん、つい」

「だめっ♡♡ でもちょっと気持ちいいかも♡♡♡♡」

スピードを上げる。手を伸ばして前から胸を掴む。

ぱんぱんぱん♡ むにゅむにゅ♡♡ ぐちゅぐちゅ♡♡♡

「あぁああっ♡♡♡♡ 全部同時にされたらっ♡♡♡ もうだめっ♡♡♡♡ またイっちゃうっ♡♡♡♡♡」

腰を引き寄せて最奥を突く。

ずぷんっ♡♡

「ひぁぁっ♡♡♡♡♡ 一番奥っ♡♡♡♡♡♡」

「イけ、詩織」

「イくっ♡♡♡ イくイくっ♡♡♡♡——ッッ♡♡♡♡♡♡」

びくんびくんっ!!! 中が嵐みたいにうねる。

「俺も——っ!」

ずぷんっ!! 最奥に押し付けて——

どくっ、どくっ、どくっ、どくっ。

二度目。さっきより激しく、奥に叩きつけるように注ぎ込んだ。

「あぁああっ♡♡♡♡♡ また中にっ♡♡♡ 熱いの来てるっ♡♡♡♡♡♡」

びくびくっ。詩織が腕から崩れ落ちた。ぴくぴく震え続けている。

「はぁっ……♡♡ もう動けない……♡♡♡♡」

覆いかぶさる。汗ばんだ背中に唇を落とした。

「すごかった♡♡♡♡」

「……ああ」

「大好き♡♡♡♡♡」

「俺も。大好きだよ」

シャワーを一緒に浴びて(狭くて密着しまくって、また元気になりかけたけど我慢した)、詩織が夕飯を作ってくれた。

俺のパーカーを借りた詩織。袖ぶかぶかで太ももむき出し。

「悠介さんの匂いする♡♡♡」

破壊力がすごい。

ペペロンチーノを食べながら、さっきの短編集の話の続き。

「今日はさ」

「うん♡」

「本を読んで、感想語り合って、そのまま結ばれたわけだけど」

「……♡♡♡」

「最高の読書会だったな」

「バカっ♡♡♡♡」

ぽかぽか肩を叩いてくるけど、顔は真っ赤で嬉しそう。

「私たちの出会いって本でしょ♡ あのとき最後の一冊を譲ってくれたのが嬉しかった♡♡」

「実際めちゃくちゃ読みたかったけどな」

「それなのに譲ってくれた♡ あの勇気を出した私を褒めてあげたい♡♡♡」

「褒める。めちゃくちゃ褒める」

詩織が肩にもたれかかった。シャンプーのいい匂い。

「これからも一緒に本を読もうね♡♡」

「当然。読書会は続行だ」

「次は何読む♡?」

「三島由紀夫の『潮騒』」

「純愛の話♡♡♡ 私たちに合ってる♡♡♡♡」

本棚に囲まれた部屋で、俺たちは寄り添って夜を過ごした。

本がきっかけで出会って、本を通じて惹かれ合って、本を読んだ後に結ばれた。

俺の人生で最高の一冊は、あの日書店で手が触れた、あの新刊だった。

END


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