大学の軽音サークルでバンドを組んだ美人ボーカルと付き合った話

2026.04.12

15分で読了

大学二年の春。

俺、高瀬奏太(たかせ そうた)はギターを抱えて軽音サークル「Reverb」の部室にいた。 四畳半のプレハブ小屋。壁にはライブのフライヤーが貼られて、隅にはドラムセットとアンプの山。

新しくバンドを組みたいのに、ボーカルだけ見つからない。 ギターは俺、ベースは同級生の木下、ドラムは後輩の田村──あとは歌い手だけだった。

「奏太、新歓ライブの出演締め切り来週だぞ」

部長の山口さんに急かされて頭を抱えていたその時──

ガラッと部室のドアが開いた。

「すみません、軽音サークルってここですか?」

逆光。春の陽射しをバックに、女が一人立っていた。

(……は?)

鮮やかなワインレッドのショートボブ。耳にシルバーのピアスが三連。切れ長で大きな目。すっと通った鼻筋。チェリー系のリップ。 黒のバンドTシャツ──ONE OK ROCKのツアーT──にデニムのスキニー。Tシャツの上からでもはっきりわかる胸の膨らみ。くびれたウエストから長い脚がすらっと伸びている。

ロック系美人。それ以外の表現が見つからなかった。

「新二年の宮野瑠花(みやの るか)です。転部で来ました。ボーカル志望で」

「歌、聴かせてもらっていい?」

瑠花がスマホで音源を流し、ELLEGARDENの「Missing」を歌い始めた。

低音はハスキーでざらっとした色気。サビに入ると一気に突き抜ける声量。四畳半のプレハブがびりびり震えた。

「俺とバンド組まない?」

気づいたら立ち上がって言っていた。

「マジですか!? めっちゃやりたい♡」

こうして俺たちのバンド「Stray Bullet」が始まった。

バンド名は瑠花の提案。「弾丸みたいに真っ直ぐ刺さる音楽がしたい」って。

新歓ライブまで三週間。セットリストはカバー三曲とオリジナル一曲。 オリジナルは俺が作曲、瑠花が作詞。二人で曲を作ることになった。

「スタジオだと他のバンドもいるし、俺の部屋で良い?」

「うん♡ なんかバンドっぽくてテンション上がる!」

大学から自転車五分のアパート。六畳一間にギター三本。 ローテーブルを挟んで向かい合い、俺がギターを弾いてメロディを提案し、瑠花が歌詞を書いていく。

「サビ、こんな感じは?」

「いいね! でもここ半音上げた方がエモくない?」

瑠花がその場で歌う。

「──届かない夜を 引き裂いて」

鳥肌が立った。

「それだ。最高」

「ほんと? やった♡」

横顔を盗み見る。伏し目の睫毛が長い。唇がリップで艶やかに光ってる。ふわっと甘い香水の匂い。

「奏太、見てないで弾いて♡」

「見てねーよ」

「嘘♡ さっきからちらちら見てた♡」

バレてた。この笑顔が反則的にかわいい。

それから毎日、二人で曲作り。講義が終わるとすぐ連絡を取り合って、夜まで一緒にいた。

曲作りの合間にいろんな話をした。瑠花がボーカルを志した理由。前のサークルが合わなかった話。 瑠花が考え込む時、唇をちょっと尖らせる癖がある。それがいちいち可愛い。

(好きだ。もう完全に好きになってる)

でも告白して気まずくなったらバンドが終わる。そう言い聞かせて、毎日を過ごした。

新歓ライブ当日。大学の学生ホール。キャパ三百に二百人以上。

バックステージで瑠花が衣装に着替えて出てきた。

(──息、止まった)

黒のオフショルダー。肩と鎖骨が露わで、Dカップの谷間がチラリ。タイトな黒スキニーに厚底ブーツ。スモーキーなアイシャドウに深紅のリップ。

ステージに立つロックボーカリストの顔。

「どう? 気合い入れてきた♡」

「……かっこいい」

瑠花が拳を突き出す。俺もコツンと合わせた。

照明が落ちる。

ダダダダンッ!!

一曲目スタート。会場が一瞬で沸いた。瑠花の声が爆発する。

「Come on!!」

三曲のカバーを畳みかけて、ラスト。オリジナル曲「Stray Bullet」。

俺と瑠花が二人で作った曲。イントロのギターリフに魂を込める。

瑠花がマイクを握り直し、歌い出す。

「──壊れそうな夜に 君の声だけが響く」

会場が静まった。

「届かない夜を 引き裂いて」

サビで全楽器が合流。轟音の上を瑠花の声が突き抜けていく。弾きながら泣きそうになった。

ラストのサビ。瑠花が叫ぶ。

「──この弾丸が届くまで 俺たちは止まらない!」

ジャアアアンッ!!

ウオオオオオオッ!!!

会場が爆発した。

瑠花が振り返って、俺を見た。汗で髪が額に張り付いて、目尻にうっすら涙。最高の笑顔。

「やったね、奏太♡」

──ああ。この笓間のために音楽やってる。

打ち上げは大学近くの居酒屋。サークルメンバー二十人以上で乾杯の嵐。

「Stray Bullet最高だったよ!」「瑠花ちゃんの歌ヤバすぎ!」

二時間飲んで、メンバーが二次会に流れ始めた。俺はパスした。

「じゃあ私もパスする♡」

瑠花が当然のように立ち上がる。周りがニヤニヤしてるけど、もう気にしなかった。

夜の十一時。四月の夜風が気持ちいい。桜並木の下を二人で歩く。

「私ね、ステージで歌ってる時、ずっと奏太のギター聴いてた。後ろから支えてくれてる感じがして……すごく安心した♡」

「俺も瑠花の声に引っ張られて、いつもより良いフレーズが出た」

「……ねぇ、奏太」

瑠花が足を止めた。桜の木の下。花びらがひらひら舞っている。

「私たちさ、バンドのパートナーとして最高だよね」

「ああ」

「……でも私、バンドだけじゃ足りないの」

いつもの強気な表情が少しだけ揺らいでいる。頬が赤い。

「好き。奏太のことが好き♡」

真っ直ぐな目。全力の声。

「──俺も好きだ。ずっと言えなかった。バンドが壊れるのが怖くて」

「ばか。壊れるわけないじゃん♡」

瑠花の目がふわっと潤んだ。

「来い」

瑠花の手を引いた。

「……どこ行くの?」

「俺の部屋」

瑠花がふっと笑った。

「うん♡」

部屋に入ってドアを閉めた瞬間、瑠花が俺の胸に飛び込んできた。

「ずっとこうしたかった……♡」

細い体。甘い香水。ステージの熱がまだ残っている体温。

瑠花の顔を両手で挟む。深紅のリップがツヤツヤ光っている。

「キス、していい?」

「……ステージじゃ聞かないくせに♡」

瑠花が目を閉じた。唇を重ねた。

ちゅ……っ♡

柔らかい。リップの甘い味。頭の中が真っ白になった。

もう一度。今度はもっと深く。舌先で触れると、瑠花の舌がおずおずと迎えに来る。

ん、ちゅる……じゅる、ちゅ……♡

「んん……♡ そうた……♡」

舌が絡み合う。瑠花の口の中は熱くて甘い。

れろ……ちゅ、んちゅ……ちゅるるっ♡

「ふぁ……っ♡ キス上手い……♡」

キスしながら瑠花の腰に手を回す。長いキスの後、唇を離した。透明な糸がキラリと光って切れる。

「はぁ……はぁ……♡」

瑠花の目がとろんとしている。

「瑠花。もっと触りたい」

「……うん♡ 奏太になら、全部見せたい♡」

瑠花をベッドに導いた。間接照明だけのオレンジ色の光。

黒のオフショルダーを脱がせると、黒のレースのブラジャー。セクシーなデザイン。その奥でDカップの胸がふわりと揺れた。

「……すげぇ」

「そんな食い入るように見ないで……♡」

ブラのホックを外す。カチリ。

ぷるんっ♡

形の良い胸が解放された。張りがあって、お椀型。薄いピンクの乳首がツンと上を向いている。

右手でそっと胸に触れた。

ふにゅ……♡

柔らかい。指が沈む。でも弾力があって押し返してくる。

「ひゃっ……♡」

両手で包み込むように揉む。

むにゅ、むにゅ……♡

「あ……♡ ん……っ♡」

親指で乳首をくるっと撫でた。

「ひぁっ♡」

びくんと体が震える。もう片方もコリコリと転がす。

「あっ♡ んんっ♡ 両方同時にやだぁ……♡」

乳首に唇を重ねて、舌でちろちろと舐める。

れろ、ちゅ……じゅる……♡

「ひあぁっ♡ おっぱい吸わないで……♡ へんになっちゃ……♡」

ちゅう……じゅるっ♡

吸い付くと瑠花の背中がぐっと反った。

「あああっ♡ ダメ、おっぱいだけで変になりそう……♡」

手をお腹に沿って下に滑らせ、スキニーのボタンを外した。脱がせると、黒のレースのTバック。

「Tバック……」

「見ないでっ……♡ ライブの日はテンション上がる下着にしちゃうの……♡」

Tバックの上から指でそっと撫でた。

くちゅ……♡

「ひぁっ♡ ……だって奏太がいっぱい触るから……♡」

レース越しに熱い湿り気が伝わる。Tバックをゆっくり脱がせた。

綺麗に整えられたそこは、蜜でてらてらと光っている。

「……綺麗だ」

「そんなとこまで言わないで……♡」

「舐めていい?」

「……うん♡」

瑠花の太ももの間に顔を埋めた。内ももにキスを落としながら、少しずつ中心に近づく。

「じらさないで……♡」

「ライブと一緒だ。じっくり盛り上げた方がいい」

「くぅ……♡」

舌を伸ばした。

ぺろ……♡

「ひぁぁっ♡」

くちゅ、れろ……ちゅ♡

花びらの間を舌先でゆっくりなぞる。溢れてくる蜜を舐め取る。

「あっ♡ あっ♡ 奏太っ……♡」

クリトリスを舌先でつんつんと弾く。

「ひぁあっ♡♡ そこダメぇ……♡」

ダメって言いながら、瑠花の手が俺の頭を押し付けてくる。

唇で挟んで、ちゅうっと吸った。

ちゅるるっ♡♡

「あああっ♡♡ 吸わないでぇ♡ イっちゃう♡」

舌先でくるくると回しながら吸い続ける。

じゅる、ちゅる、れろれろっ♡♡

「あっ♡ あっ♡ もうダメっ♡ イ──イくっ♡♡♡」

びくびくびくっ♡♡

瑠花の体が大きく震えた。じわっと蜜が溢れ出す。

「はぁっ♡ はぁっ♡ すごかった……♡ 舌上手すぎ……♡」

「……ねぇ奏太。今度は私にもさせて♡」

とろんとした目に、妖艶な光が宿る。

「座って♡」

ベッドの端に座ると、瑠花が俺の前に膝をついた。上目遣いの大きな目。

ジーンズとボクサーパンツを下ろされた。ばん、と跳ね上がる。

「……おっきい♡」

「ボーカルの喉、舐めんなよ?」

「大丈夫。喉には自信あるから♡」

瑠花が両手で根元を包んだ。細い指が絡みつく。

ぺろ……♡

先端を舌先でちろっと舐められた。電流が走る。

れろ、れろ……ちゅ♡

裏筋をすーっとなぞり、先端をくるくると舐める。

「気持ちいい?♡」

「……すげぇ気持ちいい」

瑠花が口を大きく開けて、先端を含んだ。

ずぷ……♡

温かい。柔らかい。唇と舌が絡みつくように包み込んでくる。

ちゅぷ、ちゅぷ……じゅるるっ♡

ワインレッドの髪が揺れる。舌が裏側をねっとり舐め上げながら、唇できゅっと締め付けてくる。

「やべ……瑠花、上手すぎ……」

「んふふ♡ ふぉーかりすとだかふぁ♡」

咥えたまま笑う。振動がたまらない。

ちゅぷ、ちゅぷ、じゅるるっ♡♡

ペースが上がる。奥まで咥え込んで、ゆっくり引き抜く。先端をちゅうっと吸う。

「瑠花、やべぇ……もう……」

ちゅぽんっと口を離した。先端が唾液で糸を引く。

「中で出して♡ 奏太の、中で感じたい♡」

瑠花をベッドに横たえた。白い肌。Dカップの胸が呼吸で上下している。長い脚の間に体を割り込ませる。

「ゴム……」

「いい。そのままがいい♡ ピル飲んでるから♡」

「……マジ?」

「マジ♡ 奏太とは、何も隔てたくない♡」

瑠花が両手を俺の首に回した。脚がゆっくり開かれる。先端を入り口に当てた。

「入れるぞ」

「うん……♡ 来て♡」

ずぷ……っ♡

「あっ……♡♡」

瑠花の中は熱くて、きつくて、とろとろに濡れている。吸い付くように絡みついてくる。

「はぁっ……♡ おっきい……♡ 中ぱんぱん……♡」

奥まで入れた。繋がった。

「瑠花……すげぇ気持ちいい……」

「私も……♡ 奏太が中にいる♡ 幸せ……♡」

ゆっくりと腰を動かし始めた。

ずちゅ、ずちゅ……♡

「あっ♡ あっ♡ ん……♡」

まるで大事なバラードを演奏するみたいに、丁寧に。

「もっと……♡」

ペースを上げる。

ぱん、ぱん……♡

「あっ♡ そこ……♡ いい……♡」

瑠花の脚が俺の腰に絡みつく。かかとが背中を押す。

「瑠花の中、最高……吸い付いてくる……」

「奏太のすごいんだもん……♡ 中ぜんぶ擦れて……あっ♡♡」

ぱん、ぱん、ぱんっ♡♡

腰を打ちつけるたびに、Dカップの胸がぷるんぷるんと揺れる。

「やぁっ♡ おっぱい揺れてるの見ないで……♡」

「無理。最高に揺れてる」

揺れる胸を揉みながら腰を振る。

むにゅん、むにゅん……♡

「ひぁっ♡♡ 揉みながらはずるいっ♡ 中もおっぱいも同時にダメぇ♡♡」

ぱんぱんぱんぱんっ♡♡

テンポがどんどん上がる。ライブのクライマックスみたいに。

ずちゅずちゅずちゅっ♡♡

「あっ♡ あっ♡ 奏太っ♡ 奏太っ♡♡」

「瑠花……!」

「やばっ♡ お腹の奥きゅうってなって……♡ イきそう……♡♡」

「俺も……っ」

「中に出してっ♡ 全部ちょうだい♡♡」

ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんぱんぱんっ♡♡♡

「イくっ♡ イくイくっ♡♡ 奏太と一緒にイっちゃうっ♡♡♡」

びくびくびくっ♡♡♡

瑠花の中がきゅうううっと締め付けてきた。俺も限界を超えた。

どくっ、どくっ、どくどくっ♡♡♡

「あああっ♡♡♡ あっつい……♡ 中に出てるぅ♡♡ いっぱい……♡♡♡」

腰を押し付けたまま、最後の一滴まで注ぎ込んだ。

「はぁっ♡ はぁっ♡ ……すごかった♡」

「最高だった」

「ライブの後にこんなことしちゃうなんて……♡ 最高の打ち上げだね♡」

「打ち上げって言うな」

「あはは♡」

──でもまだ終わりじゃない。

少し休んで水を飲んで。瑠花がベッドの上で四つん這いになった。

「ねぇ奏太♡ まだいけるでしょ?」

ワインレッドの髪の下から挑発するような目。白い背中からくびれたウエスト、丸いお尻へのカーブ。さっき注いだものが太ももを伝っている。

「ロックは一曲じゃ終わらない。アンコールがあるでしょ♡」

「それ俺のセリフだったんだけどな」

瑠花がお尻をくいっと持ち上げた。後ろから全部見える。蜜と精液でてらてらに光っている。

後ろから腰を掴んで、先端を当てる。

「いくぞ」

「来て♡♡」

ずぷぷぷっ♡♡

一気に奥まで。

「あっ♡♡♡ おくっ♡ いきなり奥まで……♡♡」

後ろからだと角度が違う。さらに奥に届いている。

「やばっ♡ この体勢やばいっ♡ すっごい奥に当たって……♡♡」

腰を引いて、打ち込む。

ぱんっ♡♡

「あぁっ♡♡」

ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡♡

リズミカルに叩きつける。瑠花のお尻がぱんぱんと弾む。くちゅくちゅという水音が部屋に響く。

「やぁっ♡ 音やばぁ……♡ えっちな音しすぎ……♡♡」

ペースを上げる。

ぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡

「あっ♡ あっ♡ めっちゃ気持ちいいっ♡♡」

前に手を回して、揺れる胸を下から鷲掴みにした。

むにゅんっ♡♡

「ひぁあっ♡♡ おっぱい揉みながら突かないでぇ♡♡」

乳首をくりくり弄りながら、奥まで打ち込む。

ぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡

「ダメっ♡ 頭おかしくなっちゃうっ♡♡」

瑠花の腕が崩れて、顔がシーツに埋まった。お尻だけが高く突き上がる。

「あひぃっ♡♡ 奥に当たってるっ♡♡♡」

ずちゅずちゅずちゅっ♡♡♡

「もうダメっ♡ またイっちゃうっ♡♡」

「俺も……瑠花の中きつすぎて……」

「中にっ♡ またいっぱい中にっ♡♡」

ぱんぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡♡

アンコール最後のサビ。全力で。

「イくっ♡ 奏太と一緒にイきたいっ♡♡♡」

「瑠花──!」

「イっちゃうっ♡♡♡ イくうううっ♡♡♡♡」

びくびくびくびくっ♡♡♡♡

瑠花の中が痙攣するように締め付けてくる。俺も──

どくっ♡ どくっ♡ どくどくどくっ♡♡♡♡

「あああっ♡♡♡ またいっぱい出てるっ♡♡ お腹の中あっつい♡♡♡♡」

最後の一滴まで搾り取られた。瑠花がぷるぷる震えながらベッドに崩れ落ちる。俺もその上に倒れ込んだ。

「はぁっ♡ はぁっ♡ ……すごい♡ お腹あったかい……♡」

汗だくの背中に唇を落とした。

「瑠花。最高だった」

「うん……♡ 最高♡♡」

しばらくしてシーツの上に並んで転がった。エアコンの冷気が火照った体に気持ちいい。

瑠花が俺の腕に頭を乗せてきた。

「ねぇ奏太。今日のライブ、本当に最高だった。奏太のギターに包まれて歌うの、世界で一番幸せな時間だった♡」

「俺もだよ。瑠花の声があるから、俺のギターが活きる」

瑠花がくるっと寝返りを打って、俺の胸に顔を埋めた。

「もう離れらんないね♡」

「離す気もねーよ」

瑠花が顔を上げた。いつものキラキラした目。ステージに立つ前の、あの目。

「次のライブも一緒に最高にしよう♡」

「──当たり前だろ。Stray Bulletはまだ弾丸一発目だ」

瑠花がにっと笑って──俺にキスした。

ちゅ♡

「大好き♡ 奏太」

「俺もだよ。瑠花」

桜の季節。俺たちのバンドと恋が、同時に走り出した夜。

この弾丸は、止まらない。

「……ねぇ、もう一曲いける?♡」

「何の話だよ」

「アンコール二回目♡」

「……体力お化けかよ」

「ロックに体力は必須でしょ♡」

結局その夜、俺たちは朝まで「セッション」を続けた。

最高の夜だった。


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