きっかけは、会社の後輩の一言だった。
「先輩、なんか趣味見つけた方がいいっすよ。休日ずっと寝てるとか終わってます」
……うるせぇ。
でも否定できない。26歳、独身、趣味なし。土日はNetflixか昼寝。
なんとなくスマホで「社会人 趣味 体験」と検索して、目に留まったのが——
「陶芸体験教室 一日コース 初心者歓迎」
渋くて大人っぽい。レビューも高評価ばかり。場所は下北沢。
(……よし、行ってみるか)
軽い気持ちで予約ボタンを押した。この予約が俺の人生を変えるなんて、まだ知らなかった。
土曜の午前10時。下北沢の路地裏にある古民家風の建物。
「工房 つちのね」
引き戸をからからっと開けると、土と焼き物の匂いがふわっと広がった。
「いらっしゃいませ。体験教室のご予約の方ですか?」
奥から出てきた声に顔を上げて——固まった。
藍色の作務衣姿の女性が、にこっと微笑んで立っていた。
きゅっと結ばれた帯。たすき掛けから覗く白い腕。黒髪をゆるく一つにまとめて、後れ毛が首筋にかかっている。
切れ長だけど柔らかい目。すっと通った鼻筋。ぷっくりした唇。肌が陶器みたいに白い。
——めちゃくちゃ美人。
しかも作務衣の上からでもわかる、しっかりした胸の膨らみ。前がふわっと押し出されてる。
(……Dカップは確実にある……)
「あっ、はい! 予約した篠原です!」
声が裏返った。
「篠原颯太さんですね♡ 私、水無瀬凛(みなせ りん)と申します。よろしくお願いしますね」
深くお辞儀される。作務衣の合わせ目から鎖骨の下がちらっと見えた。
凛さん、27歳。若手陶芸家として雑誌にも載ったことがあるらしい。
——そんな人が目の前で、和服で、にこにこしている。心臓がばくばく言い始めた。
「今日はろくろ体験をしていただきますね♡ まずは見ていてください」
凛さんがろくろの前に座り、粘土を置いた。水で濡らした両手を添えると、すっと形が変わっていく。
「土は生きているので、力を入れすぎると壊れちゃいます。優しく、でもしっかり♡」
白い指が滑らかに動いて、粘土がみるみる器の形に。
「じゃあ篠原さんもやってみましょう♡」
ろくろの前に座って、粘土に手を添えて——ぐにゃっ。即座に歪んだ。
「ふふっ♡ 最初はみんなそうなります。じゃあ、ちょっと手を添えますね♡」
次の瞬間、凛さんが俺の後ろに回った。
ふわっと、いい匂い。花みたいな、でもどこか土の温もりもある香り。
凛さんの両手が、俺の両手に重なった。
背中に——柔らかいものが、ふにっと当たった。
(!!!!)
作務衣越しのDカップが、背中にぴったり押し付けられている。もちっとした弾力が、呼吸するたびにふにふに動く。
「力を抜いて……そう、もっと優しく♡」
耳元で囁かれる。吐息が首筋にかかって、鳥肌が立った。
指を絡めるみたいに手を導かれて、粘土がするすると形を変えていく。
背中の柔らかさと、手の温もりと、耳元の囁きと、いい匂い。情報量が多すぎる。
なんとか湯呑みっぽい形になった。
凛さんが離れた瞬間、背中が急に寒くなった。名残惜しいなんてもんじゃない。
「焼き上がりは2週間後です。取りに来ていただくか、郵送も——」
「取りに来ます」
即答。凛さんがふふっと笑った。
「じゃあお待ちしてますね♡」
2週間後、湯呑みを受け取りに行った。
「味があっていいですよ♡ ……レギュラーの教室もありますよ。月4回コース」
「入ります」
また即答。——理由は陶芸じゃなくて、100%凛さんなのだが。
月4回通ううちに、教室の後に少し残って話すようになった。
凛さんの陶芸への想い、修行時代の苦労話。目がきらきらして語る凛さんが、めちゃくちゃ綺麗だった。
「篠原さんと話してると楽しいです♡ 同年代の男性の生徒さんって珍しいから」
頬がうっすら赤くなる。
2ヶ月後。凛さんから思いがけない提案があった。
「よかったら個人レッスンに切り替えませんか? マンツーマンで、もっと高度な技法を♡」
(凛さんと二人きり……?)
「ぜひお願いします!!」
三度目の即答。
個人レッスンは土曜の夕方。工房には二人きり。間接照明の柔らかい光、ろくろ一台、静かなBGM。
凛さんは髪を下ろしていて、いつもより大人っぽい。
隣に座って道具の使い方を説明してくれる。肩が触れ合う距離。
「篠原さんの手、好きです♡ 大きくて、でも繊細で」
「……っ」
「あっ、陶芸的な意味で♡」
慌てて付け足す凛さん。でも頬が赤い。
レッスンを重ねるうちに距離は縮まっていった。5回目。釉薬の調合を教わった日。
「この藍色を出すのに3年かかりました♡」
「凛さんの作務衣の色と同じだ」
「……気づいてくれた人、篠原さんが初めて♡」
少し照れたように下を向いて、それから——
「篠原さんは、よく見てくれてますよね。私のこと♡」
「……バレてましたか」
「最初から♡ でも嫌じゃなかった。むしろ……嬉しかった♡」
6回目のレッスン後。いつものようにお茶を飲んでいた時。
もう、限界だった。
「凛さん。俺——凛さんのことが好きです」
工房がしんと静まる。凛さんは目を見開いて——
「……やっと言ってくれた♡」
ぽろっと涙が落ちた。
「ずっと待ってたんです♡ 個人レッスン提案したの、二人きりになりたかったからです♡」
「……マジで?」
「私も好きです♡ 最初の体験教室の時から、ずっと」
涙を拭いながらくしゃっと笑う凛さん。俺も目頭が熱くなった。
「……俺も好きです。めちゃくちゃ好きです」
「知ってます♡」
「知ってんのかよ」
二人で笑った。笑いながら、自然と距離が近づいて——
「……颯太さん♡」
「さん付け……まぁいいか」
ふふっと笑った凛の唇に、自分の唇を重ねた。
ちゅっ♡
柔らかい。とろけるように柔らかい。
ちゅ……ちゅっ♡♡
何度も角度を変えて触れ合う。舌先で唇をなぞると、凛が小さく口を開けた。
ちゅるっ♡
舌が触れ合う。熱い。甘い。
「んんっ♡♡ はぁ……♡♡ 颯太さん……♡」
「凛、でいい♡ 呼び捨てにして♡」
「……凛」
「んっ♡♡」
名前を呼んだだけで身体をぴくっと震わせた。もう一度深くキス。凛が首に腕を回す。
ちゅぷっ♡♡ ちゅるるっ♡♡
密着した身体。作務衣越しに胸の柔らかさがダイレクトに伝わってくる。
「……ここじゃ、ちょっと♡」
凛が俺の手を引いて、工房の奥のアトリエに導いた。
壁一面の棚にさまざまな器が並ぶ小さな空間。夕陽が暖かく照らしている。隅に大きめのソファ。
凛が振り返る。夕陽に照らされた横顔が、信じられないくらい綺麗だった。
引き寄せて、さっきよりも激しくキスした。
じゅるっ♡ ちゅるるっ♡♡
キスしながら、作務衣の帯に手をかけた。
「……ほどいて♡」
帯をするすると解く。作務衣の前がはらりと開いた。中に白いタンクトップ。
タンクトップを捲り上げると、薄い水色のレースのブラ。
「和服のイメージだったから意外……」
「中は普通ですよ♡ 恥ずかしいってば♡♡」
ブラのホックを外すと——ぷるんっ♡♡
Dカップの白い胸がぽよんと揺れた。お椀型のまろやかなライン。ピンク色の小さな乳首がちょこんと上を向いている。
「綺麗だ……凛、すっごい綺麗……」
「やだ……そんなに見ないで♡♡♡」
両手で包み込んだ。
むにゅうっ♡♡
「ひゃっ♡♡」
もちもちの弾力。指が沈み込む感触がたまらない。
「器を作る時みたいに、優しく♡ って凛が教えてくれただろ」
「それ今使う……?♡♡ あんっ♡♡」
乳首を親指の腹でくるっと撫でた。
つんっ♡
「ひやぁっ♡♡♡」
くりくりっ♡ つんつんっ♡
「やっ♡ やぁっ♡♡ そこだめっ♡♡♡」
唇を寄せて——ちゅっ♡
乳首を口に含んで、舌先でちろちろ舐めた。
ちゅるっ♡ れろっ♡ ちゅぅっ♡♡
「あああっ♡♡♡ 颯太さんっ……♡♡ すごっ……♡♡」
交互に舐めて吸って揉んで。
ちゅぷっ♡♡ れろれろっ♡♡ きゅっ♡
「んんんっ♡♡♡ だめっ♡♡ おかしくなるっ……♡♡♡」
凛が俺の頭を抱きしめた。
「もっと……♡♡ もっとして……♡♡」
ソファに凛を座らせて、跪いた。作務衣のズボンに手をかける。
「凛の全部が見たい」
「……恥ずかしすぎる♡♡♡」
でも腰を浮かせてくれた。脱がすと水色のレースのショーツ。ブラとお揃い。
「た、たまたまです♡♡♡」
絶対たまたまじゃない。
ショーツの上から指でなぞった。
すっ♡
「ひぁっ♡♡」
布越しでもわかる。じんわり濡れている。
ショーツをそっと下ろすと、小ぶりで綺麗なそこ。ぷっくりとした花びらの合わせ目から透明な蜜がつぅっと糸を引いている。
太ももをそっと開かせて、顔を近づけた。
——ちゅっ♡
「ひゃぁあっ♡♡♡♡」
花びらに唇を押し当てて、ゆっくり舌を這わせる。
ちゅるっ♡ れろっ♡
「あああっ♡♡♡ なに……これ……♡♡♡」
花びらを舌で開いて、中をねっとり舐め上げた。
れろれろっ♡♡ ちゅるるっ♡♡
「やぁぁっ♡♡♡♡ 颯太さんっ……♡♡♡」
上の方の小さな突起を舌先でつんっと突いた。
「ひあああっ♡♡♡♡♡」
びくんびくんっ!
「そこっ!! そこだめっ♡♡♡♡♡」
ちろちろっ♡♡ くりくりっ♡♡
花びらを吸いながら、突起を舌で弄り続ける。
じゅるっ♡♡♡ ちゅぅぅっ♡♡♡
「もうだめっ♡♡♡♡ なんか来るっ♡♡♡」
凛の太ももが震え始めた。俺の頭をぎゅっと押さえつける。
れろれろれろっ♡♡♡♡ じゅるるっ♡♡♡
「あっあっ——来——っ♡♡♡♡♡♡」
びくんびくんびくんっ!!!
「んんんんーーーっ♡♡♡♡♡♡♡」
大きく仰け反って、ぶるぶると震えた。
「はぁっ♡♡ はぁっ♡♡ ……すごかった♡♡♡ あんなの初めて♡♡」
「陶芸の手の感覚が活きたかな」
「何それ♡♡♡♡」
ふにゃっと笑って、俺の頬に手を添えた。
「……今度は、私にもさせて♡」
凛がソファから滑り降りて、俺の前に膝をついた。
白い指がベルトを外し、ジッパーを下ろす。ズボンとボクサーパンツを一緒に下ろされて——ぼろんっ♡
「おっきい……♡♡♡ これ……入るのかな……♡♡♡」
凛の白い手がそっと握った。
にぎっ♡
「あっつい……♡♡ 硬い……♡♡」
手慣れてはいないけど、陶芸家の繊細な指使いが妙にエロい。
「じゃあ……いただきます♡」
ぱくっ♡
「——っ!」
熱くて柔らかい口の中。小さな口を目一杯開けて頑張って咥えている。
ちゅるっ♡ じゅるっ♡
凛が上目遣いで俺を見た。黒い髪が散らばって、頬が紅潮して——この世のものとは思えないくらいエロかった。
じゅぽっ♡♡ じゅるるっ♡♡
舌で裏筋をなぞりながら、ゆっくり前後に動く。
「んぷっ♡♡ ちゅるっ♡♡ じゅぷっ♡♡」
先端を舌先でちろちろ舐めてから、ちゅぅっと強く吸った。
じゅぅぅっ♡♡♡♡
「っ——凛……すごい……」
「ふぁ♡♡ 美味しい♡♡」
さらに奥まで——
じゅぷっ♡♡♡ んぐっ♡♡
涙目になりながらも一生懸命。
ちゅぽっ♡♡ じゅるるっ♡♡♡ ちゅぷちゅぷっ♡♡♡
「やば……もう限界……」
凛がぷはっと口を離した。唾液で光る唇。蕩けた瞳。
「はぁ♡♡♡ 顎疲れちゃった♡♡ でも……もっとしたかった♡♡」
「これ以上されたら終わる」
「じゃあ……♡♡」
凛がソファに横になって、俺を見上げた。白い肌が夕陽に照らされて黄金色に輝いている。
「来て♡♡ 颯太さん♡♡」
——我慢できるわけがない。
凛の上に覆いかぶさった。
「大丈夫♡♡ 安全日だから……そのままがいい♡♡♡」
「……本当にいいの?」
「颯太さんのが全部感じたい♡♡♡」
最後の理性が飛んだ。先端を花びらに当てて、ゆっくり——
ずぷっ♡♡
「ああっ♡♡♡♡」
熱い。きゅうっと締め付けられて頭が真っ白になる。
「颯太さっ……おっきっ……♡♡♡♡ いっぱい……♡♡」
奥まで入れると、凛が背中を仰け反らせた。
「んんんっ♡♡♡♡♡ 奥まで来てるっ♡♡♡♡」
ゆっくり腰を引いて、また入れる。
ずちゅっ♡♡♡
ぱんっ♡♡ ぱんっ♡♡ ずちゅずちゅっ♡♡♡
リズムを刻み始めると、凛が背中に腕を回した。
「颯太さんっ♡♡ 気持ちいいっ♡♡♡」
ぱんぱんぱんっ♡♡♡♡
腰を打ち付けるたびに、Dカップがぷるんぷるん揺れる。
たぷんたぷんっ♡♡♡♡
「あっ♡♡ あっ♡♡ んんっ♡♡♡♡」
「凛っ……中、すごい吸いついてくる……」
「だってっ♡♡♡ 颯太さんのがおっきくてっ♡♡♡♡」
きゅうぅっ♡♡♡♡
ぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡♡♡
「あああっ♡♡♡♡ そこっ♡♡♡♡ そこいいっ♡♡♡♡♡」
「もっとっ♡♡♡♡ もっと強くっ♡♡♡♡」
ぱぁんっ♡♡ ぱぁんっ♡♡ ぱぁんっ♡♡♡♡
「やばっ♡♡♡♡ やばいやばいっ♡♡♡♡♡ また来るっ♡♡♡♡♡♡」
凛の中がうねるように締め付けてくる。
「俺もっ……もう……っ」
「中にっ♡♡♡♡♡♡ 中に出してっ♡♡♡♡♡♡」
「凛っ……!」
ぱぁぁぁんっ♡♡♡♡♡♡♡
最奥まで突き入れて——
どくっ♡♡ どくどくっ♡♡♡♡
「んんんんーーーっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
凛が大きく仰け反った。中がびくびくと痙攣して、搾り取るように締め付ける。
どくどくどくっ♡♡♡♡♡♡
「出てるっ♡♡♡♡♡♡ あっつい♡♡♡♡♡♡ 中にいっぱい♡♡♡♡♡♡♡」
凛の中で、全部出した。
「はぁっ♡♡♡♡ はぁっ♡♡♡♡ ……すごかった♡♡♡」
ちゅっ♡♡
軽いキスを交わす。
「……まだ、抜かないで♡」
凛がきゅっとしがみついてくる。
「凛……もう一回、したい」
凛の目がきらっと光った。
「……♡♡♡♡ 私も♡♡」
凛をうつ伏せにして、後ろから抱きしめた。
「この体勢……恥ずかしい♡♡♡♡」
「凛の背中、めっちゃ綺麗だよ」
きゅっと括れた腰、ぷりんと丸いお尻。後ろからゆっくり入れた。
ずぷぷっ♡♡♡
「んあぁっ♡♡♡♡♡♡」
さっきので濡れまくっている中に、すべるように入っていく。
「後ろから……すごい……♡♡♡♡ 奥に当たるっ♡♡♡♡」
「凛の中……さっきより熱い……」
「だってっ♡♡♡♡ 颯太さんのがまだ中にいっぱいだからっ♡♡♡♡♡」
ぱんっ♡♡♡
「ひゃんっ♡♡♡♡♡」
ぱんぱんっ♡♡♡ ずちゅずちゅっ♡♡♡♡
後ろから打ち付けるたびに、凛のお尻がぷるんっと波打つ。
「あっ♡♡♡♡♡♡ 深いっ♡♡♡♡♡♡♡」
腰を掴んで激しく動かす。
ぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡♡♡♡♡
ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡♡♡♡♡♡♡
さっき出したものと蜜が混ざり合って、とんでもない音がする。
「やっ♡♡♡♡♡♡ 音やばっ♡♡♡♡♡♡ 恥ずかしいっ♡♡♡♡♡♡♡」
「恥ずかしいのに、めっちゃ締まってるけど」
「いじわるっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
前に手を回して胸を掴んだ。
むにゅっ♡♡♡
「ひあっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
胸を揉みながら後ろから突き上げる。
むにゅむにゅっ♡♡♡♡ ぱんぱんぱんっ♡♡♡♡♡♡
「あああっ♡♡♡♡♡♡♡♡ だめっ♡♡♡♡♡♡♡♡ 頭おかしくなるっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
乳首を指先でくりっと摘まんだ。
きゅっ♡♡♡♡♡
「ひああああっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
凛の中が爆発したみたいに締まった。
「イっ——♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくんびくんびくんっ!!!
「俺もっ——凛っ——!」
最奥に叩きつけて——
どくどくどくどくっ♡♡♡♡♡♡♡♡
「あっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
二回目の熱いものが、凛の一番奥に注がれる。
どくっ……どくっ……どくっ♡♡♡♡
「出てるっ……♡♡♡♡ またいっぱいっ♡♡♡♡♡♡」
最後の一滴まで搾り取られて——二人とも崩れ落ちた。
二人で横になって、荒い呼吸を整える。
凛が俺の胸に顔をうずめて、きゅっと抱きついた。
「……すごかった♡♡」
「凛が気持ちよすぎるから……」
「えへへ♡♡♡」
窓の外はすっかり暗くなっていた。アトリエの間接照明だけが、裸の二人を照らしている。
「ねぇ、颯太さん♡」
凛がいたずらっぽく笑った。
「今度、二人でペアの器、作らない?♡ お揃いのやつ♡♡ 一緒にろくろ回して、一緒に釉薬かけて、一緒に焼いて♡♡」
「……いいね。作ろう」
「ほんと♡♡♡♡?」
凛の顔がぱあっと輝いた。
「じゃあまずデザインを考えなきゃ♡♡♡♡」
「いや、その前に服着ろよ」
「あっ♡♡♡♡」
二人で笑い合った。
凛が俺の手をぎゅっと握って、指を絡めた。
「私たちの最初の共同作品、大事にしようね♡♡♡♡」
「器のこと?」
「器も♡♡ ……あと、この関係も♡♡♡♡」
「——大事にする。ずっと」
「……♡♡♡♡♡♡」
あの日、軽い気持ちで押した予約ボタン。不器用に作った歪んだ湯呑み。後ろから手を添えてくれた温もり。全部がここに繋がっていた。
「凛」
「なに♡♡?」
「好きだよ」
「……♡♡♡♡♡♡♡♡ 知ってる♡♡ 私も好き♡♡♡♡」
ちゅっ♡♡
柔らかいキスを交わして、二人で抱き合った。
アトリエの片隅で、藍色の器が月明かりにひっそりと輝いていた。
——これは、陶芸教室の美人先生と二人きりのレッスンで関係を持った話。
一緒にペアの器作ろう♡♡
——数日後
「ねぇ颯太さん、ペアの器のデザイン考えたんだけど♡」
「お、どんなの?」
「二つ並べると♡がつながるの♡♡♡♡」
「……可愛すぎん?」
「でしょ♡♡♡♡ 焼き色は私が調合した藍色♡♡ 二人の特別な色♡♡」
凛がいたずらっぽく笑って、耳元に唇を寄せた。
「制作中は、ちゃんと陶芸に集中してよね♡♡♡♡?」
「……善処します」
「嘘つき♡♡♡♡♡♡」
——バレてる。
でも、いいじゃん。好きな人と好きなことを一緒にできるって。
たぶんこれが、「趣味を見つけた」ってことなんだと思う。
——最高の趣味を。