コミケで出会った美人コスプレイヤーとイベント後に付き合った話

2026.04.12

15分で読了

大学三年の夏。

俺、藤崎蓮(ふじさき れん)、21歳。生粋のオタクである。

中学の頃からアニメと漫画にどっぷり浸かり、大学では同人誌即売会に足繁く通うようになった。

彼女? いるわけないだろ。二次元の嫁なら何人かいるけど。

八月の某日。夏コミ二日目。

朝五時に起きて、始発に乗って、ビッグサイトに向かった。

リュックの中には折りたたみの椅子、水三本、塩飴、モバイルバッテリー。

そして──一眼レフ。去年のバイト代で買ったCanon EOS R6。

サークル巡りも楽しいけど、最近ハマっているのはコスプレ撮影だ。

午前の買い物を済ませて、午後からコスプレエリアに移動した。

八月の東京は地獄だ。気温35度超え。湿度は限界突破。

それでも、コスプレイヤーたちは信じられないクオリティの衣装を纏って立っていた。

何人かのレイヤーさんを撮らせてもらって歩き回っていたとき──

目に飛び込んできた。

(……は?)

人だかりの中心に、一人の女の子が立っていた。

『ソードアート・オンライン』のアスナのコスプレ。白と赤を基調とした騎士団の衣装。

衣装の縫製が完璧だった。既製品じゃない。明らかに手作りで、しかもプロ級。

金属パーツは本物みたいだし、布の質感もステッチの細かさも全てが本気。

そして何より──着ている本人が、美人すぎた。

栗色のロングウィッグ。大きな瞳。通った鼻筋。白い肌。

すらっとしたスタイルなのに、胸元だけがっつり主張している。衣装の胸当てが明らかに押し上げられている。

(Fカップ……いや、それ以上……?)

列に並んだ。前に十人くらい並んでいたけど、心臓がバクバクで全然苦にならなかった。

順番が来た。

「撮影お願いしていいですか」

「はい! どうぞ♡」

近くで見ると、さらにやばかった。肌が綺麗すぎる。素材がいい。

何枚か撮らせてもらって、角度を変えて。

「すごい、本格的なカメラですね!」

「趣味で撮ってて……」

「カメラマンさんですか? 嬉しいです♡」

にこっと笑った顔が、反則的に可愛かった。

「データお送りしたいんですけど、SNSとかやってますか?」

「Xで『美波@コスプレ』で検索してもらえれば♡」

「ありがとうございます! 藤崎っていいます」

「美波です♡ 今日はありがとうございます!」

(美波……か)

心臓がまだ、ばくばく鳴っていた。

その日の夜、家に帰ってすぐにパソコンを開いた。

Lightroomで現像する。美波さんの写真は二十枚くらい。どれもため息が出るくらい綺麗だった。

丁寧にレタッチして、一番良い五枚を選んだ。

Xで検索すると──フォロワー三万人。

プロフィールには『美波 / 21歳 / コスプレイヤー / 衣装は全部自作♡』。

どの投稿も信じられないクオリティ。造形から裁縫まで全部自分でやっているらしい。

DMを送った。

『今日は撮影ありがとうございました! 写真データ送りたいのですが、こちらでいいですか?』

五分後──

『ぜひお願いします♡♡ 一眼レフの方ですよね!♡』

(返事きたああ)

写真をGoogleドライブで送ると──

『わあああ♡♡♡ すっごく綺麗♡♡ 光の使い方めちゃくちゃ上手ですね! プロですか??』

『全然プロじゃないです! 美波さんの衣装のクオリティが高いから撮り甲斐がありました』

『衣装褒められるのが一番嬉しいんです♡♡ 三ヶ月かけて作ったので♡』

そこから、話が止まらなくなった。

その日以来、DMは毎日続いた。

好きなアニメの話、衣装制作の裏話、撮影テクニック。それが徐々に日常の話に変わっていった。

美波は同い年の大学三年で、服飾系の学科。なるほど、衣装のクオリティが異常なわけだ。

いつの間にか「れん君」「美波」と呼ぶようになっていた。

DMの時間は、一日の中で一番楽しい時間になった。

コミケから三週間後。美波からDMが来た。

『新しい衣装が完成するの♡ れん君に撮ってもらえないかな?♡』

『もちろん! 俺で良ければ全然!』

『やった♡♡♡ 土曜日、スタジオ借りてあるから♡♡』

(美波と二人で撮影会……?)

その夜、なかなか寝付けなかった。

土曜日。都内のレンタルスタジオ。

約束の十分前に到着して機材をセッティングしていると、ドアが開いた。

「れん君! おはよ♡」

白いワンピースにカーディガン。ナチュラルメイクの美波が入ってきた。

──私服でもめちゃくちゃ美人だった。

「今日の衣装は?」

「じゃーん♡」

キャリーケースを開けると、『FGO』のマシュの衣装。紫と白の戦闘服に大きな盾。

「盾はスタイロフォームとウレタンで作ったの♡ 塗装はエアブラシ♡」

「やばすぎる……」

美波が着替えて出てきた瞬間、言葉を失った。完璧。マシュそのもの。

そして──衣装のデザイン上、胸元が大きく開いている。谷間がもろに見えている。

二時間撮影して、休憩中に写真を二人でチェックした。

「れん君って本当に詳しいね♡ かっこいい♡」

(かっこいい、って……)

心臓に効いた。

撮影後──

「また撮影してくれる?♡ 定期的に♡」

「もちろん。いつでも言ってよ」

「じゃあ、れん君は私の専属カメラマンね♡」

それから一ヶ月、何度も撮影会をした。毎回距離が近くなる。

ポーズの指示を出すとき自然と体に触れる。髪を直す。美波はいつも嬉しそうに笑った。

DMも一日中途切れなくなっていた。朝「おはよ♡」、夜「おやすみ♡」。

これは友達の距離じゃない。わかってる。でも──フォロワー三万のコスプレイヤーに、俺みたいなオタクが告白なんて分不相応だ。

そんなとき、美波からDMが来た。

『新しい衣装できたの♡ 今回はスタジオじゃなくて……うちで撮ってもいいかな?♡ 背景自作したんだ♡』

うち。美波の家。二人きり。

『い、いいよ。全然大丈夫』

土曜日。美波のワンルームマンション。

「いらっしゃい♡」

部屋着のTシャツにショートパンツ。Tシャツの下で胸が大きく揺れた。

(ブラ……してない?)

部屋の一角に、自作の和風背景パネル。襖を模した本格的な造り。

「今日の衣装は?」

美波が取り出したのは──『FGO』の清少納言のコスプレ。紫とピンクの着物風衣装。

「着替えてくるね♡」

着替えスペースのカーテンの向こうから──

「れん君、手伝って♡ 帯が一人じゃ結べなくて……♡」

帯を押さえる。美波の腰に手が触れる。細い腰。でも柔らかい。体温が伝わってくる。

「ぎゅっと引っ張って♡」

帯を締めると、きゅっと胸が強調された。着物の合わせ目からふくよかな谷間が覗く。

「……どう?♡ 似合ってる?♡」

「……めちゃくちゃ似合ってる」

声が掠れた。

撮影中。扇子を持つ美波。着物の裾から覗く白い脚。理性が削られていく。

「ねえれん君♡ セクシーなポーズ撮ってみたい♡」

美波が着物の襟を少し崩した。白い肩がむき出しになる。

「もうちょっと際どくてもいい?♡」

さらに襟を崩す。胸の上の方まで。布一枚で辛うじて隠している状態。

空気が変わった。

「れん君♡ カメラ、一回止めて♡」

美波がゆっくり近づいてきた。

「れん君といると、すごく楽しい♡ 最初はカメラマンとして好きだったの♡ でもね──」

瞳が潤んでいた。

「今は、れん君のことが好き♡ 男の人として♡」

「美波」

「コミケで初めて撮ってもらったとき、この人いいなって──」

「俺も、美波のことが好きだ」

「ずっと好きだった。でも俺みたいなオタクが──」

「やだ♡ 私もオタクだよ♡ コスプレイヤーだよ♡」

美波が泣きながら笑って、俺の胸に飛び込んできた。

着物の合わせ目が緩んで、胸元がはだけかけている。

「好き♡ 大好き♡ れん君♡♡」

「……俺も好きだよ、美波」

見つめ合って──自然と、顔が近づいた。

ちゅ♡

唇が重なった。柔らかい。甘い。

「ん……♡」

美波が目を閉じて首に腕を回した。もっと深く、舌を絡ませる。

「んっ♡ れん君……ちゅるっ♡♡」

キスしながら背中に手を回す。帯越しの細い腰。胸元だけが柔らかく、ずっしりと俺に押し付けられている。

「ん……はぁっ♡ れん君……♡」

唇を離すと、着物がさらにはだけて白い胸の上半分が見えていた。

「……続き、してほしい♡」

「いいの?」

「うん♡ れん君になら……♡」

ベッドに導いた。着物姿の美波が座る。

「衣装、脱がすよ」

「せっかくだから、れん君が脱がして♡」

帯に手をかけた。さっき自分で結んだばかりの帯。

するするとほどけて、ぱさ、と落ちる。着物の合わせが一気に緩む。

左の襟を肩からずらして、右も。着物が落ちて腰で止まった。

薄い紫のブラジャー。そしてブラに収まりきらないほどの、豊満な胸。

「恥ずかしい……♡」

「……すごい」

「コスプレのときはサポーターで抑えてるの……本当はこんな感じ♡」

着物を完全に脱がすと、紫のブラとショーツのセット。おしゃれなランジェリー。

「……今日のために選んだの♡ ……ばれた?♡」

「ばれた」

「えへへ♡♡」

ブラのホックに手をかけた。パチ、と外す。

ぷるんっ♡

解放された胸が揺れた。大きい。白い。形が綺麗。薄ピンクの先端がもう尖っている。

「Fカップか……」

「なんでサイズ気にするの♡」

両手で包み込んだ。

ふにゅ♡

「あっ♡」

ゆっくり揉む。下から持ち上げるように。指の間からむにっと溢れる。

むにゅ♡ むにゅ♡

「んっ♡ れん君っ……やぁっ♡」

親指で先端をくりっと弾いた。

「ひゃっ♡♡」

舌を伸ばして左の先端を口に含む。

ちゅ♡

「あぁっ♡♡ 吸っちゃだめっ♡♡」

ちゅうっ、と吸いながら舌先でころころ転がす。右手で反対の胸を揉みしだく。

「んああっ♡♡ 両方はっ……反則っ……♡♡」

交互に吸って、舐めて、揉んで。美波の体がどんどん熱くなっていく。

「はぁっ♡ はぁっ♡ 私も、れん君に気持ちよくしたい……♡」

美波がそっと俺を押して立たせた。ベッドに座ったまま──ベルトに手を伸ばす。

「……させて♡」

ベルトを外し、ジッパーを下ろす。パンツを下ろすと、ぶるんっと跳ね上がった。

「おっきい……♡ こんなに……♡」

美波が両手で握った。衣装を縫うために器用な、柔らかい指。

「こう?♡ 気持ちいい?♡」

「っ……うん、いい……」

「もっと気持ちよくしてあげる♡」

美波が胸をぐっと寄せて──

ふにゅっ♡

谷間に挟み込んだ。

「っ!」

Fカップの胸がむにゅむにゅと包み込んでいる。両手で押さえながら上下に動かし始めた。

むにゅっ♡ むにゅっ♡ むにゅっ♡

「先っぽ出てくるの可愛い♡」

谷間から顔を出す先端に、ちゅっとキスをした。

「っ!!」

「ん♡ ちゅ♡ れろっ♡♡」

胸で挟みながら、上に出てくるたびに舌先でぺろぺろと舐める。

むにゅむにゅ♡ ちゅる♡ れろれろ♡

「やべっ……美波……」

「気持ちいい?♡ もっとする♡♡」

胸の動きを速めた。

むにゅっむにゅっむにゅっ♡♡

唾液で濡れた幹を柔らかい胸肉が擦り上げる。先端が出てくるたびにぱくっと口に含む。

「んぷっ♡ じゅるっ♡ ちゅぷちゅぷ♡♡ おいしい♡♡」

上目遣いの潤んだ瞳。唾液で光る唇。谷間に挟まれた俺の──

全部が限界だった。

「美波っ……もう限界……っ」

「出ちゃうの?♡」

「これ以上されたら中に出したくなる」

美波が口と胸を離した。唾液が糸を引く。

「……中がいい♡」

「え」

「れん君の……中に、ほしい♡♡」

「ゴムは──」

「大丈夫♡ 安全な日だから……生で、して♡」

美波を仰向けに寝かせた。ショーツをゆっくり脱がす。

くちゅ……

蜜が糸を引いた。

「見ないで……♡♡」

「無理。見る」

とろとろに濡れたピンク色の花びら。白い太ももの間で、秘所がぱくぱくと求めている。

「入れるよ」

「うん♡ お願い……れん君♡」

美波が両腕を広げた。覆いかぶさって、先端を入り口に当てる。

ぬちゅ……

ゆっくりと腰を押し進めた。

ずぷ……ずぷぷ……♡

「あぁっ……♡♡ 入ってくるぅ……♡♡」

きつい。熱い。きゅうきゅうと締め付けながら奥に引き込んでくる。

「おっきいよぉ……♡♡」

ずぷん……♡

根元まで。美波の奥に先端がこつんと当たる。

「ひぁっ♡♡ 奥まで……♡♡ お腹の中にれん君がいる……♡♡」

美波が背中にしがみついた。ゆっくり腰を引いて──

ずちゅっ♡

押し込む。

ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡

「あっ♡あっ♡あっ♡♡ 気持ちいいっ♡♡」

ぱんっぱんっぱんっ♡♡

リズミカルに打ちつける。肌がぶつかる音。蜜が弾ける音。甘い声。

「やばっ♡ なにこれっ♡ きもちいすぎっ♡♡」

美波の大きな胸が突くたびにぷるんぷるんと揺れる。

「美波っ……中やばい……吸い付いてくる……」

「れん君のがっ♡ おっきくてっ♡ 中ぐちゃぐちゃにされてるっ♡♡」

ずちゅっずちゅっずちゅっ♡♡♡

ぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡

「好きっ♡ れん君好きっ♡♡」

「俺も好きだ美波……っ」

「もっとっ♡ 奥ぐちゃぐちゃにしてっ♡♡♡」

腰の動きを速めた。

ぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡

「そこっ♡ 奥のそこっ♡ 当たるっ♡♡♡」

子宮口を先端でこつこつと突く。美波がびくびく震え始めた。

「イくっ♡ きちゃうっ♡ れん君っ♡♡♡」

「俺も……っ」

「いっしょにっ♡ いっしょにイきたいっ♡♡♡」

「出す……中にっ……!」

「出してっ♡♡ いっぱい出してっ♡♡♡」

ずちゅんっ♡♡♡

一番奥まで突き込んで──

「あああああっ♡♡♡♡ イくぅっ♡♡♡♡」

びくんびくんっ♡♡♡

美波の体が弓なりに反って、中がきゅうぅっと締め付けた。

どくっ、どくっ、どくっ♡♡♡

「あっ♡♡ 中にっ♡ あついのっ♡ いっぱい来てるぅ♡♡♡♡」

どくどくどく♡♡♡

美波の一番奥に全部注ぎ込んだ。

「はぁっ……はぁっ……♡♡」

繋がったまま、ぎゅっと抱き合った。

「すごかった……♡♡ れん君……♡」

「美波……最高だった……」

「中、あったかい♡♡ れん君のでいっぱい……♡♡」

ちゅ♡ と唇にキスをした。

「……ねえ、れん君♡」

しばらく抱き合ったあと、美波がもじもじしながら言った。

「……もう一回、したい♡」

「え?」

「まだ足りないの♡♡」

くるりとうつ伏せになって、お尻をこっちに向け、腰を持ち上げた。

「……後ろから、して♡」

白い丸いお尻。さっき出した白い液がとろりと垂れている。ピンクの花びらがぱくぱくと開閉している。

「お願い♡ めちゃくちゃにして♡♡」

再び硬くなったのを、後ろから宛てがった。

ずぷんっ♡

「ひぁああっ♡♡♡ 一気にっ♡♡♡」

中がぬるぬるで根元まで一気に入った。

「奥っ♡ さっきより奥に当たってるっ♡♡♡」

ぱんっ♡

「あっ♡♡」

ぱんっぱんっぱんっ♡♡♡

「やばいっ♡ 後ろからやばいっ♡♡♡」

お尻がぷるんぷるんと波打つ。白い肌がピンク色に染まっていく。

ぱんぱんぱん♡♡♡

「中ぐちゃぐちゃだよぉっ♡♡♡」

ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ♡♡♡

精液と愛液が混ざってすごい音。白い泡が繋ぎ目から溢れてくる。

美波の腰を両手でがっちり掴んで、さらに激しく。

ぱんぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡♡

「そこそこそこっ♡♡♡ 奥のいいとこっ♡♡♡♡」

美波の胸が腕の下でぶるんぶるん揺れている。背中が反って、お尻がさらに突き出される。

「イくっ♡ もうイっちゃうっ♡♡ 中にっ♡♡♡」

「出す……美波っ……!」

「いっぱいいっぱい出してぇっ♡♡♡♡」

ずちゅんっ♡♡♡♡

「ああああっ♡♡♡♡♡ イくぅっ♡♡♡♡♡」

びくんびくんびくんっ♡♡♡♡

中が狂ったように締め付けてきた。

どくっ、どくっ、どくっ、どくっ♡♡♡♡

「またっ♡ あついのっ♡ お腹の中あっついっ♡♡♡♡♡」

どくどくどくどく♡♡♡♡

二発目を一番奥に全部出した。

美波がそのままベッドに崩れ落ちる。俺も一緒に倒れ込む。

繋がったまま、横向きにぎゅっと抱き合った。

「……すごい……♡♡ 中いっぱい……♡♡ れん君ので溢れてるぅ……♡♡♡」

「美波が気持ちよすぎるんだよ……」

「もう……れん君のえっち♡♡」

「美波もな」

「えへへ……♡♡♡」

窓の外の空がオレンジ色に染まっている。

美波が俺の胸に頬をくっつけて、幸せそうに目を細めた。

「付き合って、くれる?♡ ちゃんとした彼女として♡」

「それはこっちのセリフだろ。俺みたいなオタクでいいのかよ」

「だから♡ 私もオタクだってば♡」

美波が鼻にちゅっとキスをした。

「ねえ、冬コミでサークル参加するの♡ れん君の写真でコスプレ写真集作るの♡」

「マジ? 俺の写真で?」

「だって、れん君の写真が一番好きだもん♡♡ ──あとね♡ カップル合わせしたいんだ♡」

「カップル合わせ?」

「ペアのコスプレだよ♡ れん君にも衣装作ってあげる♡ キリトとアスナで♡」

「俺がキリト?」

「夏コミで私がアスナやったでしょ♡ あのとき撮ってくれたのがれん君で♡ 運命だと思わない?♡♡」

正直、コスプレなんてしたことない。

でも、美波がこんなに嬉しそうに言ってくれるなら──

「……わかった。やるよ」

「やった♡♡♡♡」

美波が飛びついてきた。

ぎゅっと抱きしめる。柔らかくて、あったかくて、いい匂い。

「次のコミケも一緒にね♡」

美波がそう言って、俺の唇にキスをした。

ちゅ♡

──夏コミで出会った、最高の美人コスプレイヤー。

衣装を作る才能も、笑顔も、全部が眩しくて。

オタクで良かったと、生まれて初めて心の底から思った。

(了)


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