社会人4年目、26歳。地方都市で小さなカフェを一人で切り盛りしている。
名前は桐谷遥斗(きりたに はると)。
大学卒業後すぐ、地元の商店街に「Komorebi」というカフェを開いた。自家焙煎のコーヒーとこだわりのスイーツで、少しずつ評判になってきた。
ただし恋愛方面は完全に不毛地帯。毎日朝5時起きで仕込み、夜9時閉店。出会いなんてあるわけがない。
そんな俺のもとに、ある日一本の電話。
「FBS福岡放送の『夕方いちばん!』ディレクターの山下と申しますが——」
若きオーナーが営むカフェ特集で、うちを取材したいらしい。
「水曜日なら大丈夫です」
(テレビかぁ……どんな人が来るんだろ)
軽い気持ちだった。この時は。
水曜の朝9時半。店の外に白いバンが止まった。
「おはようございます♡ FBS福岡放送の篠宮彩音です♡ 今日はよろしくお願いしますっ♡♡」
——心臓が止まった。
バンから降りてきたのは、テレビの向こう側にしか存在しないような美人だった。
ふわっとした黒髪のセミロング。くりっとした二重の大きな目。すっと通った鼻筋。ぷっくりした唇にコーラルピンクのリップ。
白いブラウスの胸元が明らかにふっくら。ボタンの隙間から覗く鎖骨、その下の膨らみ。華奢な肩幅に対して主張するDカップがブラウスのシルエットを押し広げている。
だけど何より——笑顔。太陽みたいに眩しい。笑うと頬にうっすらえくぼ。
「桐谷さんですか?♡ SNS見て、ラテアートがすごいって聞いて♡♡ 楽しみにしてたんです♡♡♡」
「あ、は、はい……よろしくお願いします」
完全に挙動不審だった。
カメラが回る。ドリッパーにお湯を注ぐ。蒸らし30秒。「の」の字を描くように——
篠宮さんの視線を感じて手が震える。
「すごい♡♡ お湯の注ぎ方がこんなに繊細なんですね♡♡」
カウンター越しに身を乗り出す篠宮さん。ブラウスの胸元が——
(見るな見るな見るな)
ラテを一杯淹れた。得意のハートのラテアート。
篠宮さんがそっと口をつけて——
「……っ♡♡♡♡ 美味しいっ♡♡♡♡ 今まで飲んだラテで一番♡♡♡♡♡」
ぱぁっと輝く笑顔。その瞬間、何かが確定した。
(——この人のためにコーヒーを淹れ続けたい)
自家製チーズケーキも出した。
「んんっ♡♡♡♡ 濃厚なのにふわっふわ♡♡♡♡ 幸せ♡♡♡♡♡」
食レポがプロ。だけど大げさじゃなくて、本当に美味しそうに食べてくれる。
インタビューでは真剣な表情で俺の話を引き出してくれた。美人でキラキラしてるだけじゃない。仕事に真摯な人だ。
2時間で撮影終了。
「放送は来週の木曜です♡ ぜひ見てくださいね♡♡♡」
車が去っていく。空っぽの店に一人。篠宮さんの笑顔が脳裏から離れない。
放送翌日から店は大忙し。売上は普段の3倍。
その金曜の夜、知らない番号から電話が来た。
「桐谷さん?♡ 篠宮です♡♡ スタッフで打ち上げするんですけど、よかったら来ませんか?♡♡♡」
「行きます」
即答。もう少し迷うフリをしろよ。
翌日の土曜。天神の居酒屋の個室。ディレクター、カメラマン、AD——そして篠宮さん。
私服だった。オフショルダーのラベンダー色ニットワンピース。鎖骨がむき出し。ニットがDカップの形をくっきり拾って——
(私服の破壊力、段違い)
時間が経つにつれて隣同士に。ほろ酔いの篠宮さん。頬がピンク、目がとろん。
「桐谷さん♡ 私テレビだと堂々として見えるけど♡♡ 普段はポンコツなんですよ♡♡♡」
「全然ポンコツに見えないです。テレビもかっこいいし、こうやって話してる篠宮さんも——可愛いなって」
口が滑った。
「——♡♡♡♡♡♡♡♡ すっごく嬉しいです♡♡♡♡♡♡」
帰り道、二人で歩いた。
「LINE交換していいですか?♡♡♡♡」
「もちろんです」
「やったぁ♡♡♡♡♡ あと——彩音でいいですよ♡♡♡♡ 距離感じちゃうので♡♡♡」
「……じゃあ彩音さん。俺のことも遥斗で」
「遥斗さん♡♡♡♡♡♡♡♡ えへへ♡♡♡♡ またLINEしますね♡♡♡♡♡」
LINEは毎日続いた。朝の「おはよう♡」から夜の「おやすみ♡♡♡」まで。
一週間後、閉店後の店に彩音さんを招いた。新作タルトの試食という名目で。
白のレースブラウスにデニムのミニスカート。白い脚が眩しい。
夕暮れの光がステンドグラスを通してテーブルに色を落とす。二人だけの空間。
タルトを食べた彩音さんがぱぁっと輝いた。
「なにこれ♡♡♡♡♡ 幸せの味♡♡♡♡♡♡♡♡」
「彩音さんの笑顔が見たくて作った」
——また口が滑った。いや、もう止まらなかった。
「取材の日からずっと思ってた。ラテを飲んで笑ってくれたとき、この人のために淹れたいって。LINEが来るたびに嬉しくて——俺、彩音さんのことが好きです。付き合ってください」
「——ずるい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ぽろっと涙がこぼれた。
「私も♡♡♡♡ 取材の日から好きだったのに♡♡♡♡♡ 遥斗さんがコーヒー淹れてる手が綺麗で♡♡♡♡♡ 打ち上げの帰りに離れたくなくて♡♡♡♡♡♡」
泣き笑いで、俺の手をそっと握った。
「よろしくお願いします♡♡♡♡♡♡♡♡」
付き合って2週間。4回目のデートで、彩音さんのマンションに招かれた。
「手料理食べてもらいたくて♡♡♡ もつ鍋作ったの♡♡♡♡」
1LDK。白基調のインテリア。もつ鍋は優しい味がした。
食後、ソファに並んで座った。隣の彩音さんの存在感。キャミソール越しの鎖骨。シャンプーの匂い。
「遥斗さん♡ ……キスして♡♡♡♡」
頬に手を添えた。近づく。吐息の距離。
ちゅっ♡
柔らかくて温かい。一度離して、また重ねる。
ちゅっ♡ ちゅうっ♡♡
舌が触れ合った。おずおずと絡みつく彩音さんの舌。
ちゅる♡ れろっ♡ ちゅっ♡♡
「ん♡♡♡ んんっ♡♡♡♡」
何度も角度を変えて、深く。
ぷはっ。唾液の糸がきらりと光った。
「はぁっ♡♡♡♡ 遥斗さんのキス好き♡♡♡♡♡♡♡」
キスしながら腰に手を回すと、彩音さんの胸が押し付けられた。
むにゅっ♡
「ぁ♡♡♡ ……触っていい?♡♡♡♡」
——と聞いたら彩音さんの方が言った。
「え?」
「あ♡♡ 違っ♡♡ ——触ってほしいって意味♡♡♡♡♡♡」
カーディガンを外してキャミソール一枚に。キャミソールの上から両手で包み込んだ。
むにゅっ♡♡
「ひゃっ♡♡♡♡」
柔らかい。手のひらに収まりきらないDカップ。
むにゅ♡ ふにゅっ♡♡
「あっ♡ んっ♡♡ 遥斗さんっ♡♡♡♡」
キャミソールを脱がせて、ブラのホックを外した。
ふるんっ♡♡♡
形の綺麗なまん丸のDカップ。乳首は淡いピンク色。
「綺麗……」
「恥ずかしいってば♡♡♡♡♡♡」
揉みしだく。乳首を親指でくるくる。
こりっ♡
「ひゃんっ♡♡♡♡ そこ弱いっ♡♡♡♡♡」
口に含んだ。
ぱくっ♡ ちゅうっ♡♡
「ひぁっ♡♡♡♡♡♡ 吸わないでぇっ♡♡♡♡♡♡」
舌先で転がしながら反対側は指で弄る。
れろっ♡ ちゅうっ♡♡ くりくり♡♡♡
「あっ♡ やぁっ♡♡ 両方同時♡♡♡♡ 気持ちいい♡♡♡♡♡♡」
彩音さんが俺の手を引いた。
「——寝室行こ♡♡♡♡♡♡」
ベッドに横たわる彩音さん。スカートをゆっくり下ろすと、淡いピンクのレースショーツ。真ん中にうっすら染み。
「見ないでぇ♡♡♡♡ 濡れちゃってるの恥ずかしい♡♡♡♡♡♡」
ショーツを下ろした。繊細で綺麗な薄ピンク色。蜜がとろり。
太ももの間に顔を埋めた。
ちゅっ♡
「ひゃっ♡♡♡♡」
花びらの外側をそっと舐めた。
れろっ♡
「あっ♡♡ 遥斗さんっ♡♡♡♡」
割れ目を上から下へなぞる。一番敏感な突起を舌先でちろちろ。
ちろちろ♡ れろれろ♡♡
「ひぁっ♡♡♡♡♡♡ だめっ♡♡♡ そこ直接はっ♡♡♡♡♡♡」
舌を中に差し込んだ。
ずちゅっ♡
「あぁっ♡♡♡♡♡♡ 舌入ってきてるっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
中をこねくり回しながら親指でクリをくるくる。
ぐちゅ♡ くりくり♡♡
「あっ♡ あっ♡♡ 遥斗さん上手すぎっ♡♡♡♡♡♡」
ちゅうっ♡♡♡ 吸い上げた。
「ひぁあっ♡♡♡♡♡♡♡♡ ——もうっ♡♡♡♡ イっちゃうっ♡♡♡♡♡♡ ——ッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくんっ!!! 弓なりに反った。
「はぁっ♡♡♡♡ ……イっちゃった♡♡♡♡♡♡♡♡」
涙目の彩音さん。
「遥斗さんのばかっ♡♡♡♡ 気持ちよすぎ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「次は私の番♡♡♡♡」
彩音さんが起き上がって、俺のベルトに手をかけた。
下着を下ろされた瞬間——
「おっきい♡♡♡♡♡♡」
細い指でそっと握って、上下に動かす。
しゅっ♡ しゅっ♡♡
先端にちゅっとキス。舌先でくるくる、裏筋をれろっと舐め上げる。
れろっ♡ ちゅっ♡ れろれろっ♡♡
ぱくっ♡ 咥え込まれた。
ちゅぱっ♡ ちゅぱっ♡♡ じゅるっ♡♡♡
黒髪がさらさら揺れて、上目遣いでこっちを見る。頬をきゅっと窄めて吸い上げる。
ちゅうぅっ♡♡♡
「彩音さん、すごい……」
Dカップの胸を寄せて竿を挟んだ。
むにゅ♡♡♡
「えへへ♡♡ 胸大きいのこういうとき役に立つでしょ♡♡♡♡」
ふにゅふにゅ♡♡ 谷間で挟みながら先端をちゅぱちゅぱ♡♡♡
「やばい……気持ちよすぎ……」
「もっと気持ちよくしてあげる♡♡♡♡♡♡」
ちゅぱちゅぱ♡♡ むにゅむにゅ♡♡♡
「くっ……そろそろ限界——」
ちゅぽんっ♡ 口を離した。唾液の糸。
彩音さんが仰向けになった。潤んだ目。
「遥斗さん♡♡♡♡ 来て♡♡♡♡♡♡ ずっとこうしたかった♡♡♡♡♡♡♡♡」
覆いかぶさった。黒髪がシーツに広がる。頬は桜色。
テレビの画面越しに見ていた美人アナウンサーが、いま俺の下にいる。
「キスして♡♡♡♡」
深いキス。脚の間に体を収めた。先端が花びらに触れる。蜜がぬるっと絡む。
「入れるよ」
「うん♡♡♡♡ ゆっくりね♡♡♡♡♡♡」
ずぷっ♡
「あっ♡♡♡♡♡♡」
少しずつ奥へ。根元まで。
「はぁっ♡♡♡♡♡♡ いっぱい♡♡♡♡ 奥まで届いてるっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
両腕が首に回る。両脚が腰に絡む。Dカップが胸板にむにゅっと密着。
ずちゅっ♡ ぱんっ♡ ずちゅっ♡ ぱんっ♡♡
「あっ♡ あっ♡ 気持ちいい♡♡♡♡ 遥斗さんっ♡♡♡♡♡♡」
揺れるDカップを片手で掴んだ。
むにゅっ♡♡
「ひゃっ♡♡♡♡ 動きながら触らないで♡♡♡♡ 気持ちよすぎっ♡♡♡♡♡♡」
角度を変えて奥の一番いいところを突く。
ずぷんっ♡♡
「ひぁあっ♡♡♡♡♡♡♡♡ そこぉっ♡♡♡♡♡♡ そこすごいっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ぱんぱんぱんっ♡♡
「あっ♡ あっ♡ 好きっ♡♡♡♡ 好きぃっ♡♡♡♡♡♡」
「俺も好きだ、彩音」
呼び捨てにした瞬間、びくんと震えた。
「呼び捨て♡♡♡♡ もっと呼んで♡♡♡♡♡♡♡♡」
「彩音、彩音——」
ぱんぱんぱんぱんっ!!
「イきそっ♡♡♡♡ イっちゃうっ♡♡♡♡♡♡ 一緒にイきたいっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「中に出して♡♡♡♡♡♡ 全部中にっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ぱんぱんぱんぱんぱんっ!!!
「イくっ♡♡♡♡♡♡ イくぅっ♡♡♡♡♡♡♡♡ ——ッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくんっ!!! 中が嵐のように痙攣。
「出る——っ!」
どくっ、どくっ、どくっ、どくっ。一番奥に全部注ぎ込んだ。
「あぁああっ♡♡♡♡♡♡♡♡ 熱いっ♡♡♡♡♡♡ 中にいっぱい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくびくびくっ。搾り取るようにぎゅうぎゅう締まる。
「はぁっ♡♡♡♡♡♡ すごかった♡♡♡♡♡♡♡♡ 中あったかい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
汗ばんだ肌と肌。心臓の音が重なる。
繋がったまま抱き合っていた。——また硬くなった。
「あ♡♡ また大きくなってる♡♡♡♡♡♡」
「彩音が可愛すぎるのが悪い」
「私のせいにしないで♡♡♡♡」
——と言いながらきゅうっと中を締めてきた。確信犯。
「もう一回、していい?」
「したい♡♡♡♡♡♡ もっとしたいっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
四つん這いにした。白い背中、くびれ、丸いお尻。太ももの内側にさっきの分がとろり。
「出てきちゃってる♡♡♡♡ 見ないでぇ♡♡♡♡♡♡♡♡」
ずぷぷっ♡♡
一気に奥まで。
「あぁっ♡♡♡♡♡♡ さっきより深いっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
さっきの分がローション代わり。
ずちゅっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡♡
「あっ♡ バックすごいっ♡♡♡♡ 奥まで届いちゃうっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
垂れ下がるDカップを下から掴んだ。
むにゅんっ♡♡♡
「ひゃっ♡♡♡♡♡♡ 胸揉みながらはずるいっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ぱんぱんぱんっ♡♡ むにゅむにゅ♡♡♡ ぐちゅぐちゅ♡♡♡♡
「あぁああっ♡♡♡♡♡♡♡♡ 全部同時♡♡♡♡♡♡ もうダメぇっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
最奥をどんっと突いた。
「ひぁぁああっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 一番奥っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「イけ、彩音」
「イくっ♡♡♡♡♡♡ イくイクイクっ♡♡♡♡♡♡♡♡ ——ッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくんびくんっ!!! 中がぎゅうぎゅう絞り上げてくる。
「俺も——っ!」
どくっ、どくっ、どくっ、どくっ、どくっ。
二度目。奥の奥に全部注ぎ込んだ。
「あぁあああっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ また中にぃっ♡♡♡♡♡♡♡♡ 熱いのいっぱいっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
びくびくびくっ。彩音が崩れ落ちた。
覆いかぶさって背中に唇を落とした。
「だいすき♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「俺も。世界一好き」
シャワーを一緒に浴びた。俺のシャツを借りた彩音。ぶかぶかの裾から白い太もも。胸のところだけぱつぱつ。
ベッドに戻って並んで横になった。
「ねぇ遥斗さん♡♡ ……私ね、取材の日カメラ回ってないとこで遥斗さんのこと見てたの♡♡♡♡」
「え?」
「コーヒー淹れてる横顔が真剣で♡♡ 手が綺麗で♡♡♡♡ ——この人いいなって♡♡♡♡♡♡ だから打ち上げに誘ったのもLINE聞いたのも全部私から♡♡♡♡♡♡♡♡」
「……彩音からだったんだ」
「遥斗さん全然来てくれないんだもん♡♡♡♡♡♡」
ぷぅっと頬を膨らませる。可愛すぎる。
「ごめん。美人すぎて高嶺の花だと思ってた」
「ないないない♡♡♡♡♡♡」
笑いながら俺の胸に顔を埋めた彩音が、くるっとこちらを向いた。大きな目。眩しい笑顔。えくぼ。
「次の取材も♡♡♡♡♡♡♡♡ あなたのお店に来ていい?♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「何回でも来てよ。取材じゃなくてもいつでも」
「じゃあ毎日行く♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「看板娘だな」
「もう♡♡♡♡♡♡ ……でも遥斗さんのラテ♡♡♡♡ 世界で一番美味しいから♡♡♡♡♡♡♡♡ 毎日飲みたいのはほんと♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
俺はこの笑顔に一目惚れした。テレビの画面の中じゃなく、俺だけに向けてくれる太陽みたいな笑顔に。
「彩音」
「なに?♡♡♡♡♡♡」
「明日の朝、一番美味しいラテ淹れてやるよ」
「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ ——約束ね♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
彩音がぎゅっとしがみついてきた。
博多の夜。マンションの窓から街の灯りが見える。
地方局の美人アナウンサーは——俺のカフェの、世界一可愛い常連になった。