旅先・リゾート
天気図なら誰より正確に読めるのに空を見上げても何も感じなくなっていた気象予報士の僕が、真冬のオホーツク海へひとり逃げ、流氷の上へ客を導く同い年の流氷ガイドに氷の“声”の聞き方を教わるうちに惹かれ、流氷がひと晩で沖へ去った朝に浜の番屋で結ばれた話
明日の空なら数字で言い当てられるのに、窓の外の空を見上げても、何も感じなくなっていた。逃げるように乗った真冬のオホーツク特急。凍った海の上で客を導いていた流氷ガイドの凪さんは、「氷は、耳で読むんですよ」と言って、僕の手を取った——。
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旅先・リゾート
明日の空なら数字で言い当てられるのに、窓の外の空を見上げても、何も感じなくなっていた。逃げるように乗った真冬のオホーツク特急。凍った海の上で客を導いていた流氷ガイドの凪さんは、「氷は、耳で読むんですよ」と言って、僕の手を取った——。