#グライダー

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  1. 大学・学園

    数字と安全ばかり計算して、何ひとつ手放せないまま生きてきた僕が、なんとなく入った大学のグライダー部。そこには、卒業すればもう二度と空には乗れないと知りながら、誰より早く滑空場に立つ四年の天野先輩がいた。風を読んで機体を空へ手放す感覚を教わるうちに惹かれ、夏合宿の最終日、夕凪の滑空場で、いつも凪いでいた先輩の声が、はじめてほどけた。