#観測小屋

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  1. 大学・学園

    サークルにもバイト先にもなじめず、二年の冬を持て余していた僕は、古い校舎の屋上でひとり望遠鏡を覗く先輩を見つけた。そこは部員がもう一人もいない、廃部寸前の天文部だった。無口で、星の話のときだけ饒舌になる四年の真壁先輩。彼女が卒業でこの部がなくなると知った僕は、最後の観測会を提案する。ふたご座流星群の夜、雪の山頂の観測小屋で、僕らは——。