旅先・リゾート
燃え尽きて味がわからなくなった料理人が、長崎発の夜行フェリーで五島列島へ逃げ込んだら、デッキで夜明けを待っていたのが海水から塩を炊く女性で、初夏の釜屋の夜に結ばれた話
ある朝、自分の作ったスープの味が、何もわからなくなった。料理人として終わったと思った俺は、行き先も決めずに長崎港から夜行フェリーに乗った。デッキで夜明けを待っていた汐里さんは、五島の浜で海水から塩を炊く職人だった——。
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旅先・リゾート
ある朝、自分の作ったスープの味が、何もわからなくなった。料理人として終わったと思った俺は、行き先も決めずに長崎港から夜行フェリーに乗った。デッキで夜明けを待っていた汐里さんは、五島の浜で海水から塩を炊く職人だった——。