#木工

2件の記事

  1. 同居・シェアハウス

    校閲の仕事に擦り切れて、古い一軒家のシェアハウスへ逃げ込んだ私。眠れない夜にたどり着いた土間の工房で、毎晩ひとり木を削っていたのは、無口で不器用な家具職人の朔さんだった。鉋の音と木屑の匂いの中で、強張った私の心は少しずつほどけていって——。

  2. 同居・シェアハウス

    築六十年の家を改装した海辺のシェアハウス。一階の土間にこもって家具を直す無口な同居人・律さんに、私は祖母の形見の壊れた椅子を預けた。梅雨の長雨が続くあいだ、木屑の匂いのする作業場で、少しずつ距離が縮まって——。